年間何十本も制作放送されるテレビアニメ。その作品の中で輝く、数多のアニメキャラクターたち。時には強烈なインパクトを与え、視聴者の記憶の中で永く輝き続けるキャラクターも存在します。そして、この「推しの子」にも一人。豊富なタレント性を以って、現実社会に少しばかりの影響を与えたアニメキャラクターが存在するのです。
現在、第2期が絶賛放送中のテレビアニメ「推しの子」___
このアニメタイトル自体が超人気作品で、問題作で、話題性に富んだ作品である事は疑う余地は無いのですが、それらを差し引いても“有馬かな”というキャラクターの存在は現実社会においても魅力的な商業価値がある存在のようです。
第2期では、2.5次元舞台劇<東京ブレイド>編での彼女の活躍は、メインヒロイン星野ルビィをも押しのけて、サブヒロインであることを忘れ去ってしまうような起用法。言い換えれば、黒川あかねとのアクアをめぐる直接対決もサブヒロイン同士の戦いの筈なのですが、これがまるで正ヒロインの座を賭けたような展開に思えてしまうのです。
アクア『無理して張り合おうとするな。根が真面目なお前じゃ煽り合いで有馬に勝てない』
あかね『ピーマン体操が代表作のくせに!』
メルト「あっ意外とダメージ入ったな」
アクア『ちょっと調子乗ったな』
かな「そっちだって代表作は恋愛リアリティショーでしょうが!マルチタレントはどっちよ!」
アクア『これはきついカウンター』
メルト「やっぱ有馬レスバ強いな」
メルト「すみませんこれはこっちで引き取るので」
アクア『これはこっちで抑えておく』
《絶対に負けない》
そんな有馬かなの魅力に目を付けたカネヨ石鹸(株)の商品「重曹ちゃん」では、そのラベルパッケージに起用され一時期、売り上げがグンとあがったみたいです。
他にもタイアップ企画や各種コラボイベントでも、描きおろしイラストでのセンターを取ることも珍しくない状態となっていますね。
自分が特筆したいのは、1963年の発売から61年間、一度も変わらなかったタマノイ酢(株)の「すしのこ」のラベルパッケージが期間限定ではあるものの、有馬かなが「すしのこ」の衣装に身を包んだ描きおろしイラストの新パッケージデザインで起用されている事。
これは4月1日にSNSで実施されたエイプリルフール(フェイクニュース)をリアルニュースにしてしまったという事。加えて、従来の「中袋」以外にも「小袋」(2袋入りパック、ステッカー入り)も併せて商品化すると言う本気度。おそらく6月中旬からの販売開始だったでしょうか。
勿論、自分も買いましたよ!全種、各2袋ずつ。小袋は地元では見つからなくて、6月25日の京都・北野白梅町(響け!ユーフォニアム3のロケハン巡り)に訪ねた際に隣接するスーパーでやっと購入できた次第なのです。
話しは変わるのですが、7月30日に近所のショッピングセンターに行った際に立ち寄ったユニクロ。<UT>ブランドで「推しの子」デザインのTシャツが販売されている事は知っていたのですが、実際に目にすると視線を背ける事が出来なくなってしまいました。結果はご覧の通り。ヤバいですね。
JR東海【推し旅】も有馬温泉(兵庫県)でのイベントを盛大に企画しています。ここでも勿論、メインキャラを務めるのは有馬かな。
他にも、いつの間にかこんな商品を買ってしまっていたり・・・(;^_^A
アニメ【推しの子】(2期)も物語りの結末は見えないようですが、Tシャツを着ながら「すしのこ」を混ぜたご飯を食べながら、じっくりと見届けたいと思います。
アニメ本編でも、コラボ企画でも自分たちを楽しませてくれる魅力あふれるキャラクター・有馬かな。まだまだ、輝きは増し続けそうですね。
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