カジュアル・アミーガ         本ブログの動画、写真及び文章の無断転載と使用を禁じます。

ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

愛するココロ-37-

2007年11月30日 | 投稿連載
愛するココロ 作者 大隅 充
           37
「これ。見える?」
由香がそう言いながらゆっくりとケイタイの液晶画面を
青く揺らいでいるロボットの視界に近づけた。
じっと見つめるエノケン一号の二つの目の中の焦点レンズ
が細かく前後に動いて、ケイタイの小さな画像にピントを
合わせて一点で止まった。そして大きく両目を瞬いた。
「何か思い出した?」
とトオルがエノケン一号の後ろに廻ってガチャ球マシーン
にお金を入れてレバーを廻した後の子供のようにウキウキ
して聞いた。
「ワタシ、ネムイデス」
青い目が薄い黄色に変化して焦点レンズが長く動いて
シャッター羽根を閉じた。
その動作がロボットのものとも思えずまるで眠気に勝てず
こっくりこっくりする老人みたいでつい笑い出してしまい
そうにトオルも由香もなった。
「まだ充電が完了してないのよ。」
「そりゃ、そうだよね。眠いときは眠い。」
「タダイマ、ケイサンデキマセン」
ぴゅうっと目玉の電源が再び切れた。
「いい夢見ろ。エノケンちゃん。」
由香からケイタイを奪い取るとトオルは椅子にどっかと
座って、カメラモードにしてパチリとスヤスヤエノケン一号
と困った由香の顔を激写した。
「こっちも眠いってー」
大きな欠伸をした。
  
一面の綿花畑を蒸気機関車が青空高く煙を上げて、
ロケットのように風を切って走っている。
先頭の豪華客車には、背広姿のごっつい男たちが
ウィスキーやスコッチの壜を片手に一車両占拠して、
飲むやつ、歌うやつ、ひたすら眠るやつで溢れ返っていた。
みんな遠征中のセントルイスのカージナルスの野球選手
たちだった。
その中でも一番賑わっている後ろの座席では、演芸コント
が繰り広げられていて笑いの渦が列車の走る音を
掻き消していた。
もっともその中心は、エノケンこと、エノ・モトリーノ
の動物物まねだった。カンガルーの外野手がお腹で
フライを捕って、袋の中のボールを捜すのに苦労して
なかなかバックホームができないという一人コントだった。
慌ててカンガルーが取り出すものが鍋だったり、ミルク壜
だったり、モルヒネの注射器だったりして、そのうち
ブルドッグの警官が追いかけて転んで逃げてのドタバタ模様。
涙流して笑っている白人選手たちをちらりと見て、
どうして自分は、少人数のところでしか人を笑わせることが
できないのだろうとエノケン自身深く苦笑いしながら自問して
ブラボーの拍手が起こったのを期に大げさなお辞儀をすると
目の前の空いてる席にどっかと腰を下ろした。
窓からは心地よい風が入って来ていた。
どこまで行っても白い綿花がキラキラ輝いて地の果てまで
つづいていた。白髪が目立ち出したエノケンは、ブロイラー
のように太っちょで緑の瞳の監督さんからすすめられた
コニャックを美味そうに車窓で飲んでは、遠く太平洋の彼方
を夢想した。
連結車両の通路から車掌がサインを貰いにニコニコして
入って来て、太っちょの監督に帽子を脱いでペンと
厚紙を差し出した。
監督も選手もうれしそうに口笛を吹きながらそれぞれ
にペンを執った。
ちょうど列車がはじめての緩やかなカーブに差し掛かった
とき、黄色い顔のエノケンを見つけて、切符はどうした
と急に車掌の顔色が変わってこんなとこに入り込みや
がってと通路へ追い立てた。
当然無賃乗車のエノケンは、馴れた調子で自分から立ち上
がって穴の開いた上着のポケットから親指を出して
おどけて見せたが、ピカピカに磨かれた車掌の革靴は
そんなジョークは許さずエノケンのお尻を容赦なく蹴った。
口笛や歌でワキアイアイだった野球選手たちの車両が
一瞬凍りついた。
次の瞬間太っちょの監督が緑の瞳を細めて、車掌に
大きな声で怒鳴った。
「手を出すな。エノは、うちの名物投手なんだ。
怪我でもさせたら只じゃすまんよ。」
「すいません。知りませんで・・・てっきり無賃乗車の
出稼ぎ野郎かと思いまして・・」
「エノって言うんだ。覚えてろ。」
はい、わかりましたと車掌は真っ赤な顔して慌てて
次の車両へ消えていった。
車内で拍手喝采の波が渦巻いた。
エノケンは、一言サンキュウ・サーと頬を膨らませて言った。
車両の先頭の座席にいた背の高いポロシャツの男が立ち
上がった。
ボブ・ギブソン投手だった。
彼は、長い右手を天井ぎりぎりのところで振って、
即席の東洋人の老選手に声をかけた。
ヘイ!エクサレント・エース!
次の瞬間、ボブは硬球のボールをエノ選手に投げて寄越した。
エノケンは、かろじてボールをキャッチするとアンダー
スローで投げ返してにやりと笑った。客車貸切のカージナ
ルスの面々は口笛から今度はエルビスの大合唱になった。
列車は,やがて赤い大地に呑まれていった。

「エノケンは、偶々移動の列車で南部の野球チームと
親しくなってそのチームに居候することになったって
いつも聞かされたっちゃ。」
夜勤明けで病院の駐車場に出てきた久美がそのケイタイ
のメールを確定して由香に送信した。
朝日が目に痛い。
大きく背伸びして久美は、自分の軽自動車に乗り込んだ。
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レダラッハ~シーちゃんのおやつ手帖25

2007年11月30日 | 味わい探訪
街の顔っていろいろあるけど
自由が丘ほどみごとに変貌しているところはない。
つい昨日子供用品が流行って自由が丘の顔だった。
いま、スウィーツが街の顔になりつつある。

レダラッハの案内はこちらへ。
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冬の旅

2007年11月29日 | めんちゃん日記
切符を買ったよ。
行き先のかわからない旅の、
もう3年も前。
そしてまた冬になった。
ぼくは、もうすぐ3才になる。
ぼくがどんなところで始まったか
わからないけれど
とにかくカッパ姉ちゃんとカメラおじさんと
一緒の列車に乗ったんだ。
いま、サクサク枯葉を歩いて
終着駅はどこなのかぼくには
わからないけれど
ふと窓から見る風景は、公園も緑道もねこ先生も散歩道も
わるくないよ。
ここでぼくは、生きていくんだ。やっと。
このひとたちと。
枯葉色の森の中でヒャリリンと冷たい空気を吸って
そう思ったよ。
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めんつ、がある。

2007年11月28日 | めんちゃん日記
散歩から帰ったら
ぼくに似た奴がいたよ。
思わずともだちとハヤハヤしたら
すましたまま。
なんだ。こいつ。と
今度はガルガル怒ったよ。
でも
すましたまま。
「ああ。めんがふたり! メンツー!」
とカッパ姉ちゃんがニカっと笑って
そのつぶれていたメンツーを組み立てて雑誌入れにしたよ。
でもそいつはすましたまま。
ぼくが先にこの家に来たんだぞ。
挨拶ぐらいしろって。
ぼくにも、メンツがあるんだ。
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ポイントする!

2007年11月27日 | めんちゃん日記
いつも自転車の人を見ると
カッパ姉ちゃんが迎えに来た!
と勘違いしてついポイントしてしまう。
見つけた。
会いたい。
ぼくも行く。
なぜ行っちゃうの?
あああ。違う人だった。
ふぅぅ。
ワンちゃんでポインターって猟に出る犬がいるけれど
ポイントって片足を上げて、構えるポーズ。
これは、本来猟で獲物を見つけたよ!
という時に使う言葉なんだってねこ先生が言っていたよ。
では、
カッパさんもカメラおじさんも可愛いワンちゃんも
みんなエモノ?


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池上の豆腐屋

2007年11月26日 | 写真コラム
下北沢から渋谷へ
抜ける途中に古い豆腐屋さんがあります。
豆腐屋の朝は早い。
地方より東京の方がこういう豆腐屋が残っている。
古さと粋と味との格付けでは
フランスのタイヤメーカーに負けない
三つ星。
あの店のおじいさんが生きている限り
間違いなし。
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親子で写真を

2007年11月25日 | めんちゃん日記
駒沢公園で入り口入ったところから
カメラ小僧やカメラママ、カメラ少女にカメラパパ。
いろんなところで親子で立派なカメラをもって
パチパチやっていたよ。

どうも人形を置いて塔や森を撮ったり
場所は違っても同じことをしていたから
何かの教室なんだとすぐにわかったよ。

「朝日小学生新聞」という腕章をつけたサエないおじさんがいたから
新聞にのるのかな。

カメラおじさんがぽつりと言ったよ。
なんでも好きなものにレンズを向けると自分の好きなことがはっきりするんだね。
カメラだけでなくその見たものに興味をもつことが子供にとっていいね。

ぼくは、帰り道ぼくのレンズでパシャパシャ撮ったよ。
おやつに可愛いチワワちゃんにダックスちゃん、そしておやつにおやつ・・・
やっぱりぼくは、ダメだ。おやつばかりで・・・

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砧公園の野鳥

2007年11月24日 | 街角探検
世田谷の砧公園は、とにかく広い。
林や森があり、川が流れ、芝生の草原があり、
球技場がいくつか隣接している。

その森の奥には、野鳥観察場所の池がある。

ときどき珍しい渡り鳥がやってくる。
冬の到来。
サギが羽を休め、沼の小魚をついばんでいた。
東京の真ん中で自然がこれだけ用意されているところは、
貴重です。




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愛するココロー36-

2007年11月23日 | 投稿連載
      愛するココロ 作者 大隅 充
         36
深夜のファミレスは、閑散としていた。
「はい。夜のお疲れデラックスランチです。」
ハンバーグにから揚げかぼちゃスープの載った大盛りのディナー・
プレートがテーブルに運ばれて来た。
 由香、トオル、学と三人分のプレートを並べているウェイトレス
に由香が恐る恐る聞いた。
「あの、お金払いますからこの機械に電源を使ってもいいですか。」
「はあ・・・?」
「この柱にあるコンセントから充電したいんです。500円払いますから」
由香の真剣な訴えにウェイトレスは、戸惑いながらも主任と書かれた
ネームプレートのせり出した胸をすっくと張ってきれいな標準語
の発音で答えた。
「どうぞ。お使いください。お金はいりません。当店はサービスを
モットーにしていますから。」
「ありがとう。すみませんーー」
とコンセントにエノケン一号のコードをつなげた。
「充電中断シテイマシタ。オナカがヘッタ。」
と目の電源を落として柱の脇にぴったり移動して胸の液晶だけ光
らせてエノケン一号は動きを止めた。
「学君って言ったっけ、バリバリ食べな。」
すでにハンバーグを食べ終えていたトオルが嫌いなピクルスを学
の皿にのせながら勧めた。
「わたし、こんなに食べられない。から揚げと酢豚も食べて・・」
と学のプレートがお子様ランチの富士山セットのように高く
せりあがった。
「うん。」
と一言頷くと学は勢いのいい新品の掃除機みたいにパクパク
食べだした。
由香は、スープを一口飲んで急に思い出し
あっいけないとケイタイを取り出して、カチキチ研究室へ電話をかけた。
「眠っているところすいません。眞鍋です。エノケン一号が
見つかりました。」
「いや、別に寝ちょらんよ・・・」
明らかに眠っていてまだ舌の動きが鈍い唾の溜まった声で加藤教授は答えた。
「今充電しています。」
「そうか。どこも損傷はないかね。」
「腕や胴体に傷痕はいろいろ付いてますが、内部機能としては
問題ありません。さっきパームで指令系統回路と各部動作回路のフィード
バックチェックをやってみましたが、全く異常ありませんでした。」
「さすがエノケンたいね。丈夫ばい。」
「ただちょっと・・・」
「ちょっと、何ね?」
「はい。エノケン一号が野球友だちを連れて来て・・・」
グー握りのフォークで大盛りのライスをかきこんでいた学の手が
ピタっと止まった。
すると、トオルがすぐにポテトフライを学のライスに載せて、
いいから、食え食えと目配せした。学はトオルを見上げた。
トオルは、ライスの上のポテトにケチャップをふりかけて、混ぜると
ケチャップご飯!と優しい目で笑いながらさらに助言した。
学はニコっと白い歯を見せてガツガツ又食べ出した。
「友だちというか、小学生なんですけど可愛い子でエノケン一号
が助けたんです。」
「小学生?・・・ちょっと待って」
パソコンでエノケン一号へ通信を試みた。
やがて画面にエノケン一号からの返信が届いて読み出すと、
再びケイタイの由香に帰った。
「学くんかね。」
「そうです。」
「逆だね。橋から落ちたところをエノケン一号がその子に
助けられたんやね。」
「へーえ。落ちたエノケン一号を助けた?」
と由香は、学の顔を覗き込んだ。
学は、ケチャップで赤く唇が二倍に膨れて見える口でニッと笑って頷いた。
「律儀にエノケン一号は、お返しをしたみたや。」
そうか,じゃこれも飲めとトオルは、今度は自分のオレンジジュースを
学のプレートに寄せた。
またまたぐいぐい学は飲んだ。
「野球少年やろ?」
「そうです。」
「楽しく野球をやってるって言うんでエノケンの残っているダンボール
の資料をさっきまで漁ってたんやけんど、一つだけニューオリンズの野球場
でアメリカの野球選手と写っている写真が出て来たんたい。テープ録音では、
アメリカに渡ってからの十年間は、最初の三年だけサンフランシスコの劇場
やパブで動物の物まねコントとかやっとったけど、後の三年は、イタリア系
ユダヤ人のサーカス団に尺八ピエロとしてアメリカ中を旅して回ったとは
云っとってテープではそこで終わってしまっていたっちゃ・・・」
「後の四年間のアメリカ暮らしが空白なわけですね。」
「今その野球場の60才のエノケンの写真を添付で送るからエノケン
一号に見せてくれんね。何か思い出すかもしれんけん。」
「わかりました。」
と由香は、ケイタイを切ってテーブルに置くと料理に手をつけながら待った。
ぴろんびろーん。
メール着信音がちょうど静かなファミレスの店内のBGMのイージー
リスニングの曲と曲の合間の継ぎ目の無音状態に際立って響いた。
慌てて由香は、ケイタイの添付写真を開いた。
そこには、すっかり白髪で日焼けしたエノケンとその二倍は
あろうかという白人の投手が写っていた。
「何かの記念写真かな?これ。」
「エノケン、白い作業服着ている。これマウンドの上だね。」
トオルが覗き込んで云った。
「何だろう。この後ろに写っているの。」
「何かの機械か・・・」
オレンジジュースを飲み終えた学が立ち上がってケイタイ画面に乗り出して、
得意そうにぽつりと云った。
「ピッチング・マシーンやん。これ。」
「ピッチング・マシーン?」
とトオルが繰り返して考え込んだ。
由香は、その写真をエノケン一号の目にかざしてパームで再開ボタン
を押して呟いた。
エノケン一号にスウィッチが入った。
「ピッチングマシーンに手をかけてエノケンうれしそう。」
エノケン一号の両目のランプに青い光が点いた。
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フローラ~シーちゃんのおやつ手帖24

2007年11月23日 | 味わい探訪
その昔、世田谷の用賀というところは、多摩川べりの
砂利の集積場で路面電車の玉電の車庫などもあった殺風景な地区でした。
いまは、駅ビルのタワーが聳え立つきれいな街になっています。
洋菓子店フローラのホームページへ


おまけでかわいいホッキョクグマのスライドショーをどうぞ。
ベルリン動物園のシロクマの子供クヌートちゃん。

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ムックちゃん、病に伏せる

2007年11月22日 | めんちゃん日記
横浜のおじいちゃんの家のダックスのムック老師が
心臓がわるくなって、もう散歩もできないで
寝ていることが多くなったって。
ハトのぽっぽ通信が伝えてくれたよ。
13才でもうにんげんで言うなら米寿だって。
おじいさんなんだ。
ダックスとか小型犬が年とるとよくある症状で
心臓の弁が弱って血が逆流する老化現象だって。
ぼくは、早く見舞いに行きたいけれど
ぼくが行くとかえって遊んで苦しくなるから
ここで毎日よくなることを祈っているよ。
ぼくの大好きなムックちゃん。がんばれ!

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ワン公だらけ、?

2007年11月21日 | めんちゃん日記
いらっしゃいませ。
ワンちゃんが出迎えてくれたよ。
ワンちゃんの香水が売り出されたって
ぽっぽ通信が言っていたから
ここは、おねだりして
何か買って貰おうとおもって入いろうとしたら
みんな死んだみたいにじっと動かないんだもの。
怖くなって
逃げたよ。ふぅっ。

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落ち葉とあそぶ

2007年11月20日 | 写真コラム
こどもは、三人集まれば
ごっこ遊びが生まれる。
四人、五人とふえるごとに
ルールが生まれる。
おっ駆けっこで
駆け引きが生まれ、
鬼から誰ちゃんを助けるかで
友情が生まれる。
DSもプレステもいらない。
落ち葉だけあればいい。
すばらしい才能です。
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人力車に乗れなくて

2007年11月19日 | めんちゃん日記
駒沢公園へ長い散歩。
ぐるりと回ってメインストリートから入り口を出て
いよいよドッグカフェでおやつ! と喜んでいたら

大学生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが
只で人力車に乗れますよ。
と呼び込みをしていたよ。

ぼくは、頭がおやつモードになっていたので
早く行きたかったのに何回も乗りませんかって
言われるので怖くて逃げたよ。

本当は乗ってみたかったけど。
ちょっと。
それにしても人力車愛好会って
大学って、たのしそう。でも何でもありかぁ。
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科博へようこそ

2007年11月18日 | 美術館・イベント
国立科学博物館は、ワンダーランド。
休みの日や暇つぶしに足を運ぶのも
子供をつれて向学のために行くのもいい。
リニューアルされて古い建物と比べながら
見て歩くのも面白い。

古代から現代までの人間と動物についての
歴史が現物の剥製だったり、複製だったりと
リアルなものとして見物できる。
人間と犬のつきあいから野生動物まで各階のコーナーで
一望して見るのも楽しいです。



科学技術の発展の歴史を階ごとに
見ていけるのも現物が展示されていて
初期の部屋いっぱいの大きさのコンピューターが
巨大なものでやっと計算機程度の能力だったのが
目の当たりにするとさすがにびっくり。

そしていま新館でやっている企画展は
そのコンピューターの進化としてのロボットをやっています。
「大ロボット博~からくりからアニメ最新ロボットまで~」
Honda のASIMOくんの家庭で働いている姿のデモショーが
未来の家庭としてつくられた舞台でおこなわれていました。
器用にお茶をダイニングテーブルに運んだり
うちにも欲しいくらいでした。

うーん、「愛するココロ」の大隅さんはもう行ったのでしょうか。
日本のロボット技術はトップレベルで抜きんでている。
たしかに。


ドイツで行われたASIMOのデモ
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