Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

急な釜掛け

2019年08月28日 | 茶道
子どもが、買ってあった琥珀糖を見つけて、「お茶会やるの?」と言い、今月のお稽古は結局いちども伺えなかったこともあり、子どもの夏休みの埋め合わせになにかしらしてあげたい気持ちもあり、
「やろっか。」

おじいちゃん亡くなって、さいしょのお茶会だねぇ。
三渓さんの蓮飯の茶会とは全っ然いかないけれど… っていうか、単に常什のものを並べただけだけれど。
茶器は、おじいちゃん?男性の姿を正面に。磁州窯?の水指を、いつもの「福」でなく草花の鉄絵を正面に。お釜は流水に柳と蛇籠。蓋置は義山。
茶碗は均窯ですこし静かな雰囲気に。



子どもはおばあちゃんもちゃんと呼んできて、好きな色のお菓子を選び、お茶を運んでくれて、立て膝でお薄を…
「それじゃ、ちゃんと正座してお茶会やってる写真が撮れないんですけど!」
と言ったら、えへへ、と、座り直してくれました。



「おいしくない」
ありゃ?
「泡、おいしくないよ!」

最後に自服したところ、確かにおいしくない! すこし金気? 洗ったときは特にサビが落ちることはありませんでしたが、ずいぶんお久しぶりのお釜。やっぱり時々使わないと!
てか、お薄の味、ちゃんと分かってるんだねぇ。シブいなぁ、うちの子★

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