暑中お見舞い申しあげます。
猛暑の日が来たり、急に集中豪雨が降ったりと、相変わらずの気候異変が続いています。
7/1(金)の14:00頃、裏庭の日向に駐めたダイハツ・ミラに乗り込んだら、ヒートショックを感じ、車外温度計を見たら41℃もあり、びっくり仰天しました。
エアコンを「3」にして西高屋のSCまで約20キロ走っても、車外温度は31℃ありました。こんなことは初めての体験です。
7/9(土)広島市で7/2(土)〜9/25(日)まで開催予定の「木下大サーカス」娘一家と一緒に行ってきた。チケットは次男夫婦が手配し、JR新井口駅で次男夫婦とその姉妹など5人と合流し、我々は次男の持つ3ナンバーの車(7人乗り)で、会場がある旧広島空港(今は滑走路北端にヘリポートがある)の南端に移動しました。
JR西高屋駅付近のコンビニの駐車場に車を駐め、広島駅行きの各駅停車の電車の乗り、広島駅で各駅停車の岩国行きに乗り換え、新井口駅(商工センター前)で下りた。約50分を要した。
息子の車で、旧空港の東側、三菱重工の工場の南側にある「観音マリーナ」のレストラン街に移動した。このあたりはかつて修道高校や修道大学があったところだが、30年くらいのうちにまったく変貌していた。
立派なヨット・ハーバーができていて、西側に宮島が見え、朱の大鳥居も肉眼で確認できた。弥山の頂上は雲に隠れていた。(写真1)

付近のレストランで少し早めの昼食をした。これで我が家のリユニオンが果たされたわけである。
息子の連れ合いは、一卵性双生児の一人なので、眼鏡をかけていないと、どっちがどっちだか、私にはわからない。(写真2)

娘の連れ合いのエドがすっかり白髪になっているが、まだ50代の前半である。白人はもともとメラニン産生細胞の機能失調があり、それで色が白い分だけ白髪になるのはが早い。「娘の存在が、ストレスになっているのではないか」と家内と密かに悪口を言い合っている。
食事後、サーカスのテントに移動した。(写真3)

とてつもなく広い駐車場は、旧空港の滑走路南端を利用したものだ。
木下サーカスは中学生の頃、一度一家で見物した記憶があるが、広島で見物するのはこれが二度目で60年ぶりくらいになる。
後、フロリダのサラソタという町が、「リングリング・ブラザース& バーナム=ベリー・サーカス」の拠点になっていて、滞米中にフロリダ一周旅行をした際に、その公演を観た記憶がある。
その後、広島で「ボリショイ・サーカス」を観た。「木下サーカス」は世界三大サーカスの一つと会場のアナウンスが告げていたが、もしかすると我々はこれで世界三大サーカスを全部観たのかもしれない。
今回サーカスを観て、大変興味深く思ったのは、公演全体が照明と音楽の効果、ピエロの演技を間に挟んでの公演の種目展開が実にスムースに行われ、パフォーミング・アートとして実に洗練されてきたことだ。昔のサーカスにはジンタという音楽がついていたが、あれが消えた。
かつてあった、曲技団や物理的に不可能を要求するような演目はない。全体が自動化され、スポットライトは中央後、左右後方の3基が人為操作だったが、フットライトなどはコンピュータ操作に変わっていた。
空中ブランコはサーカスの不可欠演目だが、左右の舞台端の上方に各一つ、中央上方に2台があり、この中央のブランコにまず飛び移り、そこで反対側から来たブランコの乗り手の手を受けとめるという動作が基本になっている。観客が思うほどに難しい技ではない。
難しいのは、左右のブランコから体をひねって、中央の反対側ブランコの乗り手の手につかまるという動作で、ここでは一人が失敗して、下の安全ネットに墜落した。
サーカスにマジックの要素が導入されたことを実感したのは、空の檻に美女を入れて、黒布をかぶせ、ワゴンに乗せた檻を一回転させ、おもむろに黒布を剥がすと、美女が消えて白いタイガーが中にいるというショーだった。
他にも、鉄の網でできた10m位の球に、オートバイが乗り込み、全速走光で上下に回転する演技の後、また1台、また1台と3台での演技が始まった時には「これは物理の3点問題だ、きっと事故が起こるぞ」と流石に緊張したが、注意深く観察していると、これは2点問題にすぎなかった。
各自がランダムに動いているのではなく、2台が前後に並行に動いている間に中央をすり抜けるとか、2台が間隔を置いて左右に動いている間に真ん中をすり抜けるという演技にすぎなかった。
動物のショーもインド象、キリン、ライオン(8頭)などが出てきて大変面白かった。調教師は多く外国人だった。ピエロもそうだ。
サーカスもグローバル化している。
最後に経済学的な考察をひとつ。約1時間半の公演で、満員の観客数は約1000人、入場料はおよそ一人約3000円。
これで1回の公演で約300万円の収入になる。1日3回の公演なら約900万円になる。予約客以外は駐車料もかかるから、1日約1000万円の収益があるだろうと思われる。10日間で約1億円ということになる。
客は夏休みに入り、子供連れの若い夫婦が多かったが、1ヶ月の公演で3億円の収入があるビジネスは、他に多くはないだろうと思った。
しかし、ショーは充分に洗練されており、3000円の指定席入場料は決して高くないとも思った。
ただ、駐車場から出るのに、40分もかかったのには驚いた。駐車場前の道路が片側一車線しかなく、駐車場出口も一車線しかないためだ。
娘一家も6/15(水)に博多見物の後、帰省し、孫2人は福富町の小学校に入学して、7月の初め夏休みに入るまで短期間通学して、多くの友達ができたようだ。先生たちもたいへんよくしてくれたそうだ。
7/13(水)には再び博多空港からホノルルに向けて飛び立ち日本を去る。「きっと友達は夏休みが終わると、<風の又三郎>が去った感じがするだろうな」と娘と話している。
今回は、
1.書評など,
2.献本お礼,
3.教会と同性愛者,
4.小保方余話(2),
5.沖縄慰霊の日(1)
という5つの話題を取り上げたので、少し長くなりました。
猛暑の日が来たり、急に集中豪雨が降ったりと、相変わらずの気候異変が続いています。
7/1(金)の14:00頃、裏庭の日向に駐めたダイハツ・ミラに乗り込んだら、ヒートショックを感じ、車外温度計を見たら41℃もあり、びっくり仰天しました。
エアコンを「3」にして西高屋のSCまで約20キロ走っても、車外温度は31℃ありました。こんなことは初めての体験です。
7/9(土)広島市で7/2(土)〜9/25(日)まで開催予定の「木下大サーカス」娘一家と一緒に行ってきた。チケットは次男夫婦が手配し、JR新井口駅で次男夫婦とその姉妹など5人と合流し、我々は次男の持つ3ナンバーの車(7人乗り)で、会場がある旧広島空港(今は滑走路北端にヘリポートがある)の南端に移動しました。
JR西高屋駅付近のコンビニの駐車場に車を駐め、広島駅行きの各駅停車の電車の乗り、広島駅で各駅停車の岩国行きに乗り換え、新井口駅(商工センター前)で下りた。約50分を要した。
息子の車で、旧空港の東側、三菱重工の工場の南側にある「観音マリーナ」のレストラン街に移動した。このあたりはかつて修道高校や修道大学があったところだが、30年くらいのうちにまったく変貌していた。
立派なヨット・ハーバーができていて、西側に宮島が見え、朱の大鳥居も肉眼で確認できた。弥山の頂上は雲に隠れていた。(写真1)

付近のレストランで少し早めの昼食をした。これで我が家のリユニオンが果たされたわけである。
息子の連れ合いは、一卵性双生児の一人なので、眼鏡をかけていないと、どっちがどっちだか、私にはわからない。(写真2)

娘の連れ合いのエドがすっかり白髪になっているが、まだ50代の前半である。白人はもともとメラニン産生細胞の機能失調があり、それで色が白い分だけ白髪になるのはが早い。「娘の存在が、ストレスになっているのではないか」と家内と密かに悪口を言い合っている。
食事後、サーカスのテントに移動した。(写真3)

とてつもなく広い駐車場は、旧空港の滑走路南端を利用したものだ。
木下サーカスは中学生の頃、一度一家で見物した記憶があるが、広島で見物するのはこれが二度目で60年ぶりくらいになる。
後、フロリダのサラソタという町が、「リングリング・ブラザース& バーナム=ベリー・サーカス」の拠点になっていて、滞米中にフロリダ一周旅行をした際に、その公演を観た記憶がある。
その後、広島で「ボリショイ・サーカス」を観た。「木下サーカス」は世界三大サーカスの一つと会場のアナウンスが告げていたが、もしかすると我々はこれで世界三大サーカスを全部観たのかもしれない。
今回サーカスを観て、大変興味深く思ったのは、公演全体が照明と音楽の効果、ピエロの演技を間に挟んでの公演の種目展開が実にスムースに行われ、パフォーミング・アートとして実に洗練されてきたことだ。昔のサーカスにはジンタという音楽がついていたが、あれが消えた。
かつてあった、曲技団や物理的に不可能を要求するような演目はない。全体が自動化され、スポットライトは中央後、左右後方の3基が人為操作だったが、フットライトなどはコンピュータ操作に変わっていた。
空中ブランコはサーカスの不可欠演目だが、左右の舞台端の上方に各一つ、中央上方に2台があり、この中央のブランコにまず飛び移り、そこで反対側から来たブランコの乗り手の手を受けとめるという動作が基本になっている。観客が思うほどに難しい技ではない。
難しいのは、左右のブランコから体をひねって、中央の反対側ブランコの乗り手の手につかまるという動作で、ここでは一人が失敗して、下の安全ネットに墜落した。
サーカスにマジックの要素が導入されたことを実感したのは、空の檻に美女を入れて、黒布をかぶせ、ワゴンに乗せた檻を一回転させ、おもむろに黒布を剥がすと、美女が消えて白いタイガーが中にいるというショーだった。
他にも、鉄の網でできた10m位の球に、オートバイが乗り込み、全速走光で上下に回転する演技の後、また1台、また1台と3台での演技が始まった時には「これは物理の3点問題だ、きっと事故が起こるぞ」と流石に緊張したが、注意深く観察していると、これは2点問題にすぎなかった。
各自がランダムに動いているのではなく、2台が前後に並行に動いている間に中央をすり抜けるとか、2台が間隔を置いて左右に動いている間に真ん中をすり抜けるという演技にすぎなかった。
動物のショーもインド象、キリン、ライオン(8頭)などが出てきて大変面白かった。調教師は多く外国人だった。ピエロもそうだ。
サーカスもグローバル化している。
最後に経済学的な考察をひとつ。約1時間半の公演で、満員の観客数は約1000人、入場料はおよそ一人約3000円。
これで1回の公演で約300万円の収入になる。1日3回の公演なら約900万円になる。予約客以外は駐車料もかかるから、1日約1000万円の収益があるだろうと思われる。10日間で約1億円ということになる。
客は夏休みに入り、子供連れの若い夫婦が多かったが、1ヶ月の公演で3億円の収入があるビジネスは、他に多くはないだろうと思った。
しかし、ショーは充分に洗練されており、3000円の指定席入場料は決して高くないとも思った。
ただ、駐車場から出るのに、40分もかかったのには驚いた。駐車場前の道路が片側一車線しかなく、駐車場出口も一車線しかないためだ。
娘一家も6/15(水)に博多見物の後、帰省し、孫2人は福富町の小学校に入学して、7月の初め夏休みに入るまで短期間通学して、多くの友達ができたようだ。先生たちもたいへんよくしてくれたそうだ。
7/13(水)には再び博多空港からホノルルに向けて飛び立ち日本を去る。「きっと友達は夏休みが終わると、<風の又三郎>が去った感じがするだろうな」と娘と話している。
今回は、
1.書評など,
2.献本お礼,
3.教会と同性愛者,
4.小保方余話(2),
5.沖縄慰霊の日(1)
という5つの話題を取り上げたので、少し長くなりました。
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