「もしも高校野球のマネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海
いつ本屋に行っても売れ続けていて、
図書館でも予約数は1位。待ってたら1年待ちかも…という、
超人気本を手にとる。
すべてうまく行き過ぎな感じだったが、
すらすらと読めてしまう、「マネジメント」の解説本。
小説、とあとがきには書いてあるが、小説ではないと私は思う。
企業研修の講師をしていたとき、
勉強会に参加すると、ずーっとこんな話してたなぁと思い出す。
あの時にこの本があったら、
もっと若い世代から共感を得られたかも。。
20代だった私には
「企業において、仕事には性格が合うとか合わないとか、
そりが合うとか合わないとか、
ノリが違うとか同じとか、そういった感情は一切、関係ない。」
ということに、ものすごい衝撃を受けた。
好きか嫌いか苦手か得意かで
人と付き合ってきた私は
自ら世界を狭くしてたなぁと思わせる一撃だった。
さて、「もしドラ」へ戻って。
大変、わかりやすい。
だが、ここにも秋元康が絡んでいたか…
てか、黒幕かよ。
あとがきで、わさわざAKBをモデルにしたなどと書くことによって、
本の企画の段階で、すでに映像の計画あり、だし
ほかでは使えませんし。
秋元康、恐るべしマネジメント力