前回まで3回にわたって載せたオナガバチですが、どうも気になってその後も調べたら、エゾオナガバチではないかと思えます。
長池公園自然館の図鑑を見てきたら、エゾオナガバチが似ているのだが、あめ色に黄白斑というのが、あめ色ではなくほとんど黒いので、もし違っていたらご指摘ください。
撮影したオス。
撮影したメス。
大きさや模様は似ているのだが、どうだろう。
まあ、あめ色に見えなくもないが。
エゾオナガバチは寄生蜂で、穴の中にいるキバチなどの幼虫に産卵するようです。
以前撮影したシリアゲコバチも寄生蜂ですが、材の中にいる幼虫を探して自分で穴をあけるところが違う。
これも何というかたちで産卵するのか不思議だ。
この時の記事。→クリック
また、これも以前撮影したスズバチだが、自分で巣を作り狩りをしてきた幼虫を中に入れて産卵し、狩りバチと言われている。
その時の記事です。→クリック
ウィキペディアで寄生バチをみると、「寄生バチから狩りバチが進化したと考えられる。」とあった。
何とも不思議な生態だが、彼らにしてみればこれが普通で当たり前の生活なのです。
まあ、ヒトよりもずっと以前から地球にこの形でいたのでしょう。
それにしても寄生蜂は何とも種類が多い。
クリックさせて頂いて、うっかり11月25日の
ドロバチさんの記事にコメントを入れてしまいました(^_^;)
あちらにコメント入れました。
オナガバチの写真、よく撮れていますよね。
産卵管や鞘など、見入ってしまいました。
間違えて自分の足など刺されて、さらに間違えて産卵でもされたら…と思うと気が遠くなります。
今ちょうど「寄生バチと狩りバチの不思議な世界」という本を図書館で借りて読んでいて、とても面白いです。
何を見て借りたのかを忘れてしまったのですが…秀さんのブログで紹介されてはいないですよね…
今ちょうど、noriさんのブログで「チビコフキゾウムシの謎」を読んでいたところです。
すごい、ここまで調べるとは。
ゾウムシだけでなく、ちょっと調べて分からないのは、それぞれの「不明種フォルダー」に沢山たまっています。
田仲さんの寄生蜂の本は見たのですが、この「寄生バチと狩りバチの不思議な世界」というのは知りませんでした。八王子や多摩市の図書館にはまだないようです。
寄生蜂はやはり面白そうです。