カジュアル・アミーガ         本ブログの動画、写真及び文章の無断転載と使用を禁じます。

ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

どこかに、きっと、花が

2006年12月31日 | めんちゃん日記
 今日が一年の最後の日だって。
ぼくは、町を歩き、ごはんを食べ友だちを見つけては遊び、
そして2才になったよ。
 少しつづにんげんのこともわかってきたような気がする。
本当に怖いひともいるし、些細なことでつまずいたり、
戸惑ったりするひとも
いるし、雪の日の暖炉のようにやさしいひともいるね。
あんまりぼくらと変わらないんだよね。結局。
 ただときどき面食らうのが、ひとりのひとの中で
怖かったり、戸惑ったりやさしくなったりすることなんだ。
ちょうどお空みたいに冷たい嵐になったか
と思うとじりじりと太陽が照りつけるように。
これもワンちやんも同じ。わるいめぐりに当たったときは、
つらいよ。
 でもそんな日には、
ぼくは小さな花を見つけることにしたんだ。
そうすると暖かい気持ちになれるよ。よくよく探すと・・
どこかにあるもんだね。
どんなはげしい木枯らしの日でも、
よく自分の足もとをみると。
来年もそんな小さな花がたくさん見つかることを願って、
にんげん風によいお年を!
それから犬年くん、さようなら! また12年後にね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒風の中あずきちゃんに会う

2006年12月30日 | めんちゃん日記
 木枯らしの吹く中、公園へ散歩に行ったよ。
そしたらなんとあずきちゃんがいたんだ。
両親につれられて・・・
ジャック・ラッセルのローゼちゃんや他のわんちゃんと
遊んでた。4か月ぶりにみるとすっかりぼくの3倍の大きさ
になっていたよ。みんな、元は猟犬だから激しくアタック
してじゃれていたけど、ぼくは、やっとあずきちゃんのお尻
の匂いを嗅ぐのが精一杯だった。
しかし初恋のあずきちゃんは、はるかに大きくなって落ち
ついちゃったみたいだけどお顔は、本当にきりりとして
和風レデイって感じだったよ。
「洟たれて遊んでいた幼なじみが、
見違える女子大生になってバッタリ町で
 会って、◯◯君? 久しぶりって言われて、思わず赤点
 の通知簿の 入った鞄を隠して、はあ、やあ、××ちゃん?
  ・・って言ったきり出始めたニキビをぼりぼり掻いて
 しまうって感じかなあ」
とカメラおじさんが帰り道ぼくのリードを引っぱりながら
笑ったよ。
ふん! ぼくにニキビなんてないよぉ。
それにおじさんじゃないんだから、
赤点なんかとったことないもん。
ぶんぶん先生のしつけ教室じゃ、
ずっと優等生だったんだぞぉ。バカぁ!

あずきちゃんの想い出
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きょうで小リキとお別れ

2006年12月29日 | めんちゃん日記
 ねこ先生の病院の動物看護士のMちゃんが結婚して
東京の東へ引っ越すので今日が最後になったよ。
よくぼくと遊んでくれてありがとう。
 たまには小リキをつれて遊びに来てね。
しばらく専業主婦っていうところで働くんだって
カッパ姉ちゃんが言っていたけど、傷ついたり、
困った動物を見つけたら又助けてね。
せんぎょうしゅふとかいう仕事の合間でいいからさ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嵐のあとの夕暮れ

2006年12月28日 | 写真コラム
年の瀬。
今年もいよいよ後三日。
2006年。平成18年はどういう年でしたか。
いい年だったか、あまり良くない年だったか。
時の流れを意識して生活していた時代と少し変遷している
ようにこの頃思います。
 「寅さん」映画では、必ずラストの正月のシーンの頭に
青空に凧があがっているけど、最近正月だからと凧をあげて
いる光景をあまり目にしない。
 また年末になると会社も早々に休み、近所で餅つきを
やっている音が朝から聞こえてきたり畳を叩く音もしていた。 
そんなものが季節の風物詩でした。
元旦はどこも店が開いてなくて町がとても静かだった
記憶があります。
いまは、コンビニとバブル期に24時間営業をはじめた業種が
年中無休で営業していている。
(テレビの深夜終日放送もその一つ)
「紅白歌合戦」と「日本レコード大賞」で年末盛り上がって
いたのは、昭和の末期までですかねえ。
それもその筈、いまの高校生は昭和なんて知らないんだものね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンタの贈り物

2006年12月27日 | めんちゃん日記
 雨だ、雨だとは聞いていたけど、こんなに降るなんて!
今日は、ほとんど嵐だったよ。
こんな日にぎりぎり間に合ったサンタさんのプレゼント。
それがこの黄色いレインコートだよ。
カッパ姉ちゃんが選んだカッパ!
Sだと少しきついのだけど・・・
すでに標準より五割大きいぼくを見えはって小さく
見せようったって
無理だと思うけど・・・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六本木ヒルズの聖夜

2006年12月26日 | 写真コラム
 飲んだら乗るな。
 飲んでも乗れるのは、エレベータのみ。
 乗ったら、地上250m。
 六本木ヒルズの54階・展望室。
 場違いな世界。・・・丸腰のおじさんと百万の敵。
 カップルだらけの暗い巣ー。
 なんで日本は、聖夜を性夜にしてしまうのだろう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツヨシとレーコ

2006年12月25日 | めんちゃん日記
 ラジオから徳山動物園の人気クマの話が聞こえてきたょ。
ぱくぱくタイムというショーで夫婦漫才をやっていたん
だって。
レーコに見つめられたマレークマのツヨシが頭を抱える
苦悩ポーズをして、その隙に持っていたエサをとられる
という一芸だったそうでそれが今月レーコが亡くなり、
ツヨシが苦悩ポーズをしなくなったんだってさ。
 仲がよかっただけにさみしいのかな。
ぼくは、ツヨシおじさんが檻の中でうろうろ独りで動き
回っている
のが見えるようだよ。
本当につらいときは、ポーズなんかとれないんじゃないかな。
がんばれ、ツヨシおじさん。
徳山動物園のキヨシ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メリー・クリスマス

2006年12月24日 | めんちゃん日記
きょうはクリスマス・イブだって、いうのに
カッパさん、朝から昼すぎまでずっと寝っ放しで起きず
遊んでくれない。
昨日ハッセイとアンディの千葉の家ですっかりクリスマス会
を盛大にやったために疲れたんだって。
しょうがないから一人で窓見てたら、
きれいな夕暮れになったよ。
 カメラおじさんは、やっと忘年会から帰ってきてぼくを
抱き上げてくれた。
Merry Christmas! めんちゃん!
赤い目をこすって大あくび。バスで帰りに寝ちゃって
乗り過ごして歩いてきたんだって。
ドジなサンタさん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Honkytonk Man

2006年12月23日 | めんちゃん日記
 今日は爪切り…。いやだいやだ。
ついカッバ姉ちゃんの手を噛もうとしちゃうんだもの。
そしたら抵抗できないように首の周りにタオルを田子作風
に巻かれたよ。
口が届かないよう防御しながら切られたよ!
これで爪切る度にふぐるるふぐるるって唸ってたら、
テレビの画面からクリント・イーストウッドの歌うカントリ
ーソングが流れてきた。
♪おれは田舎の流れ者、でもこんなおいらにも生きる証がある♪
♪それは、ギターと夢なのさ♪
Honkytonk・・(安居酒屋。田舎のキャバレー。ガアガア
あひるが鳴くような・・)
まさしくこの首に巻かれた格好は、田舎の流れ者みたい、だよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しい鳥をつかまえた!騒動

2006年12月22日 | めんちゃん日記
(飼い犬は聞いた。)
カメラおじさんが帰ってくるなり、
ぼくの出迎えペロペロもそこそこに
ものすごいスピードで昼間の出来事をカッパ姉ちゃんに
話しだしたんだ。
 朝。カメラおじさんの一日の始まり。
いつものように渋谷を通っていたら、あるマンションの
駐車場にのら猫がいてふうふうって言っていたんで近寄ると、
壁際にクチバシが長くて鳩の二倍ぐらいある木彫りの鳥の
置物が見えた。で
もよく見ると目がくるりと動いたんだ。
 生きてる。しかし飛べないらしくパタパタして猫と格闘
していたんで捕まえたら、今度はどうしたらいいか、
とりあえず段ボール箱に入れて区役所の動物保護課に電話。
「見たことない変な鳥を捕まえたんです」
「それだったら落とし物だからまず警察に届けてください」
で警察に電話して自転車で若い警官が来た。
「なんですか。これ」
「わからないんです」
「代々木警察で預かっても3日で取り来ないと保健所で
すぐ殺しますよ」
「そんな・・もし珍しいクイナだったらどうするんですか」
これはだめだと今度は日本野鳥の会へ電話。
「クチバシが10cmもある。水鳥じゃないですか。足は
長いですか」
「いえ。短いです」
「誰かが飼ってたものが逃げた珍しい鳥だったら内では何
もできないです。 動物園に聞いてみるしかないですね。」
で上野動物園に電話。休み。
仕方なく事務所に持って帰って、
取引先の会社の人が来て何ですかと覗いた。
「これは、ヤマシギかタシギですよ。食うとうまいぞ。
わたしは鉄砲をやりますから」
箱の中でシギちゃんがガタガタ目をむいて暴れた。
わかった。野鳥だ。もう一度野鳥の会へ電話したら代官山
のペットクリニックに連れて行ってください。
ただで見ますから」
たまたま通りかかった移動ペットグルーミング車に乗っけて
もらって恵比寿方面へ。

そうして代官山に行ったときはもう夕方近く。
病院で診ると、背中に5百円玉ぐらいのハゲ。
「ああ。タシギですね。シベリアから越冬で日本にくる
渡り鳥ですよ」

「ビルとかガラスにぶつかったんですね。もう放して
大丈夫です」
「どこで放すんですか」
「田んぼや水辺がいいですが・・・」

渋谷で田んぼ? 
「駒場東大の脇に農林省の農園がありますよ」
タクシーで駒場へ。箱の中でお腹すいたのか、
ぶるぶる震えて可愛い目でこちらを見るシギちゃん。
井の頭線の電車が走る脇の田んぼで
シギちゃんをやっと放したときもう夕暮れだった。

<
「数時間でも一緒にいると、情が移ってしまうね。あのクリ
クリした目を 思い出すと少し寂しい気がする」
とカメラおじさん、又疲れて早々に布団へー

今回の件にご協力して下さった方々へお礼を申し上げます。
 ○日本野鳥の会紹介の代官山ペットクリニックさん http://nttbj.itp.ne.jp/0337937078/index.html
 ○シギを運んでくれたオーシーペットモービルの藤安社長さんhttp://www.apm-j.com
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この子を捜してNo.4

2006年12月21日 | 映画・演劇
「この子を捜して第4話」始まります。
  失踪した裕恵のボーイフレンドが疑われたいるそのとき、
 裕恵の部屋の鍵を持っていた若い男があらわれた・・・・
   「この子を捜して」No.4
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Happy Birthday めんちゃん!

2006年12月20日 | めんちゃん日記
 今日ぼくは、2才になったよ。

にんげんで言うと、18才になるみたい。
はじめは、ぼくを生んでくれたお母さんから離され、
知らない家につれてこられ心細かったけど、
カッパ姉ちゃんとカメラおじさんが
わるい人じゃないことがわかって助かったよ。
 なんとか捨て犬にならず、
ただの犬にされずここまで生きてきたよ。

ぼくは、散歩できるし、好きなスナギモも食べられるし、
恋もできるんだ。
生きているって"いいなあ"って思うよ。
みなさん、ありがとう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭和のくらし

2006年12月19日 | 食玩小物
 足ふみミシン。sawing machine.
お酒のおまけについて来たもの。
よく暖かい日差しのそそぐ縁側などにミシンがあって
母親がミシンを踏みながら縫い物をしていました。
今ではドラマでしか余り見ない光景になってしまいました。
部屋が狭く、廊下の隅に置かれた母の城。
窓のうつり行く風景と継接ぎ作業ー。
昼メロの後の長い午後ー、レコードをかけながらー、
夏物のシャツが冬物に移ろってー、
庭外の景色と部屋内の光景とを縫い合わせてもいたのかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メリお婆ちゃん、大往生

2006年12月18日 | めんちゃん日記
夜、カッパ姉ちゃんの携帯のメールがなったよ。
病院のねこ先生からだった。
「今しがた、病院ねこのメリがご臨終になりました。
 いろいろお世話になりました。」
三毛猫のメリちゃんは、21才だったよ。人間でいうなら100才ぐらいかな。
大往生だよ。
メリ婆ちゃんは猫に珍しいお魚アレルギーだったんだよ。
一口でも魚肉の入ったものを食べるとケイレンしてぶるぶる震えて
薬をやらないといけなかったんだ。
それでも奥さんがねこ先生の釣ってきたお魚を料理していると
ちょうだい、ちょうだい!とねだっていたのを見たことがあるよ。
ボケてたのか、自分のアレルギーのことを忘れてしまうのか、
苦しい目にあっても欲しがるっておかしいね。
メリ婆ちゃん、やすらかに眠ってください。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風に舞う銀杏並木

2006年12月17日 | 写真コラム
今年の紅葉もおわりですね。
今、銀杏がフィナーレを飾っています。
オスメス一つの並木で何年かに入れ替わり
あの何とも言いようのない匂いの実を黄色い絨毯に
ぽつぽつと落とします。
収穫とものすごいニオイ。
ちょうど美しいバラに刺があるようにー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする