【書評】エフロブの「買いたい新書」欄に 北村行孝・三島勇『日本の原子力施設全データ 完全改訂版』(講談社ブルーバックス, 2012/2) をアップしました。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1374556992
安定政権となった安倍内閣は「原発再稼働」と原発輸出を推進しようとしています。
東海道新幹線は、1961年の開業以来50余年, 大事故を起こしていない。しかし, かつて墜落しなかった飛行機がないように, 原理的に脱線転覆しない高速列車もない。現にスペインで大事故が起こった。中国でも起こった。
1986年のソ連チェルノブイリ原発事故と2011年の福島第一原発事故は, ともに「国際原子力事故評価分類」でレベル7という最悪の事故である。さらなる最悪事故は起こるだろうか?
各国の原子力発電所数のみが問題にされがちだが, 国土面積あたりの原発数を見ると, 世界第1位は韓国2.00基(1万平方キロ当り), 2位日本1.42,3位フランス1.09, 4位ドイツ0.47, 5位が米国0.12となりる。
日本海を挿んで日本と韓国にはあわせて74基の原発があり, 米国104基に継ぐ世界でも二番目に原発が多い地域となっている。しかも日本も韓国ともに、使用済みウランの再処理能力をもたず, フランスに依存している。事故は原発の相対頻度と油断に比例するから, 次は韓国だろう。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1374556992
安定政権となった安倍内閣は「原発再稼働」と原発輸出を推進しようとしています。
東海道新幹線は、1961年の開業以来50余年, 大事故を起こしていない。しかし, かつて墜落しなかった飛行機がないように, 原理的に脱線転覆しない高速列車もない。現にスペインで大事故が起こった。中国でも起こった。
1986年のソ連チェルノブイリ原発事故と2011年の福島第一原発事故は, ともに「国際原子力事故評価分類」でレベル7という最悪の事故である。さらなる最悪事故は起こるだろうか?
各国の原子力発電所数のみが問題にされがちだが, 国土面積あたりの原発数を見ると, 世界第1位は韓国2.00基(1万平方キロ当り), 2位日本1.42,3位フランス1.09, 4位ドイツ0.47, 5位が米国0.12となりる。
日本海を挿んで日本と韓国にはあわせて74基の原発があり, 米国104基に継ぐ世界でも二番目に原発が多い地域となっている。しかも日本も韓国ともに、使用済みウランの再処理能力をもたず, フランスに依存している。事故は原発の相対頻度と油断に比例するから, 次は韓国だろう。
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