風がヴギウギ

自由気ままな風の様に毎日を切り取っていく

70年の時を残して・・・

2021年02月28日 | 日常ヴギ
  • 先日 A子ばあの室内の配置をかえているとき

本棚の中から 「覚帳」 森田屋(僕の生家の屋号)と書かれた分厚い本?が・・・

よく見ると 覚帳と書かれた 薄紙の下に 昭和の昭の字が・・・

剥がしてみようと思いましたがやめました

 

コクヨが作ったものらしく 表紙の裏に 製品保登の文字がありました

 

何かと言うと 支出の覚帳の様で

貰ったものと 貰った人の名前が書かれています

左は 僕が生まれた時のお祝い品

見てて面白いのは 出産や快気祝いやお見舞いの中に出てくる中に

卵・桃缶が多いこと

卵は 体力をつけて貰うように

桃缶は この当時 缶詰は高級品だったと思われますし

みかん・ばなな等も手に入りにくかったのかもしれません

僕の出産祝いにもありますが 一番左に 毛糸1ポンドとあり

これには 驚きました

他にも 下諏訪のおばちゃんの結婚祝いや出産祝い

祖母の入院関係や東京に移住したときの送別関係など

70年近い思い出?がかかれています

 

中には 貴重な走り書きが

昭和36年の台風で 生家のお蔵の屋根が飛ばされたことは 

当時3歳でしたが 今でも記憶しています

当時の見舞いの手紙などを呼んだことはありますが 

家の者が書いた文書は初めてです

台風被害の時の見舞い関係

金額も今の物価とは違うことが解ります

壱千円なんて 大金だったのでしょう

米・魚・もち米等 見舞い品もいろいろです 

70年 良く残っていた覚帳

使い捨ての現代では こんな事はもうないのかもしれませんね

この思い出も 僕の代で終わりですかね


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2 コメント

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Unknown (ユリハナ)
2021-02-28 10:29:04
風ヴギさん
おはようございます!

昔の覚帳が出てきたのですか、貴重な古物書ですよ。
私が子供の頃、お腹が痛くなったり、風邪ひいたりと体調がが悪くて学校を休むと、
桃やみかんの缶詰が食べされられましたね。それがたべたくて風邪をひいた振りをして、バレたことを思い出しました。
その頃は、とても貴重品だったのですね。
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Unknown (風ヴギ)
2021-02-28 11:17:46
ユリハナさん 
コメントありがとうございました
バアバも小さいこ風邪を引くと
「何が食べたい」と両親に聞かれ
「桃缶」って答えてたようです
缶詰は本当に宝物みたいなもので
子どもにとっては 高価なプレゼント・・・
懐かしい昭和の一場面です
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