地味で気弱なオタク男子高校生〝センパイ〟は、図書室で勉強中、派手な女子たちに自作の漫画を見られてしまう。
センパイをバカにする女子たち。しかしそんな中、センパイに興味を持って近づいてくる女子が一人……彼女の名は、長瀞。
思わずドキドキするセンパイだったが、彼女はとんでもない性癖の持ち主だった……!
何?のっけから。この結構、気合の入った背景作画…
『私、1年だけど。2年?』
『う…うん』
『じゃあ。センパイ。ですね』
お~。じつに、長瀞さんの悪い顔である。
「からかい上手の高木さん」や「宇崎ちゃんは遊びたい」と似た感じだけど、ひと味違うこのアニメ。センパイの事が気になってついつい、余計なちょっかいをかけてしまう長瀞さん。おそらく1話、2話くらいまでは単純にセンパイを嗜虐心に駆られ、イジっていただけかも知れないのだけれど、自身を飾らないありのままで接してくるセンンパイに次第に、心惹かれていく長瀞さんの変化が感じられます。
3話くらいになると『ドSギャグアニメと見せかけた濃密なラブコメアニメだわ。これ』って感じです。
この先、長瀞さんのイジり加減がどうなっていくのか?興味津々です。
誘導系の高木さんや天然系の宇崎ちゃんとは違った、少しハードな塩対応をキープできるのかな?
長瀞さんの想定外の出来事に思わず赤面してしまうあたりが結構、可愛かったりする。
って言うか、センパイのヘタレぶりが酷いですよね。ま、それがこのアニメを面白くしている訳ですけどね。見ていて自分はちょっと、ストレスを感じてしまいます。
(だったら見なければいいじゃん!)
それが、ついつい見ちゃうのですよ~。長瀞さん、侮りがたし!