【一部、メーカー発表内容を抜粋いたします】
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ローランド・クルーガー)は、革新的なスーパー・スポーツ・モーターサイクルとして名高いBMW S 1000 RR(エス・セン・アール・アール)をフルモデル・チェンジし、全国のBMW Motorrad正規ディーラーで2012年2月10日より販売を開始すると発表した。
BMW S 1000 RRは、BMWのスーパー・スポーツ・モーターサイクルとして2010年春より日本市場に投入され、発売以来、真のスーパー・スポーツとして人気を博している。今回誕生のニューBMW S 1000 RRは、先代モデルにさらに磨きをかけ、さらに精度の高いライディングと敏捷性、よりパワフルな出力特性、より高感度のレスポンスの実現を主要目的として、数々のディテールが最適化されている。さらには、スーパー・ストック・レースからのフィードバックも数多く反映されている。
ニューBMW S 1000 RRは一切の妥協を排し、最高レベルのスポーツ特性とライディング・ダイナミクスを提供している。極めて優れた操縦安定性とハンドリング性能、日常使用における実用性を備えた卓越したエンジン性能、圧倒的な動力性能を実現、最先端のブレーキ・システムであるBMW Motorrad Race ABSにより、最高レベルのアクティブ・セーフティを達成していると同時に、加速時にはDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)がサポート、両システムが、完璧に連携するよう最適化されている。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
NEW BMW S 1000 RR Active Line ¥ 1,690,000
NEW BMW S 1000 RR Premium Line ¥ 1,990,000
上記メーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。Premium LineはRace ABS、DTC及びシフトアシストを標準装備。
初回配車台数:130台
NEW S 1000 RR のActive Line は初回配車台数には含まれておりません。受注生産となりますので、お早目に営業スタッフまでお問い合わせ下さい
新装備のグリップヒーター付をご希望の方も、初回配車分には含まれておりませんので、お早目に営業スタッフまでお問い合わせ下さい

【NEW S 1000 RR BMW広報写真 を見る】
※掲載車両は日本仕様とは一部異なります※
【最適化されたライディング・ダイナミクス・コンセプト】
ニューBMW S 1000 RRでは、スロットル特性を調整したことで、全体的なレスポンスが改善されている。最適化された新設計により、さらに繊細なレスポンスを実現すると共に、スロットル・グリップの開度が狭められ、より小さな力で操作できるようになっている。
また、サスペンションの変更により、ライディング・ダイナミクスが飛躍的に向上、倒立フォークおよびスプリング・ストラットの内部構造が一新され、快適性重視からパフォーマンスを発揮した走りまでをカバーする、より幅広いダンピング調整が可能となっている。
さらに、ステアリング・ヘッド角、オフセット、スイング・アームのピボット位置、フォークの突き出し量、サスペンション・ストラット長を一新、サスペンションのジオメトリーを見直した結果、ハンドリング性能、ステアリング精度およびフィードバックが向上している。このため、メイン・フレームにおいても変更が行なわれ、インテーク・エア・ガイドからステアリング・ヘッドまでの断面積を拡大することにより、エア・フロー効率が向上している。
【新機能を搭載したメーターパネル】
視認性を向上させるため、エンジン回転数ディスプレイのデザインが変更、さらに、ディスプレイにディマー機能を追加し、「現在のベスト・ラップ」や、必要に応じて、設定速度を超えた時の「速度警告」を表示することが可能である。
【より洗練されたデザインとカラーリング】
左右非対称のサイド・パネルにそれぞれ変更が行なわれ、よりアグレッシブでスポーティなデザインとなった。パネル上部に装着されているウイングレットは、外観上の特徴であると同時に、空力特性を向上させる役割も果たしている。レーシング・レッドとアルピン・ホワイトという最もスポーティなカラーの組み合わせにより、停車状態においても、パワーとスピードを発散している。またブルー・ファイアーは、極めて華やかでゴージャスなルックスを明確に打ち出すことが可能である。
さらに、スポーティでダイナミクスを表現するサファイア・ブラック・メタリックとBMW Motorrad モータースポーツ・カラーも選択可能である。

アルピンホワイト/ルパンブルーメタリック/マグマレッド ※84,000円高
レーシングレッド/アルピンホワイト
サファイアブラックメタリック
ブルーファイア
【ニューBMW S 1000 RRの主な特徴】
日本仕様最高出力 115kW(156ps)/10,000rpm
日本仕様はAkarapovic社製リヤサイレンサーを標準装備
最適化されたトルク曲線により走行性が向上
エンジン特性曲線の設定が、これまでの2つから3つに拡張(「Rain」モード用1、「Sport」モード用1、「Race」および「Slick」*モード用1)
再調整されたスロットルでレスポンスが向上(特に「Rain」モードではより緩やかで繊細な加速、「Sport」「Race」「Slick」*モードではダイレクトでクイックなレスポンス)
スロットル操作角度が狭められ、スロットル操作に必要な力が軽減
二次減速比を小さくして推進力を向上
Race ABSとDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)間の連携性が向上
エア・フロー効率を高めるため、インテーク・エア・ガイドからステアリング・ヘッドまでの断面積を拡大
ハンドリング性能、ステアリング精度、フィードバックの向上
スプリング・エレメントの変更により、より幅広いダンピング調整が可能
ステアリング・ヘッド角、オフセット、スイング・アームのピボット位置、フォークの突き出し量、サスペンション・ストラット長を一新した、サスペンションのジオメトリーの変更
10段階に調整可能な機械式の新ステアリング・ダンパーを採用
新デザインでオフセットを小さくした鍛造フライス加工のフォーク・ブリッジを採用
よりリニアなデザインのテール・セクション。サイド・パネルのデザインも一新。サイド・パネルの上部にはウイングレットを装着
新しいカラー・バリエーション: レーシング・レッド&アルピン・ホワイト、ブルー・ファイアー、サファイア・ブラック・メタリック、BMW Motorrad モータースポーツ・カラー
RRロゴの変更
新型ヒール・プレートと、よりリニアなデザインのパッセンジャー用フットレスト・スタビライザーを採用
LCDエンジン回転数ディスプレイのデザイン変更による視認性の向上、5段階のディマー調整
触媒コンバーターの位置変更により、ヒート・シールドが不要
*Slickモードでの公道走行はできません