次第に秋が深まり、空の蒼が濃くなりうろこ雲が空高くかかるようになった。
(写真1)
9/28雲の下に昼の半月を認めた(写真1)。「後1週間で満月か…」と思ったが、肝心の中秋の明月はおぼろ月になって暈(かさ)がかかっていた。暗くて雲の動きが速く、撮影には失敗した。もっとも10/5夜はフル・ムーンではなかった。
この日、ある新聞の一面コラムが、「今夜は中秋の名月」と書いていたが、翌日「満月は10/6未明でした」というおわびを出していて可笑しかった。最近の壁掛けカレンダーや手帳などから陰暦にからむ事象の表記がどんどん消失している。もっとも大都会では「中秋の名月」といっても、町灯りと大気汚染のため観察できないのだから致し方たないと思う。
「明月を取ってくれろと泣く児かな」「明月や座頭の妻の泣く夜かな」「明月や池を巡りて 夜もすがら」というような名句も、やがて日本人の感性では理解できなくなるかも知れないな…。「星明かりの道」などという言葉はすでに死語になっているのではないか。
「記事転載は事前にご連絡いただきますようお願いいたします」

9/28雲の下に昼の半月を認めた(写真1)。「後1週間で満月か…」と思ったが、肝心の中秋の明月はおぼろ月になって暈(かさ)がかかっていた。暗くて雲の動きが速く、撮影には失敗した。もっとも10/5夜はフル・ムーンではなかった。
この日、ある新聞の一面コラムが、「今夜は中秋の名月」と書いていたが、翌日「満月は10/6未明でした」というおわびを出していて可笑しかった。最近の壁掛けカレンダーや手帳などから陰暦にからむ事象の表記がどんどん消失している。もっとも大都会では「中秋の名月」といっても、町灯りと大気汚染のため観察できないのだから致し方たないと思う。
「明月を取ってくれろと泣く児かな」「明月や座頭の妻の泣く夜かな」「明月や池を巡りて 夜もすがら」というような名句も、やがて日本人の感性では理解できなくなるかも知れないな…。「星明かりの道」などという言葉はすでに死語になっているのではないか。
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