情報の公開が解禁となりましたので
一年以上溜まっていたネタを披露させていただければと思います。
一年以上溜めていたので少し思い出しながらの話となりますが(^^;)
私がF800GSに初めて出会ったのはちょうど今から10ヶ月前
当時初めて出会ったときはワクワクした気持ちがフツフツと沸いてきて
早く乗りたい!!
という感情が抑えられませんでした。
それは行きの飛行機からはじまっており
皆さんが爆睡する中、ヨーロッパに到着するまで一睡もしなかったのは
私だけでしょうか??
ずーっと窓の外を見たり。未だかつて訪れた事の無い国でバイクに乗れることに
大きな喜びを感じていました。
まず到着したのはオランダのアムステルダム空港。
便器の高さに驚き(笑)
ポルトガル行きの飛行機へ乗り換えました。
その時はすでに日も暮れていて
オランダ上空から見る夜の夜景に目を奪われました。今でも忘れません。
夜なのに。まだずっと起きていたのは、さすがに私だけでしょう(笑)
ひたすら地面のオレンジの光(街頭)に見入っていました。
二時間後ポルトガルに到着。
マルコポーロが1541年に日本に訪れたそうです。
ヨーロッパにも日本地図が・・・
ついに現地に到着したという喜びと共に早くバイクに乗りたかったですが
この日は市内に宿泊。
そしてついにバスで会場に移動する日がやってきました。
ホテルを出た後5時間くらい?かけてポルトガル最南端のファローという街へ
行きました。
そこで待っていたのはBMW Motorrad尽くしのホテル・・・
看板、から目の前に特設コース、ホテルの中にはまるでジオラマのような
展示方法の車両。
すべてが新鮮でした。
IDカードを渡されチェックインした後。ミーティング会場へ
そう。当然ですがここには遊びに来たわけではなかったのです(笑)
他の各国の方と国別に席に着き
BMW Motorrad本社の方々よりプレゼンテーションが始まりました。
さすがにその内容は書けませんが将来的なビジョンなど
実際に聞くことができて光栄に思いました。
そして具体的に質問もいくつかしてまいりました♪
私の声は届いたのでしょうか??(日本語で同時通訳あり)
ミーティングが終わった後は、長旅の疲れもあり食事後
ホテルの部屋に戻った後はさすがに翌日のライディングに備えて
死んだように眠ってしまいました。
それから翌日。全身ラリースーツに身を包み完全武装!
『よっしゃー!ベリーハードコースだろうがなんだろうが
ここまで来たからにはやってやる』という今思えば意味不明な気合と共に
グループ分け
ベリーハードコースを選んだ私たちには
BMW公式インストラクターのサイモン氏が担当。
アドベンチャーでブロックタイヤなのにフルバンクされてしまうという
超人です。しかも、オンもオフもちょー速い・・・
特にオンロードは箱根に走りにきたのかと思いました(苦笑)
軽くサイモン氏から『前のグループは骨折者も出たから大変だよ(笑)』
なんて脅されてひるむ我々・・・
いやここに来て日本男児おめおめと帰るわけには行かない。
というジェットコースターに一度並んだらもう後戻りはできない・・・
そんな感覚に似ていました。
そして、(前置き長すぎですみません)
一番驚いたのがF800GSの数・・・・・
あっちもこっちもF800GS&F650GSこんな同系の車種を見るのは
生まれて初めてでビックリ仰天
規模の違いに驚かされたものです。
最初はF650GSに乗り午後からF800GSに乗りました。
何気に午前中で体力的に参っておりF800GSを扱うのには苦労しましたが
今思えば凄く面白かったです。
そんな抽象的な表現だとまったく伝わらないのですが
(うーん、思い出せ自分)
まずはスロットルレスポンスです。
タイヤがカルーとかではなかったのでアクセルを開けても
すべる感じが否めなかったですが、それでもブリジストン
バトルウイングで、砂利をかきむしるように回るタイヤは
未だかつて無い力強さを感じましたし
排気音もF650GSより少し太い音がしました。
『これならオフロード全然イケル!』
午前中の疲れもなんのその。
サイモン氏の後ろそっちのけ(笑) ペースで先導開始
もちろんある程度手加減してはくれていたと思いますが
ついていけたような気がします。
R1200GSと比べてしまうとR1200が重さで不利なのは重々承知ですが
取り回しの楽さ。ハンドルも軽く。足つきも思ったほど悪くありませんので
不安定な路面でも私はF800GSで安心でした。
ちなみに標準のシートです。
ローシートならさらに安心だと思います。
何より転倒した際の頑丈さといったらまさにGSだといわんばかりでした。
私は大きな転倒はなかったですがリヤブレーキを強くかけすぎてしまい
リヤから滑り転倒するも、すぐに起き上がってセルを回して再始動
先頭を追いかけました。
今思えば起こすのにもさほど苦労した記憶が無いので
軽かったと思います。なんてことありませんでした。
その後は川も渡りましたし、崖のような坂も上りました。
そこはさすがに800ccのパワー、アクセルを開ければグイグイ登っていきます。
終わる頃にはF800GSも使い倒してホテルへ。
最後のポルトガルでの街中走行
『あーもう終わりか。まだまだ明日も走っていたいな。』
という物凄くセンチメンタルな気分になったのは今でも本当に忘れません。
そう。
1月10日からはF800GSの発売開始となります。
私は、ほぼ一年振りにF800GSと再会するわけですが
ポルトガルの続きが待っているかと思うとワクワクします。
スペックも装備も大切ですが
本当に大切なのは乗って本当に楽しいかどうかだと思います。
少なくともライディングど素人の私がこれだけ楽しめたということは
長い時間付き合うオーナーさんはきっと、もっと楽しいハズです。
お値段だけの価値は十分にあると思います。
どんなに装備が良い車両でも乗って楽しくなければ何の面白みもありません。
文面からすると過大評価かもしれませんが
本当にそれだけ楽しかった。
そして、また一緒に行ったメンバーと走れたのがたのしかったです。
そんな経験を大切にして、うちも林道ツーリングとか企画してみたいですね(笑)
さあ、準備は如何ですか?
もうすぐ、F800GSが日本でデビューします。
ご試乗車もご用意させて頂く予定ですので皆様のご来店お待ちしております。。
PS:海外は行けるチャンスがあれば行きたいですね(^^)
物凄く人生の勉強になります。
皆様もバイクで海外を訪れられるチャンスがあればぜひ!
私ばかりこんなレポート書かせて頂いて恐縮です。
留守中ご迷惑をおかけしました皆様には本当に感謝しております。
そして皆様には感じたことが少しでも伝われば嬉しく思います。
どうか今後とも何卒よろしくお願いいたします。
余談ですがヨーロッパの帰りの飛行機は爆睡しておりました。
ずっと座ったまま、寝てたので日本に到着した頃はお尻が痛くて痛くて(笑)
これもまた良い思い出です。
やっぱり旅をしないとブログネタが・・・(笑)
BMW Motorrad Keiyo
スタッフ 小川