球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

子供帰り

2007-05-08 | マジメな話
かくしてDSを購入したことで、大学時代は自分を堕落させるものとして
遠ざけてきたTVとゲーム機の両方を所持するに至ってしまったわけだ。
ここからが自制心の見せ所。
…と思っていたんだけど、どうもそれが適切でないように思える今日。

確かに僕はすぐにゲームにはまるが、その分の時間資源を無駄にするが、
嫌なことを考えて精神的に沈んだりミスを誘発する時間も減ったように思える。
嫌なことが頭をよぎらないから、結構作業もはかどる。
やりすぎると頭が空になってしまうけど、嫌なことだけを考えなくなる
はまり具合というものがありそうな気がしており、結構快適だ。

本当は、周りが求めるものに追いつきたいとか、腕を磨いて何かを得たいとか、
そういう部分が僕にはあったと思う。
けど、久々に自分のゲーム機を触っている感想としては、
そのゲーム機から自分の身の丈を色々教わっているような気がしている。

身の丈を知るとか、身の程を知るとか、
自分の可能性を制限するイメージを抱く言葉であまり好きではなかった。
けれど、自分にあった服を探すとか、
自分を客観視しろって意味が多分に含まれていることを知った。
子供の趣味を取った結果、頭は意外と下から見た男のそれではあるまいか。


コメント
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