【血液型と性格】に関する新書の原稿修正をやっと終えた。それでも400字詰めで280枚近くある。新書の原稿としては長すぎるから、カットを要求されるだろう。
読者に親切に説明しようとすると、どうしても長くくどくなる。個々の用語を既知のものとして取り扱えば短くできるのだが、読者層の絞り込みができないとそれは無理だ。
本を書くごとに、新たな実験をしている。「大学新入生に薦める101冊の本」では著者索引、書名索引に、事項の文脈索引までつけた。その前の文春新書では、ハイパーテキストの概念を導入し、ゴチック体の用語は索引を経由すれば他のページとべるように工夫した。
残念ながら紙の本では、ハイパーテキストのようにリンクを貼って、一挙に他のページにとぶというわけにいかない。
今度の本でも、参考文献リスト(約150冊)、索引、重要用語のゴチック表記は考えているが、「付加価値」を与えるために、あとどのような工夫をすべきか、考えあぐねている。図表はふんだんに活用するつもりだが、読者の立場になったら、あと何が必要だろう…
最近は、文献の代わりにネットURLのIPアドレスを書いている本もあるが、クリックするのと違い、いちいち入力しないといけないので、私自身は活用したことがない。
私自身は、テキストに参考文献の出典が番号で表示してあり、索引が整っておれば、何が書いてあるか、重要な参考文献の漏れはないか、すぐにチェックでき本としての最低限の機能は果たせると思っている。売れないのは、これらがない本である。もっとも孫崎亨みたいに、月産一冊の粗製濫造でも売れる本もあるが。
読者に親切に説明しようとすると、どうしても長くくどくなる。個々の用語を既知のものとして取り扱えば短くできるのだが、読者層の絞り込みができないとそれは無理だ。
本を書くごとに、新たな実験をしている。「大学新入生に薦める101冊の本」では著者索引、書名索引に、事項の文脈索引までつけた。その前の文春新書では、ハイパーテキストの概念を導入し、ゴチック体の用語は索引を経由すれば他のページとべるように工夫した。
残念ながら紙の本では、ハイパーテキストのようにリンクを貼って、一挙に他のページにとぶというわけにいかない。
今度の本でも、参考文献リスト(約150冊)、索引、重要用語のゴチック表記は考えているが、「付加価値」を与えるために、あとどのような工夫をすべきか、考えあぐねている。図表はふんだんに活用するつもりだが、読者の立場になったら、あと何が必要だろう…
最近は、文献の代わりにネットURLのIPアドレスを書いている本もあるが、クリックするのと違い、いちいち入力しないといけないので、私自身は活用したことがない。
私自身は、テキストに参考文献の出典が番号で表示してあり、索引が整っておれば、何が書いてあるか、重要な参考文献の漏れはないか、すぐにチェックでき本としての最低限の機能は果たせると思っている。売れないのは、これらがない本である。もっとも孫崎亨みたいに、月産一冊の粗製濫造でも売れる本もあるが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます