球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

時間泥棒の討伐

2005-06-08 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)

※”ドメイン”がわからない人は容赦なくつまらない日記であることを保証します。

”このワークステーションとプライマリ ドメインとの信頼関係に失敗しました”
という検索ワードが大人気のようです。

今なお多くの人がネットワーク環境構築に苦心している模様で、大いに共感します。
さて、今回はそういう人のために私が室内ネットワーク環境構築をひとまず終えるまでの過程についてお話します。

但し、ここで強調したい点は、あくまで
”sambaをドメインコントローラ(まあ、ドメインの所在地)とし、
WindowsXPのマシンをクライアントとしてXPマシンのドメイン参加をする”ためのことを書いていることです。
その過程で、各XPマシンにIPアドレスの割振りもしています。
さらに、既存のものに新たなマシンを追加するという考え方のためsmb.confの設定については触れません。
また、OSが異なると役に立ちません。
ここまで状況が限定されていて、誰かの役に立てるのかは怪しいものですね。まぁ、いいでしょう。

手順
◇まず、sambaとbindの設定。
各バージョンはよくわかりません(調べればわかりますが…)
まずはbindについて。
/etc/bind/named.confの設定。
まぁ、情報量では既存のサイトに敵うとも思えないのでこれを参考にしてください。

次にsambaの設定。
クライアントマシンを登録します。
これは、ここを参考にしてください。
別に変わった事はしていません。

…先日は、大体ここまでできた段階でXP(Pro)からドメイン参加を企て、失敗していました。

"ドメイン参加を企て"とは、
マイコンピュータで右クリック→プロパティ
ネットワークIDタブ→プロパティ
として、ドメインにそのsamba側で示した名前を入れるところまでの操作を指します。
まぁ、リンク先にも同様のことが書かれていますが。
(この操作はWin2000の流れです。すみません。要はそういう主旨。)



うまくいかない原因は大きく分けてサーバ側とクライアント側にあります。
でも、どっちかわかりません。
困った。

僕はPCに特に詳しいわけではないので、正直sambaやbindの設定は何が間違っているのか分かりませんでした。なので、サーバ側の問題など知ったことか。
そこでXPの設定がまずいのでは、というアプローチから問題解決を考えました。

◇ファイアウォールを解除しているか
しょうがない、しますか。(これに気付くのにさえしばらくかかった。)
XPにはデフォルトでファイアウォールがついている。それを解除する。

ところが解除しても例のメッセージは止むことを知らない。
かなりヤカンは沸騰しているのですが…
(僕は「いや、コンピュータに怒られちゃったよー」なんていう余裕のかまし方ができるタイプではなく、
PCに対しては結構すぐキレます。失敗しました?、てめぇ、やる気あんのか?役立てコノ!)

結果:ノートン先生がやってくれてました。
ああ、ここにもファイアウォールがね~。余計なお世話だよ!!
どこのサイトにもノートン先生に気をつけろなんて言ってなかったよ!!!
解除。

で、ドメイン参加まではできた。
というわけでログイン画面に「ログイン先」という言葉が出て悦に入る。
ところがドメインに参加しているユーザの名前でログインしようとすると今度は

”ドメインに接続できません。ドメインコントローラがダウンしているか利用できない状態に
なっている、またはコンピュータアカウントが見つからなかったことが原因として考えられます”


だってさ。
僕の予想としてはどう考えてもこのマシン自体がそんなことを考えてはいないと思うんだけど、
PCのトラブルは事実ありきの世界だからね…
さっきの「****ドメインへようこそ」っていう甘言は一体どこに?

またここで怒髪天を衝く心理状態になり、しばらく放置。
あの日記を書いた日から実に昨日まで放置した。
ところが昨日気分を変えようとして検索語を変えて検索してみたら、
日本sambaユーザ会なるところにひっかかり、ローカルセキュリティポリシーを変更すればいいことが分かった。
というか、これを変更してようやく普通にドメインコントローラにログインができた。

妙に苦戦したので、備忘録としてここに書いておきます。
素人にPCトラブルを独力で解決させるのは、ちょっと無理があるってば。

そんなこんなで何とかPC時間泥棒劇は終焉。



 

コメント
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