ぼくは、ねこ先生の病院で今日は一日お留守番。
「いい子にしてるのよ」
とカッパ姉ちゃんが大好物の骨ガムをくれたんだ。
日が沈んでガムが小さくなったけど
これがなくなったら
カッパ姉ちゃんにもう会えないような気がして、
小さくてもかじらず我慢したよ。
夕方になってもカメラおじさんも現れない。
どうもふたりして出掛けてしまったみたい。
やさしいねこ先生の奥さんが代わりに散歩に
つれてってくれたよ。
ぼくは、カッパさんの骨ガムをずっと
くわえたまま散歩に行ったんだ。
「めんちゃん、ガム離さないの?」
って奥さんが言ったけどぼくは、ずっと噛み締めた
まま歩いたよ。
だって、
緑道でいつカッパ姉ちゃんに会えるかもしれないもん。
「ぼく、ちゃんとお利口にしていたよ」
って云わなくちやいけないんだから。
結局夜10時近くふたりで迎えにやってきたんだ。
うれしくてカッパさんの顔にペロペロしたら、
お酒の匂いがした。
「いい子にしてるのよ」
とカッパ姉ちゃんが大好物の骨ガムをくれたんだ。
日が沈んでガムが小さくなったけど
これがなくなったら
カッパ姉ちゃんにもう会えないような気がして、
小さくてもかじらず我慢したよ。
夕方になってもカメラおじさんも現れない。
どうもふたりして出掛けてしまったみたい。
やさしいねこ先生の奥さんが代わりに散歩に
つれてってくれたよ。
ぼくは、カッパさんの骨ガムをずっと
くわえたまま散歩に行ったんだ。
「めんちゃん、ガム離さないの?」
って奥さんが言ったけどぼくは、ずっと噛み締めた
まま歩いたよ。
だって、
緑道でいつカッパ姉ちゃんに会えるかもしれないもん。
「ぼく、ちゃんとお利口にしていたよ」
って云わなくちやいけないんだから。
結局夜10時近くふたりで迎えにやってきたんだ。
うれしくてカッパさんの顔にペロペロしたら、
お酒の匂いがした。