【歌詠む病理学者】今、短歌を詠む、阪大医学部の病理学教授が出現して話題になっている。阪大病理学講座には、ときどき「変わった教授」出る。
「肥満細胞(マスト細胞)」は皮膚の真皮起源ではなく、骨髄から血液に乗って、幹細胞がやって来ることを発見したのが北村幸彦である。もちろん医師で病理医だから「死体解剖資格」があり、授業には差し支えなかった。北村さんは「学位は取らない」と宣言して研究をやった。彼の研究は . . . 本文を読む
【あかぎれ】ここ10日間ほど降り続いた大雪はやっと終わったが、1/31の今朝6:30の戸外温はマイナス10度、湿度の方は昨夜は20%だった。ダウンのハフコートでキャップがついたものを、我が家では「エスキモー」と呼んでいるが、これを来て雪用の長靴を履かないと母屋と仕事場の往復ができないのには弱る。
13:00に昼食のため母屋に戻ったが、食堂の気温が12℃だった。ここには湿度計がないが、仕事場の気温 . . . 本文を読む
【質問など】
筑波に住む高校同期のS君(広島大名誉教授)から、「広大附属高校と旧制高師附属中とは別もの」と指摘があった。
「アカシア会」は少なくとも、同窓会員には高師附中と旧制広島高校を受け継いでいます。だからすでに創立百周年と百十周年の記念行事があったのです。
昭和24年に「新制の6・3・3・4」制に移行しましたが、法的にはどうなったのか、「高校百年史」と「広大五十年史」を調べないと決定 . . . 本文を読む
【名医と微気象】
これは大昔に恩師から聞いた話だ。
名古屋帝大の内科教授(血液学)は、二点で名医だった。
第一は、医学生が見学して、教授の外来診察する時に、すぐに診断を下すが、何例かに1度は「はてな?」と考えこむ。
すると学生の方は「こんな偉い先生でも、診断が下せない病気があるのか!」とかえって尊敬の念を抱いたそうだ。
第2は、往診の時に、家の構造と空気の流れを読み取り、患者が寝る部屋 . . . 本文を読む
【異常気象】土地(または物体)と周囲の空気の関係を「気候」という。これにはマクロ、ミクロ、スーパーミクロという3種を区別できる。
マクロというのは、大は地球全体、小は日本列島の気候をいう。
ミクロというのは、広島県の場合、県北、中央部、南部、東部、西部というように人為的に区別した気象をいう。
ここまでは、現在の天気予報でかなり正確に予言できる。
問題はスーパーミクロで、早い話、私が住む標高4 . . . 本文を読む