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毎日の忙しさの中で、季節が風のように過ぎていく。
何気ない日常の出来事は、そんな季節の中で風化していく。
それでも、紫陽花が花を開くこの梅雨の時期。自分は否応なしに思い出してしまう。
「あと1か月もすればまた、今年も“祈りの夏”がやってくるのだ」と___
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どれほどアニメの世界にどっぷりと浸ろうとも、どれほどアニメの舞台となった地を巡りアニメの世界観を体感しようとも、どこか満たされない不足感。自転車のタイヤに空気をいっぱいに入れても、走り出すとすぐに空気が抜けてしまうような感覚。欠けたパズルのピースは埋まることは無いのかも知れない。
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7月。あの惨禍から2年の時を経て、見事に新作テレビアニメを放送にまで漕ぎ着けた京都アニメーションの方々には敬服するばかりです。それはファンにとって、とても嬉しい“京アニ復活”の号砲なのかも知れません。でももしかしたら、おそらくは…京アニのスタッフの方々からすれば、それは「復活」と呼ぶには少し、違う感覚なのかも知れないと思う自分です。
埋まらない記憶の欠片。それに負けないように鮮やかに模る新しいピースを周囲に埋めていくように。どれだけ勢いをつけて走っても、どれだけ素晴らしい作品を創り上げても、あの時から欠けたピースは抜けたまま。それは決して埋め合わせる事の出来ない、やるせない切ない気持ち。だからせめて、何度同じ季節を通り過ぎないといけないのかは解らないけれど、この思いが風化するまでは祈りを続けたい。
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「今年は何処で祈りの時間を過ごそうか」
今年の7月18日は、日曜日に当たります。
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梅雨が明け、本格的な夏の陽射しが照り付ける頃___
季節は巡り今年もまた、祈りの夏がやってきます。