【ヒナゲシの柱頭】5月の中旬から裏庭の花壇でヒナゲシが紅色の花を咲かせている。
(写真1)
花弁は4枚で対になるものが上下に重なっている。円柱状の子房が目立って大きくなるまで花弁が散らない。
子房は側面は平滑だが、花柱部分が複数個に分かれており、先端に放射状に「柱頭」が形成される。はじめは白いが、花弁が散り、雄しべが下にたれ下がり、まるで腰みののようになると、黒ずんでくる。写真は5房性の柱頭で、雄しべがまだ子房を取り囲んでいる。
よく見ると柱頭の数は3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10個といろいろある。もっとも多いのは5~9個だ。すべて撮影できたが、A4サイズでは6枚しか入らないので、5と10を別にした。
(写真2は組み写真)
はじめ6柱頭のものに気づき、「おかしいな生物はヒトデのように5放射性が多いのだが…」と疑問に思い、数えはじめたら3から10まで、偶数も奇数も見つかった。十字架のかたちをした4柱頭のものを見つけたときは、不思議な気持ちになった。
3柱頭のものは、イースター島のモアイ石像の顔のようにも見える。
10柱頭もあると、もう数えるのも間違えそうになる。
「これ果実の青いうちに傷つけたら、阿片が取れるのではないか?」と調べたら、阿片が含まれているのは白いケシだけだと図鑑にありました。ヒナゲシは園芸種なので、ダメだそうです。「脱法ハーブ」にはならないか…

花弁は4枚で対になるものが上下に重なっている。円柱状の子房が目立って大きくなるまで花弁が散らない。
子房は側面は平滑だが、花柱部分が複数個に分かれており、先端に放射状に「柱頭」が形成される。はじめは白いが、花弁が散り、雄しべが下にたれ下がり、まるで腰みののようになると、黒ずんでくる。写真は5房性の柱頭で、雄しべがまだ子房を取り囲んでいる。
よく見ると柱頭の数は3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10個といろいろある。もっとも多いのは5~9個だ。すべて撮影できたが、A4サイズでは6枚しか入らないので、5と10を別にした。


はじめ6柱頭のものに気づき、「おかしいな生物はヒトデのように5放射性が多いのだが…」と疑問に思い、数えはじめたら3から10まで、偶数も奇数も見つかった。十字架のかたちをした4柱頭のものを見つけたときは、不思議な気持ちになった。
3柱頭のものは、イースター島のモアイ石像の顔のようにも見える。
10柱頭もあると、もう数えるのも間違えそうになる。
「これ果実の青いうちに傷つけたら、阿片が取れるのではないか?」と調べたら、阿片が含まれているのは白いケシだけだと図鑑にありました。ヒナゲシは園芸種なので、ダメだそうです。「脱法ハーブ」にはならないか…
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