(飼い犬は聞いた!)
夜中の居間でカッパ姉ちゃんが病院のMちゃんからの
メールを読んでカメラおじさんと話していたんだ。
ぼくは、薄目で聞いたよ。
「Mちゃんからのメールでサカイ君が変だって・・・」
「サカイ君ってMちゃんの旦那で塾講師の。」
「深夜に帰ってきて子猫の小リキと一しきり遊んでパタン
と寝るんだけど 朝方寝言で何やら名前をいうんだって・
・・それも切なく。」
「二人とも24,5才の新婚カップルでしょ。まだ」
「うん。ほやほや」
「まさか知らない女の名前でも呟いたの?」
「それが・・・(と笑い出す)」
「それが・・・」
「寝言で枕を抱きしめて『めんちゃーん』って・・・」
「つぶやくの?」
「!!!!!」
ぼく「?????」
カメラおじさんも笑い出した。
「めんはそんなに気に入られてたんだ」
カッパさん「たぶん昔サカイ君犬飼ってたかしら。」
ぼくは、ねこ先生の病院で
サカイ君が飽きずに遊んでくれた
ことを思い出したよ。
「悪く思わないで!小リキちゃん」
夜中の居間でカッパ姉ちゃんが病院のMちゃんからの
メールを読んでカメラおじさんと話していたんだ。
ぼくは、薄目で聞いたよ。
「Mちゃんからのメールでサカイ君が変だって・・・」
「サカイ君ってMちゃんの旦那で塾講師の。」
「深夜に帰ってきて子猫の小リキと一しきり遊んでパタン
と寝るんだけど 朝方寝言で何やら名前をいうんだって・
・・それも切なく。」
「二人とも24,5才の新婚カップルでしょ。まだ」
「うん。ほやほや」
「まさか知らない女の名前でも呟いたの?」
「それが・・・(と笑い出す)」
「それが・・・」
「寝言で枕を抱きしめて『めんちゃーん』って・・・」
「つぶやくの?」
「!!!!!」
ぼく「?????」
カメラおじさんも笑い出した。
「めんはそんなに気に入られてたんだ」
カッパさん「たぶん昔サカイ君犬飼ってたかしら。」
ぼくは、ねこ先生の病院で
サカイ君が飽きずに遊んでくれた
ことを思い出したよ。
「悪く思わないで!小リキちゃん」