とある立春の日の出来事___
すっきりと快晴に恵まれた2月4日。自分は過去に一度だけ行ったことが有るのだけれど、その記憶が殆ど残っていない伏見稲荷大社を訪ねてきました。
「いつの頃だったのだろう。どんな気候だったのだろう」
思い出そうとしても一向に、その曖昧な記憶は霞ががったまま。まるで今日の天気とは裏腹に…。
いざ現地に降り立つと、その景色は全く以って自分の脳内に刷り込まれていた風景と異なるものでした。駅から本殿までの比較的短い参道に並ぶお店をキョロキョロとしながら歩く、落ち着きの無い自分です。
何故、自分がこの神社を目指したのかと言うと、実は…
「千本鳥居」で有名なこの大社は、その稲荷山全体が神域とされる広大な神社で、かつて邪王真眼の使い手がダークフレイムマスターと共に修行を積んだとされる聖地でもあるのです。そこで自分は近く来るべく“神々の黄昏”に備えるため、邪王心眼と同じくして、その鍛錬に励むことにしたのです。
(何を書いているんだ、この俺は…)
軽ぅ~く、ラノベ調の中二患者の様な書き出しになってしまいましたね。(クッククク…)
要は「映画 中二病でも恋がしたい~Take On Me~」の作中で小鳥遊六花と富樫勇太が、この伏見稲荷大社を訪れたシーンがあると言う事で、自分もちゃっかり舞台訪問してきた!って事です。(あ!でも冒頭の、過去に訪れた曖昧な記憶は事実なのですけどね)
しかし、この山登り。キツかったぁ~。
「おもかる石」の有る場所までは、スグだったのですけどね。ここから先が問題でした。
(目的地のシーンは、果たして山頂まで登らないと見れないのだろうか?)
山の中腹で息を切らせながら、とても不安になる自分です。もぅ足が笑っちゃってます。
(何処まで続くん?この道。はっきり言って、こんな山道。中二患者には無理やで!)
心が折れそうになった途中の休憩地点、「四つ辻」。
ふと振り返ると、眼下に広がる俗世の景色。そこはまさしく、二人が記念撮影したポイントでした。山頂まではまだ、半分ほどの道半ば。その先の恐怖が回避できた事に自分はホッと胸を撫で下ろしながら、こう呟きました。
「そらそうやろ!いくら設定や言うても、中二患者がこれ以上登れる根性は無いわな~」
それにしても「京アニ・ロケハン・スタッフさん」も良く頑張って、ここまで来たものですね。このワンシーンのために…。頭が下がります。
少し休憩してから、自分は下山を始めます。
自分は知っています。実は、登山より下山の方が膝には負担が大きいのだと言う事を。
もし調子に乗って山頂まで目指そうものなら間違いなく、翌日以降、自分の足腰は悲惨な状態になるだろう事を。
既にガクガク状態の膝と脹脛。笑っちゃってます。
(あ!しまった!)
黄前ちゃんたちのARを使って、記念撮影するのをすっかり失念していた事に途中で気付いたのですが、時既に遅し。
仕方ないので本殿前や境内付近で撮影です。
「映画 Hello World」の等身大パネルも発見~!
駅前ではARで「おこしやす ちとせちゃん」の撮影も出来ました。
何だか色々とキャラクターが入り乱れて少し、カオスな状態になっていますが。
兎に角無事に、邪王真眼と同じ鍛錬を終え新たな能力を得た自分は、JTB(日本最高機密旅行結社)が張り巡らせている結界を破り(あ!手でタッチして開ける自動ドアを指して言っているのですけどね)、そのサーバントと相まみえることになったのです。
「本日は、どのようなご用件で?」
「はい。〇〇日に1泊、沼津で宿泊したいのですが」
「少々、お待ちください」
サーバントは徐に、手元の魔道具を使い(あ!パソコン、ですね)、その術式を操作し始めた。
「でわ、駅から少し距離がありますが、リバーサイドホテルでは如何でしょうか?」
「う~ん。もぅ少し駅から近い方が…」
「そうですか。でわ…」
表情を曇らせる自分の顔を見て再び、サーバントは改めた術式を唱え始めた。しかしその時。自分の思考に、それはまるで“ニュータイプ”のような波長が割って入って来たのである。
(え?何だ、今のは…。もしかして、こ、これは!?)
自分の秘めたるレベル5の演算能力を駆使し導かれし答えは…
自分は堪らず立ち上がってしまった。勢いで椅子が後ろにはじき倒され、その音にサーバントが驚き戸惑っている。
「お、お客様?どうされました」
やや俯き加減に瞳を閉じた自分は、左手の人差し指と中指を眉間に宛がう。余った右腕は自然と左ひじを抱きしめる。自分はその得た正答に確信を持った。口元が緩み、サーバントに対し静かではあるが不敵な笑みを浮かべる。
「クッククク。いえ、やはりそのリバーサイドホテルでお願い致します」
「は?はぁ…。承知しました」
呆気に取られたサーバントは、対応に苦慮しながらもパソコンを操作し、続けて自分に質問をしてきた。
「で、朝食は如何いたしましょうか?」
「今!彼の地にてヨハネ、降~~ぅ臨!」
(こいつ、聞いてねぇ~や)
サーバントはフリーズした。
因みに転移術式は、闇夜の不可視境界線を越える四輪の箱舟___
(あ!夜行バス、ね。四輪じゃね~けど)
と言う事でついに、自分は〇〇、〇〇日にAqoursのみんなが暮らす内浦・沼津にお邪魔する事になりました。そして、宿泊はヨハネ(津島善子ちゃん)の住むマンションの隣と“設定”されているホテル「リバーサイドホテル」。
これもきっと「中二病」繋がりだと言う事で、運命を感じる自分です。
これ、見れるかな? https://www.youtube.com/watch?v=n4IbcBF817I
(これ作った人、天才!)
すっきりと快晴に恵まれた2月4日。自分は過去に一度だけ行ったことが有るのだけれど、その記憶が殆ど残っていない伏見稲荷大社を訪ねてきました。
「いつの頃だったのだろう。どんな気候だったのだろう」
思い出そうとしても一向に、その曖昧な記憶は霞ががったまま。まるで今日の天気とは裏腹に…。
いざ現地に降り立つと、その景色は全く以って自分の脳内に刷り込まれていた風景と異なるものでした。駅から本殿までの比較的短い参道に並ぶお店をキョロキョロとしながら歩く、落ち着きの無い自分です。
何故、自分がこの神社を目指したのかと言うと、実は…
「千本鳥居」で有名なこの大社は、その稲荷山全体が神域とされる広大な神社で、かつて邪王真眼の使い手がダークフレイムマスターと共に修行を積んだとされる聖地でもあるのです。そこで自分は近く来るべく“神々の黄昏”に備えるため、邪王心眼と同じくして、その鍛錬に励むことにしたのです。
(何を書いているんだ、この俺は…)
軽ぅ~く、ラノベ調の中二患者の様な書き出しになってしまいましたね。(クッククク…)
要は「映画 中二病でも恋がしたい~Take On Me~」の作中で小鳥遊六花と富樫勇太が、この伏見稲荷大社を訪れたシーンがあると言う事で、自分もちゃっかり舞台訪問してきた!って事です。(あ!でも冒頭の、過去に訪れた曖昧な記憶は事実なのですけどね)
しかし、この山登り。キツかったぁ~。
「おもかる石」の有る場所までは、スグだったのですけどね。ここから先が問題でした。
(目的地のシーンは、果たして山頂まで登らないと見れないのだろうか?)
山の中腹で息を切らせながら、とても不安になる自分です。もぅ足が笑っちゃってます。
(何処まで続くん?この道。はっきり言って、こんな山道。中二患者には無理やで!)
心が折れそうになった途中の休憩地点、「四つ辻」。
ふと振り返ると、眼下に広がる俗世の景色。そこはまさしく、二人が記念撮影したポイントでした。山頂まではまだ、半分ほどの道半ば。その先の恐怖が回避できた事に自分はホッと胸を撫で下ろしながら、こう呟きました。
「そらそうやろ!いくら設定や言うても、中二患者がこれ以上登れる根性は無いわな~」
それにしても「京アニ・ロケハン・スタッフさん」も良く頑張って、ここまで来たものですね。このワンシーンのために…。頭が下がります。
少し休憩してから、自分は下山を始めます。
自分は知っています。実は、登山より下山の方が膝には負担が大きいのだと言う事を。
もし調子に乗って山頂まで目指そうものなら間違いなく、翌日以降、自分の足腰は悲惨な状態になるだろう事を。
既にガクガク状態の膝と脹脛。笑っちゃってます。
(あ!しまった!)
黄前ちゃんたちのARを使って、記念撮影するのをすっかり失念していた事に途中で気付いたのですが、時既に遅し。
仕方ないので本殿前や境内付近で撮影です。
「映画 Hello World」の等身大パネルも発見~!
駅前ではARで「おこしやす ちとせちゃん」の撮影も出来ました。
何だか色々とキャラクターが入り乱れて少し、カオスな状態になっていますが。
兎に角無事に、邪王真眼と同じ鍛錬を終え新たな能力を得た自分は、JTB(日本最高機密旅行結社)が張り巡らせている結界を破り(あ!手でタッチして開ける自動ドアを指して言っているのですけどね)、そのサーバントと相まみえることになったのです。
「本日は、どのようなご用件で?」
「はい。〇〇日に1泊、沼津で宿泊したいのですが」
「少々、お待ちください」
サーバントは徐に、手元の魔道具を使い(あ!パソコン、ですね)、その術式を操作し始めた。
「でわ、駅から少し距離がありますが、リバーサイドホテルでは如何でしょうか?」
「う~ん。もぅ少し駅から近い方が…」
「そうですか。でわ…」
表情を曇らせる自分の顔を見て再び、サーバントは改めた術式を唱え始めた。しかしその時。自分の思考に、それはまるで“ニュータイプ”のような波長が割って入って来たのである。
(え?何だ、今のは…。もしかして、こ、これは!?)
自分の秘めたるレベル5の演算能力を駆使し導かれし答えは…
自分は堪らず立ち上がってしまった。勢いで椅子が後ろにはじき倒され、その音にサーバントが驚き戸惑っている。
「お、お客様?どうされました」
やや俯き加減に瞳を閉じた自分は、左手の人差し指と中指を眉間に宛がう。余った右腕は自然と左ひじを抱きしめる。自分はその得た正答に確信を持った。口元が緩み、サーバントに対し静かではあるが不敵な笑みを浮かべる。
「クッククク。いえ、やはりそのリバーサイドホテルでお願い致します」
「は?はぁ…。承知しました」
呆気に取られたサーバントは、対応に苦慮しながらもパソコンを操作し、続けて自分に質問をしてきた。
「で、朝食は如何いたしましょうか?」
「今!彼の地にてヨハネ、降~~ぅ臨!」
(こいつ、聞いてねぇ~や)
サーバントはフリーズした。
因みに転移術式は、闇夜の不可視境界線を越える四輪の箱舟___
(あ!夜行バス、ね。四輪じゃね~けど)
= 完 =
と言う事でついに、自分は〇〇、〇〇日にAqoursのみんなが暮らす内浦・沼津にお邪魔する事になりました。そして、宿泊はヨハネ(津島善子ちゃん)の住むマンションの隣と“設定”されているホテル「リバーサイドホテル」。
これもきっと「中二病」繋がりだと言う事で、運命を感じる自分です。
これ、見れるかな? https://www.youtube.com/watch?v=n4IbcBF817I
(これ作った人、天才!)