【新しい本】ビニール表紙で、カバーも帯もない本がある。関戸勇「雲の写真集 もくもく東京湾」(岩波書店, 1600円)がそれだ。(添付1)
左横開きで、文字はヨコに組んである。表紙の雲はシロクマが左を向いているのだが、それが見えますか?
こういうのは心理学では「パレイドリア錯視」といって、「あると思えば、そう見える」錯覚をいう。
この本は「プラスチック(ポリウレタン)のり」で製本してあるので、すべての頁がフラットに開ける。だから写真はパノラマで見える。
見応えのある海と雲の写真が満載なので、一読をお奨めしたい。(いや一覧か、)
近藤先生の本も、これにならって、「ビニール表紙、カバーなし、帯なし、定価を安く」という線で編集構想が練られているようだ。
今はちょっと厚手の文庫本でも、1000円の値段が付くものがある。上下2巻なら、かならず下巻の値段が高い。なぜなら上だけ買って、下を買わない読者がいるからだ。よって、古本も下の方が高い。品薄だからだ。
それはおいておいて、ぜひきれいで、読みやすい本が、安価で出版されることを期待したい。
いま、E. Levy & M. Fischetti:「The New Killer Diseases」(Three Rivers, 2004)というペーパーバック(添付2)を読んでいるる。ビニール表紙、カバーなし、帯なしで、プラスチックのりで製本してある。ただ上記の写真集のように完全にフラットには開けないから、スキャナーにかけると重しが足りない部分に影が出る。
表紙にあるように、SARS、西ナイル熱、エボラ出血熱、狂牛病など最近出現した新型の疾患について書いてある本だ。
例のミミズについて書いてある「Animals Without Backbones」は、シカゴ大学の教科書でもあるが、ソフトカバーなので製本は同様の仕様だ。だから驚くほど安い。(定価13.95ドル、丸の内丸善での売値1,911円)
どうして日本の出版社がこれらをまねしないのか、さっぱりわからん。
近藤先生の本は、四六判でこの「The New Killer Diseases」と横幅は同じだが縦が少し短いサイズで、本文は2段組、あとは似たようなデザインになりそうである。
左横開きで、文字はヨコに組んである。表紙の雲はシロクマが左を向いているのだが、それが見えますか?
こういうのは心理学では「パレイドリア錯視」といって、「あると思えば、そう見える」錯覚をいう。
この本は「プラスチック(ポリウレタン)のり」で製本してあるので、すべての頁がフラットに開ける。だから写真はパノラマで見える。
見応えのある海と雲の写真が満載なので、一読をお奨めしたい。(いや一覧か、)
近藤先生の本も、これにならって、「ビニール表紙、カバーなし、帯なし、定価を安く」という線で編集構想が練られているようだ。
今はちょっと厚手の文庫本でも、1000円の値段が付くものがある。上下2巻なら、かならず下巻の値段が高い。なぜなら上だけ買って、下を買わない読者がいるからだ。よって、古本も下の方が高い。品薄だからだ。
それはおいておいて、ぜひきれいで、読みやすい本が、安価で出版されることを期待したい。
いま、E. Levy & M. Fischetti:「The New Killer Diseases」(Three Rivers, 2004)というペーパーバック(添付2)を読んでいるる。ビニール表紙、カバーなし、帯なしで、プラスチックのりで製本してある。ただ上記の写真集のように完全にフラットには開けないから、スキャナーにかけると重しが足りない部分に影が出る。
表紙にあるように、SARS、西ナイル熱、エボラ出血熱、狂牛病など最近出現した新型の疾患について書いてある本だ。
例のミミズについて書いてある「Animals Without Backbones」は、シカゴ大学の教科書でもあるが、ソフトカバーなので製本は同様の仕様だ。だから驚くほど安い。(定価13.95ドル、丸の内丸善での売値1,911円)
どうして日本の出版社がこれらをまねしないのか、さっぱりわからん。
近藤先生の本は、四六判でこの「The New Killer Diseases」と横幅は同じだが縦が少し短いサイズで、本文は2段組、あとは似たようなデザインになりそうである。
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