
『飲み過ぎた~』




《ドラゴン、それは最強の生物である》

《炎を吐き、空を飛び、時には魔法も使うという想像上の存在》



『じゃーん!』


《…だと私は思っていた》

『こんにちは小林さん!』

7月から放送予定の2期「小林さんちのメイドラゴンS」を前に現在、復習を兼ねて再放送されている1期アニメ。京アニが着実に復活している事を実感できる嬉しいニュースですね。
勿論、再放送と言う事で大筋のストーリーは承知しているのですが忘れているシーンも有るわけで、改めて視聴するとワクワク感は“マジ、ヤバくね”___ですね。


FhánaさんによるOPテーマ「青空のラプソディ」を聴くと弾けるような爽やかな気分になると同時に、少しだけ淋しさも感じてしまいます。人間とドラゴンという寿命の違う種族が共に暮らし、いずれ別れを迎える瞬間があるのだという覚悟。このアニメを優しくカバーした素敵な楽曲だと思います。
ただ、喜び勇んで初回放送のOPテーマを見入っているとちょっぴり、落ち込んでしまった自分です。制作スタッフさんたちの名前が表示されると現実に引き戻され、やるせない気分に浸ってしまったり…
因みに、「小林さんちのメイドラゴンS」では
1期の監督を務めた武本氏に代わり、石原立也氏が引き継ぎ、努めます。そして武本氏の名が「シリーズ監督」としてクレジットされるとの事。
現在の京アニスタッフさんたちが気持ちを奮い立たせ創った作品です。自分も覚悟を以って、大いに楽しみたいと思います。




『帰って明日の準備でもするか』
「おー」
『あっ!ズルいです。私の手も握ってください』

「カンナちゃん。これ見て!かわいくない?」
『おー マジやばくね』

「なぁ小林!これめっちゃ面白いぞ」
『おー マジやばくね』

『ねぇカンナさん!』
『才川マジやばくね』

「はい、授業はじめますよー」

《マジやばくね… マジやばくね》

(なにこれマジやばくね?)



ほんわかとした日常と非日常。面白さとシリアス。色々な要素を詰め合わせ、見事に融合させたアニメ「小林さんちのメイドラゴン」。再放送だけど新鮮に感じさせる京アニの神業には抗えませんね。次の放送も楽しみです。