小野寺和紗は、所属している文芸部で他の部員たちと本の朗読をしていた。
今まで読んできた作品とは全く違う大人な世界に戸惑う和紗。
そんなある日の昼休み、一同は部長のり香から好きな作家の新作情報を聞く。作品の話題で盛り上がる中、新菜が口を開く。
「私が死ぬまでにしたい事は……」
少女たちの恋心を描いたアニメかなぁ?と思いつつ、何となく見続けていたこのアニメ。恋と性に不器用な少女たちがどのように青春を突き進んでいくのか?って感じでしたが、自分は第8話で、その平常心をぶち抜かれた感じです。
「これってもぅ、最終回で良いんじゃね?」と思えるくらいの青春ロマンス満開のお話しでした。
第6話では、
文化祭で恋の伝説を作りたいという実行委員の依頼を受けた文芸部。
和紗は、泉と新菜のことが気になり考えがまとまらない。
り香は、付き合い始めた天城との距離感がいまいち掴めずにいた。
そんな中、案をまとめるためにと、ひと葉は合宿に行こうと提案する。
「もう少しだけ待って、もう少しだけ……」
第7話では、
合宿に来た文芸部。
ひと葉は山岸に迫ってみるも、簡単にあしらわれてしまう。
お風呂でのぼせてしまった和紗は、新菜に介抱してもらうが、新菜の焚きつけるような口調に乗せられ険悪なム―ドに。
ケンカになりそうになったその時、り香が止めに入り、とあることを提案する。
「合宿と言えば――。」
そして、注目の第8話。
文化祭当日、文芸部は朗読劇の準備に追われていた。
先日の三枝とのやり取りを引きずっていた新菜は、泉にちょっかいをかける。
泉とのやりとりの中で、新菜は自分の想いに気づいてしまう。
一方、和紗は文化祭中に泉に告白する決心を固める。
そして、朗読劇の幕が上がる。
「あなたが好き……!」
いやぁ~もぅ、キャンプファイヤーのシーンは最高でしたよ。
恋が叶ったり、叶わなかったり。
異性への接し方が解らなくて思い悩んだり。
部長もメガネを外せば美人になると言う設定も良かったですね~。
確かに「青春あるある」だなぁ~と、自分たちが学生だった頃の思い出に妙に重ね合わせる方も少なくないのでは?と思います。
さて・・・
まとまった感のある第8話から、終盤の第9話以降はどのようにお話を盛り上げてくれるのか?寝転がって見ていた自分は、次回から背筋を伸ばして見ないとイケナイようですね。
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