【書評】エフロブの「買いたい新書」書評に、酒井シズ「病が語る日本史」(講談社学術文庫)を取りあげました。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1371195356
時代とともに変わるのが流行歌と病気です。かつて糖尿病と痛風は「王侯貴族の病気」でしたが, 現代では庶民もかかるありふれた病気になりました。本書は「時代によって変わる病」に着目して, 縄文時代から現代まで, その時代に目立った病を中心に日本人の歴史をわかりやすく述べたものです。著者は順天堂大学医学部教授として医学史を専攻し, 同大名誉教授, 日本医学史学会理事長です。著書『疫病の時代』, 『日本の医療史』, 杉田玄白『解体新書』の現代語訳(講談社学術文庫)でも知られています。
東京女子医大名誉教授だった梶田昭(病理学者)先生による「医学の歴史」(講談社学術文庫)と並んで文庫本で読める、世界と日本の病気の歴史に関する双璧をなす本でしょう。(これは「大学新入生に薦める101冊の本」, 岩波書店 で取りあげました。)
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1371195356
時代とともに変わるのが流行歌と病気です。かつて糖尿病と痛風は「王侯貴族の病気」でしたが, 現代では庶民もかかるありふれた病気になりました。本書は「時代によって変わる病」に着目して, 縄文時代から現代まで, その時代に目立った病を中心に日本人の歴史をわかりやすく述べたものです。著者は順天堂大学医学部教授として医学史を専攻し, 同大名誉教授, 日本医学史学会理事長です。著書『疫病の時代』, 『日本の医療史』, 杉田玄白『解体新書』の現代語訳(講談社学術文庫)でも知られています。
東京女子医大名誉教授だった梶田昭(病理学者)先生による「医学の歴史」(講談社学術文庫)と並んで文庫本で読める、世界と日本の病気の歴史に関する双璧をなす本でしょう。(これは「大学新入生に薦める101冊の本」, 岩波書店 で取りあげました。)
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