皆様こんばんは。
ついに 9月20日(日)から
G450X(エックス)が日本国内でも発売されます。
¥1,140,000円
先日、東京都内でセールストレーニングを受けてきましたが
真っ先に感じたのは、このバイクは戦うために生まれてきたモーターサイクルです。
普段私たちが慣れ親しんでいるツーリングしたりするバイクとは大きく異なりますが
こんな世界もあるんだなぁ・・・と感じて頂けたら嬉しく思います。
本当は中々馴染み難いかもしれないですけど
私たちが今オーナーとなっている又はいつかオーナーになろうかな・・・?
と思って興味の耐えないBMW Motorradが一体どんな新しい
モーターサイクルを世に送り出してきたのか少しだけ耳を傾けて下さい(^^)
もしかしたら間違えて説明しているところがあるかもですけどゴメンナサイ。
そもそもエンデューロとは・・・?
モトクロス(同じコースの周回)とは異なりまして、簡単に申し上げると
オフロードの耐久レースのようなものとイメージしていただくと伝わりやすいと思います。
トラベルエンデューロ=GSなどが代表する旅バイク
ハードエンデューロ=G650Xチャレンジなどがこれにあたります。(ラリーなど)
スポーツエンデューロ=G450X
このG450Xというマシンはスポーツエンデューロというジャンルに属します。
◆
基本的にオーナー様に要求されるのは、タフな筋力と長時間走り続けられる精神力。
そして、整備の技術力です。
ともあれ、エンデューロはプロのライダーというよりアマチュアの方が日本では
多いみたいですから挑戦してみるのに面白い分野ではないかと感じました。
さて、見た目は競合他社と比較しても大きく変わりの見えなさそうな
G450X・・・
我々が普段体感しているBMWらしさというのは一体どこにあるのでしょうか?
まず、サスペンションの置き方です。
リンクレスにすることにより特殊なサスペンションの置き方を実現。
路面から得られたトラクションはサスペンションを通じてトップブリッジに伝わり
路面情報を素早くライダーに伝達します。
そして、燃料タンクをシート下に配置することにより低重心を実現。
ラジエターをシングルにすることで転倒時にラジエターの破損を最小限に食い止めます。
フロント&リヤに最軽量ブレンボキャリパーを装備
何より最大の特徴は
【コアキシャルピポッド】と呼ばれるシステムにあります。
市販車では初めてスイングアームベアリングとドライブ・ピニオンを1つの軸上に配置
スイングアームピポッドをキアボックスの空式アウトプット・シャフト内を通して
固定する事によりサスペンションの伸び縮による長さ変化が起こらず
結果的にチェーンの寿命を向上させたり
このシステムによって、よりロングスイングアームになることから
リアホイールはより長く路面との設置時間が増し、駆動力を継続して
路面に伝えつづける事ができます。
◆
こういった独自の技術を用いて他社との差別化を計ってきています。
その技術はツーリングバイクとは異なり
まさに競技するために生まれてきたものなのです。
驚きなのは初回点検が走行2時間後
BMWサービスは走行10時間ごと
エンジンオーバーホールは走行70時間ごとです。
普通なら聞いてビックリだと思いますが、このジャンルでは至極当然な事のようです。
まさにモータースポーツの世界です。
そして、イグニッションキーはございません。
ついているのはハンドルロックのみ!! しかもOHVの(笑)
お買い物で近所のコンビニへ♪なーんて行こうものなら
誰でもエンジンをかけて持っていけてしまいます(汗)
間違ってもETCやナビなどを付けてツーリングには行けない・・・向かない
モーターサイクルですのでご了承頂ければと思います。
◆
このモーターサイクルの開発に携わったジョエル・スメッツ氏という
元世界チャンピョンには2月にポルトガルに行ったときにお会いしました。
サインも下さったり太っ腹な方でした。
当然デモンストレーションも見てきましたが
G450Xの戦闘力と世界チャンプの技術に、ただただ目を丸くするばかりでした。
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そんなモーターサイクルがもうすぐ世に送り出されます。
中々ご縁が無いモーターサイクルかもしれませんが
オンロードスポーする方も、ツーリングにいかれる方も
オフロードを少しだけ走る方も、サーキットを走る方も
どうぞ新しいジャンルで発売されるBMW Motorradの仲間を
快く迎え入れて差し上げてください。
そして・・・
トレーニングの会場では・・・
『小川君これ買うんでしょ』の嵐・・・
そりゃ興味深々ですけど、今の相方(HP2エンデューロ)もありますので
当面は勘弁して下さい(汗)でも持ってなかったら・・・
買っていたかも知れません(^^;) それほど現物はかっこ良いです♪
ぜひ9月20日はG450Xをご覧に遊びにいらして下さい!
BMW Motorrad Keiyo
スタッフ 小川