アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

初釜 茶会のための作品 (床の間の飾り)

2015年01月07日 | オブジェ
年の最初の茶会、初釜のために制作した作品です。
軸は書の作家さんのものでその前に重ねて配置しました。

初釜と言えば結び柳ですが最初はその結び柳のイメージからスタートしました。
柳は長く垂れる様に飾るのですが長く上に登って行くイメージで色は華やかに赤色にしました。
ところどころ金色を入れてあります。

墨の軸を見た時に滝の用に見えたので配置を変えて軸の前に。
登り龍のようなイメージです。

木、火、土、金、水の陰陽五行思想から鉄のものを入れてみたかったそうです。
ちなみに、三宝も制作させて頂きました。


作品「祥」
素材:鉄
サイズ:H2000mm
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする