洋食のラぺ

大阪市内南部にある針中野は、近鉄南大阪線の駅があり
副駅名は長居公園 植物園前だが、植物園までは距離がある。
駅前には駒川商店街という大阪でも指折りの商店街があり、
昔は旭区にある千林商店街と並ぶ物価の安い商店街として有名で
共に当時安さを売りにしていたスーパーダイエーが
地元商店街に負けて店を閉店している。
また年末大売り出しによるくじ引きで貼り出される氏名や住所が
地元でない近鉄沿線の住所ばかりが並んだが、
バブル崩壊以降、乗降客数も減り、コロナ禍で老舗の店舗も減り、
昔のような勢いは陰りを感じるようになったが
それでもなんでも揃う商店街である。

　　

地域には昔ながら長屋もずいぶん減ったけれど、
最近では長屋をリノベーションした新たな店舗が増えている。
そんな中、最近オープンした「洋食のラぺ」に行ってきた。
ディナーもやっているそうだが、手始めにランチに訪れた。
メニューは３種のみで、「ズワイ蟹のクリームコロッケ蟹」
「黒毛和牛と国産豚のハンバーグ」「有頭海老フライ～自家製タルタルソース～」
の中からコロッケとハンバーグを注文した。



はじめに「かぼちゃのスープ」と「サラダ」が出ました。
かぼちゃのスープはなめらかながらも濃厚で美味しい。
それらを食べ終わる頃に「メイン」と「ライスorパン」が出てきました。

　

夫婦で食べ比べをしましたが、コロッケは柔らかく
ハンバーグも肉がぎっしり詰まっていて、上品で美味しかった。



食後にコーヒーor紅茶とデザートが付いて１６００円でした。
隣で食べておられた有頭海老は大きくて、１９００円と手頃な価格です。
私の知っている針中野ではありえない、上品なお店でした。
今度はディナーに行ってみたいです。

参考：洋食のラぺ