まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

そういう時代

2024-08-08 | 反省
先日、妻と梅田で待ち合わせた時のこと。
その日は朝から雨が強く電車のダイヤが乱れており、
運休してたりして乗車前から混雑していた。
電車が到着すると一気に乗客が流れ込み、車内もすでに満員だったが
高齢者が席を探している姿を見て席を譲った若者がいた。
譲ってもらった高齢者は、もう一人の高齢者に声を掛けて
「この人たちが席を譲ってくれたから一緒に座りましょう」と声を掛けている。
しかし席を交代している間は、乗車する客の列は滞っていたため妻は、
席を譲るタイミングも、譲ってもらった方も状況を考えて、
乗車する客の邪魔にならないようにすればいいのにと、不満を漏らした。

それを聞いてほぼ毎日電車に乗っている私には理解が出来る。
たしかに妻の言う通りだが、「今はそういう時代だ」と答えた。
そういう時代では済まされない妻の怒りは収まらないが、
誰もが他人のことなど気遣わない時代になっており、
そのためにみんなイヤホンをしてスマホを眺めて自分だけの世界に浸っている。
だから電車の中で亡くなられていても誰にも気付かれることなく
10時間も電車に揺られ続けるという事件もあった。
私たちの考え方が決して間違ってはいないけれど、
そういう時代になったことも理解しなくてはならず、
私たちの世代が時代のギャップについて行けず、
知らないうちにカスハラの犯人になっていると言われていると説明した。
私自身、毎日電車に揺られ、さまざまな不満を当ブログで発信(発散?)
しながら分かってきたことだ。
たまにしか電車に乗らない妻には大問題だっだっのであろう。