ジュニア小説から直木賞作家になった桜庭一樹の
青春小説。
北鎌倉に住む恋愛小説家の娘・荒野の12才から
17才までの思春期を描いてさわやかな読後感。
実母を知らずに育った山野内荒野が父の再婚相
手の息子神無月悠也との淡い恋心を抱きながら、
同級生の女の子たちとの子供から大人への成長を
ビビットに描く。
まだ物足りなさが残るところで終わりがくるが
不思議とどんな形の家族でも目の前にいる人を
大事にしようという感情がわいてくる。
これはやはり決まり手やどきつさを排した作戦
がこの小説でうまく働いていると思える。
たぶんこれは続編があるのではないかと個人的に
期待する。
青春小説。
北鎌倉に住む恋愛小説家の娘・荒野の12才から
17才までの思春期を描いてさわやかな読後感。
実母を知らずに育った山野内荒野が父の再婚相
手の息子神無月悠也との淡い恋心を抱きながら、
同級生の女の子たちとの子供から大人への成長を
ビビットに描く。
まだ物足りなさが残るところで終わりがくるが
不思議とどんな形の家族でも目の前にいる人を
大事にしようという感情がわいてくる。
これはやはり決まり手やどきつさを排した作戦
がこの小説でうまく働いていると思える。
たぶんこれは続編があるのではないかと個人的に
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