ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【小沢裁判】難波先生より

2012-11-22 12:34:52 | 難波紘二先生
【小沢裁判】の検察側弁護士による上告断念について、「日刊現代」がこう報じている。
 http://gendai.net/articles/view/syakai/139694 
<永田町では、衆院解散で、「民主党からの官房機密費が途絶えて裁判を続けられなくなった」とのウワサも飛んでいる。カネの切れ目が「上告断念」の決め手――なんてトンでもない話だが、こんな噂話が出るところに、この裁判が“小沢潰し”目的だったことが、浮き彫りになるのである。>

 あの裁判が「小沢潰し」だったことは、少しでも自分の頭でものを考える習慣がある人間にとっては、明白だったろう。メディアの異常な「小沢叩き」報道の方が、読者には異常だった。
 
 山本夏彦は、「週刊誌は買う必要がない。電車の吊し広告を読めば中味がわかる」といっていた。残念ながら、広島県の電車には週刊誌の吊し広告がない。その代りか、「産経」には出版社系の週刊誌のかなり詳しい広告が載る。「週刊ポスト」11/30号はこうだ。
 <野田<自爆テロ>解散>
 ★「俺は降ろされたくない」、「嘘つきじゃない」、総理の乱心ドキュメント
 ★英雄気取りの野田を待つ「党除名」と「当選無効」危機
 ★「選挙後40議席」でも残る民主「党資金200億円:を山分けする奴ら
 ★準備不足が「怪我の功名」に!橋下・石原・小沢「第3極」意外と成るかも
 ★新党乱立現在14政党でNHKが嘆く「夜の番組がすべて政見放送になっちゃう」
 ★最後に言っておく民主党はマニフェスト反古の「詫び料」として「官房機密費35億円」を返納せよ


 官房機密費が35億円もあるのなら、その一部が「小沢対策費」に廻っていてもちっとも不思議はない。
 もともと紐付き政治献金による議員の腐敗を問題として、「政党交付金」制度を作ったのは小沢一郎だということを忘れてはいけない。今の、「小選挙区+比例代表制」の選挙制度を作ったのも小沢である。


 自民党が復活するか、第三極を中心に政界再編成が進むかは未知数だが、「投票に行く」と答えた人は60%位に達しているから、地方選挙並みにアップしている。


 <衝撃レポート:本当は意味がない「健康診断」>
 ★なぜこんな検査があるのか、医学界のタブーに迫る!
 ★人間ドックは病因にとって貴重な収入源であり利権
 ★定期検診を受けると不幸になる!?
 ★「胸部X線検査」では病気は見つからない!? 厚労省も廃止を検討中
 ★「がん検診」も「脳ドック」も効果なしと医師が指摘!


 日本医師会を最初に作ったのは、伝染病研究所と慶應大学医学部の創始者、北里柴三郎。東大卒だが東大と対立。東大の反対がなければ確実にノーベル賞をもらっている。
 戦前の日本医師会はさしおいて、戦後の医師会を牛耳ったのは武見太郎。
 彼の時代は高度成長期の始まりで、国民皆保険とか保険内容の充実という点で、国民の利益=医師会の利益だった。
 武見自身は銀座開いていた診療所では「自費診療」を貫き、保険診療をしなかった。だから自分を「欲ばり村の村長さん」と自嘲的に表現することもあった。
 
 いま、開業医の利益と国民の利益、学会の利益は完全に解離している。
 きちんとした学問をした医学者にとって、「がん検診」や「脳ドック」、「健康診断」に意味がないことは常識だ。
 「健康診断」は異常が「ある」ことは証明できても、「ない」ことは証明できない。ある種のがんは発生後3ヶ月で症状が出る大きさになるから、年2回の検査でもひっかからない。異常を感じたときに受診するのが一番なのである。


 会社や自治体がやる健康診断のコスト・パフォーマンスからみても、定期検診の見直しは必要だろう。
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