まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

群馬県の旅⑪

2023-11-29 | 日記
今晩からお世話になる幡谷温泉ささの湯は、地元の人たちが通う入浴施設で
源泉かけ流しはもちろんのこと純温泉協会認定の温泉として純温泉Aに分類され、
完全放流式・加水なし・加温なし・循環ろ過なし・消毒なし・入浴剤なしの
「天然のままの温泉」です。
このHPを見て知ったことだが 「源泉かけ流し」という言葉は、実は明確な定義がなく、
大きくは「天然のままの温泉」と「天然のままではない温泉」があり、
適温にするための加温や加水している温泉もあります。
「循環ろ過装置なし」「塩素等の薬剤の添加なし」「入浴剤等の添加なし」が
純温泉に認定され、今回は純温泉HPの群馬県から幡谷温泉ささの湯を見つけて予約した。
足に障がいのある私はベッド希望だったが和室しかなかったが
一泊二食付きで1万円と安く、連泊をお願いした。
到着時、調理をされている女将さんと入浴受付をされている店員とが忙しくされておられ
送迎しようにも出来なかったことが判明する。
地元住人からすればこの近い距離で送迎を希望することが迷惑だったことも理解できた。
早速、部屋に案内される。
和室だがテレビもあり、きれいな部屋である。布団は自分で敷かなければならないが
その分、干渉されず気楽である。

 

泉質はpH8.7のアルカリ単純温泉で、 泉温は40〜42℃と少しぬるい。
そのぶん長めに入浴が出来るせいか、いつまでもぽかぽかとよく温もり、
肩こりや筋肉痛なども消失する名湯だと分かる。
露天風呂もあるが、正直寒くて入っておられない。
流れ出る温泉を肩にかけて贅沢に入ることが精いっぱいだった。
夕食時間の19時までは日帰り温泉客がひっきりなしに来湯される。
地元民に愛されるのもよく分かる。

 

玄関には仕入れた食材のあまりなのか、さまざまな野菜が入ってあり
販売されているかと思いきや、入浴に来られた希望者に分けてあげていた。
なんと優しいお店なんだろうかと感心した。