まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

認知症状

2023-11-18 | 受け止め方
先日友人のお父さんに会った。
その方は私が生まれたころからよく知る人で
その長女とは同級生であり、長男も2歳下ということで
小・中学生の頃にはよく遊んだし、おじさんともキャンプなどに行った。
そのおじさんとはある会合で年に2回会うのだが、
無口なせいもあってあんまりお話をせず、挨拶くらいの関係だ。

そのおじさんが珍しく私に「〇〇さんがアンタのお父さんが死んだと言っていたよ。」
と話し出し、「アンタ〇〇さんに会っただろう」と言われる。
たしかに〇〇さんとは、散髪に行く途中に声を掛けられて少しお話をした。
しかし父は死んでいないし、話をしている今、右隣に座っている。
2~3日前にもおじさんは父とも会ったと両者ともに話している。
「きっと誰かと勘違いをされたのでしょう」とやんわりと返すが
「〇〇さんがアンタのお父さんが死んだと言っていたよ。」と繰り返す。
これは私が謝らないといけないパターンかと思う程にしつこく、
いつもの無口なおじさんとは明らかに態度が違う。
再び「誰かと勘違いをされたのでしょうね」と伝えても
私がそう言ったといって引かない。
「アンタ△△(私の名前)ちゃんって言うのだろう?」
「〇〇さんが△△(私の名前)ちゃんから聞いたって言っていた」と
60年も付き合いがあるのに私の名前を憶えていない感じがした。

それを聞いて、この人は認知症状があるのだろうと確信し、
「きっと誰かと勘違いをされたのでしょう」と繰り返して
その場をやりすごした。
昔から若く見えるおじさんもさすがに80代半ばだろうから
そういう年齢になったんだと感じる。
その後、姪(といっても67歳)とふつうに話している姿もあり
部分的に認知症状が出てきたんだなあと感じる。
一方91歳になった父は、自分が殺されている話だというのに
平気な顔をして「そう言われてもワシ生きてるからな」と
答えていた。みんな歳をとったなぁと感じた。

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