【新聞論評】
日曜日の新聞の「書評欄」は最近つまらない記事が多い。それで最近は各紙1面コラムが取り上げている本を読むことが多い。「日経」の「春秋」や「産経」の「産経抄」が取り上げる本には参考になる良書が多い。
「産経」日曜版の早稲田大教授石原千秋による「月刊・時評文芸」は個人名をあげての批判があり、あえて論争を挑発しようという意図が窺われ、「論争」というものが絶えて久しい論壇では、異色のコラム . . . 本文を読む
【ロンドンからの手紙】
ロンドン在住の相澤和江さんから、相変わらず間欠的に手紙が来る。どういう人か、どうやって「鹿鳴荘便り」を読んでおられるのかは、依然としてわからない。
4/18付拙メルマガについてご意見を頂いたので、簡単にお答えしたい。
★映画「終着駅」の原題について、
<「終着駅(Statione Termini)」はイタリア語ではStazione Terminiで、これは単純なミス。> . . . 本文を読む
【四国新聞コラム】
4/30「四国」の1面コラム「一日一言」が修復腎移植を積極的に評価していた。
近藤先生の著書にある「透析ガラパゴス島からの脱出」という副題に共感を示している。
やっとメディアが自分の意見を述べ始めたか…という感慨を催す。
友人のW君が今週塩崎厚労省に会い、「修復腎移植」ついても進言する予定だというので、
塩崎さんには、①海外ではとっくに「修復腎移植」を認可してい . . . 本文を読む
【原発か再生エネルギーか】
4/30「産経」がこの問題を巡って、小泉純一郎元首相と中辻象平産経論説委員(京大農学部卒、1974,産経大阪本社入社)の対談を取り上げていて、興味深かった。「産経」は「社論」(どうやって誰が決めるのか不明だが)として、「原発重要論」を一貫して唱えている。
中辻は、文化部時代に時代小説まで書いた男で、「江戸釣り魚大全」という著書まである。
そのせいか、対談は「元禄と . . . 本文を読む
【阿蘇大橋】
20年くらい昔、家内と雲仙に旅行し、帰りに熊本駅から別府まで定期バスに乗り、阿蘇山—湯布院を経て、別府で泊まり、そこからフェリーで宇品港まで船旅で戻ったことがある。途中に阿蘇山の火口を覗いたので、南回りで阿蘇山の麓をバスは走ったと思うが、「阿蘇大橋」を渡ったという記憶がない。
GOOGLEマップを見ると、国道57号線から325号線がT字形に分かれるところにかかっている . . . 本文を読む