金食い虫？

　今日は天気予報とは違い、とても良い天気だ。青空が広がり、風も爽やかだ。昨日のサイクリングで疲れたので、今日は一日家にいることにした。

　昨夜、次男家族が久しぶりにやって来た。妻へのバースデーケーキを遅ればせながら持ってきたのだ。遅くはなったが、妻は喜んでいた。

　上の孫は小学校６年生。だいぶ背も伸びて、妻の背を超えるくらいになっている。今月、誕生日を迎えるのでプレゼントが欲しいという。何が良いかと聞くと、初めは自転車が欲しいと言ってきた。そのうち、自転車ではなくベッドが欲しいと言い出した。今は弟と一緒の二段ベッドに寝ているが、これからは一人で寝たいとのこと。

　呆れたことに、自転車は中学校の入学祝で買って欲しいという。まあ、本人が欲しいと言うなら買ってやるしかない。

　下の孫は１１月が誕生日だが、これまた自転車が欲しいという。今乗っている自転車は上の子のお下がりだ。去年の誕生日に買ってやろうと思ったが、何故かいらないと言った。それが今年は欲しいという。孫に欲しいものを買ってやるのも私の楽しみの一つだ。

　しかし、孫とは思わぬ金食い虫だ。年金暮らしの身にとっては厳しいが、それでも買ってやるくらいの余裕はある。妻に話すと「いいんじゃない」と言う。

　そんな話をしていたら、次男が自分も１１月が誕生日だと言う。そして、何と車が欲しいと言い出した。今乗っている車は買ってから１０年が経つ。距離も１０万キロを超え、確かに買い替えの時が来ている。中古の軽自動車なら安いと言うと、私が今乗っている車を欲しいと言う。

　そんな他愛のない話もたまにはいいもんだ。車の話はさておき、孫のベッドを買いに行くことだけは決まった。

　そこで、今日の午後は孫を連れてベッドを見に行った。いろいろ見て歩き、孫の気に入ったベッドを買うことにした。自転車よりはるかに高いプレゼントになってしまったが、孫の嬉しそうな顔を見るとこっちまで嬉しくなるから不思議なものだ。

　間もなく４人目の孫が生まれるが、金食い虫が増えるのは嬉しい限りだ。