口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

KARATE HOUSE

2007-02-08 00:39:02 | 取材

3時就寝、9時起床。

17時30分に乃木坂へ。
今日は、今月末にアルバム『KARATE HOUSE』をリリースする
ポリシックスさんの取材です。

実はポリのみなさん、USツアーから昨日帰国したばかりなんですよ!
なのに翌日が取材日! 僕の方が、日程が間違ってんじゃないか、って
逆に心配しちゃいました ^^;)

もうすっかりワールドワイドな存在になったポリシックス。

4人揃っての取材っていうのは、前作の『Now is the time!』以来なんですが、
その間にバンドにいろいろな変化、すなわち進化があったようで、
非常に興味深いお話を聞けました。

もちろんその進化は、音として、
この『KARATE HOUSE』にしっかりと収められています。

僕的に大きなニュースだったのが、カヨさんのメインシンセが、
コルグPOLYSIXからローランドJUNO-GSH-201にチェンジされていたこと!

ライブでは、既にこのセットでステージに上がっているそうですが、
昨年はスケジュールがなかなか合わず、ライブに行けてなかったこともあり、
不勉強ながら知りませんでした。

そうかぁ、だからああいうサウンドに進化してるんだぁ~(謎)

いやいや、もはや向かうところ敵ナシ。
何をやってもポリシックス。そんな自信と風格すら感じる作品です。

今年でバンド結成10周年。

間違いなくこのアルバムは、
ポリにとっても重要な作品のひとつとなるでしょう。


   *****


メンバー全員のインタビューが19時過ぎに終わり、それから写真撮影。
その間に、僕はインタビュールームに残り、JUNO-Dのセッティング。

新譜インタビューに引き続き、カヨさんのJUNO-D試奏取材です。

カヨさんとシンセと言うと、
ポリでの過激なぶっ飛び系クレージー・サウンドというイメージが強いですが、
実は、高校生時代までクラシック・ピアノを習っていたそうです。

ピアノから、いきなりアナログのPOLYSIXやNordleadに行ったという、
その経歴も、なかなかのツワモノです。^^;)

ですから、普通に『ピアノの音が出る』というPCMシンセは、
今回試奏していただいたJUNO-DやJUNO-Gが、実は初めてだったんだとか。
これもまた、意外や意外。

でも、ピアノとアナログ系シンセを知り尽くしているからこそ、
僕らの視点とはちょっと違う、JUNO-Dの魅力を語ってくれました。

約1時間ほど試奏しながらのインタビューを終え、
再びカヨさんだけの写真撮影。21時過ぎに無事に終了しました。


時差ボケで睡眠不足の中、長時間に渡って快く取材に応じてくださり、
どうもありがとうございました。>ハヤシさん、カヨさん、フミさん、ヤノさん

#明日は、ゆっくりお休みください(_o_)


これらの記事は、2/27発売のGiGS誌に掲載予定です。



POLYSICS『KARATE HOUSE』(初回限定DVD付き)
2007.02.28 Ki/oon Records
KSCL-1117~8 \3,360(税込)