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無線研究活動を写真と日誌で記録するノート

FT-817用 CWナローフィルターを作った❕ ??

2020年07月29日 | アマチュア無線
FT-847、FT-817は中間周波数455kHzを採用しているために CW信号を分離聞き分けるにはオプションのCWナローフィルターを必要とする時がある。
尤も、FT-847ではDIG.FILがあるのであまり必要性を感じなかった。YF-115Cはコリンズタイプのメカニカルフィルターで高い。他機種ではIFが9MHzとか高いところでフィルターを通すのでクリスタルフィルターを使うことが可能。IF=455kHzということになると真空管受信機の昔から‟国際のメカフィル"を装入するのが高級機の常識、(高額) 一般的には 9R-59の”Qマルチ”とか9R-59Dは"murataのセラミックフィルター”などが安価でさいようされていた。

メカフィルを作る訳ではない。メカフィル搭載のオプションUNITを模して作るのである。当然ながら性能は同等品。メカフィル素子は中古でもそれなりの価格はする。簡単な回路だがゲルマニウムラジオを組み立てるのとはレベルが違う。果して思いどうりのものが、完成品にどれだけ近いものができるか。
ハムフェア会場の工作教室みたいに失敗したからあきらめる?いやアキラメきれない材料代だ。

FT-817は実装スペースは一箇所しかない。空間的にかなり制限されてしまう。FT-847は広くて背丈があってもだいじょうぶ。ATTの抵抗器もディップの極小部品を表面に配置している。(YF-115C)
817用は差込ピン足数も位置もピッチも違い全く流用できない。 http://hobbies.misysms.co.jp/ で基板キットを頒布してる物を買って組み立てる。
YF-122C の本物を見たことがなく製作記事を習って組み立てるのが早道、失敗は許されない。しかし、米粒より小さいチップ抵抗を表面実装ハンダ付けができるだろうか?不安を感じる。基板の裏側にチップ抵抗を5個ハンダ付け、これが一番難しいかもしれません。

今まで、CWナローフィルタが実装してなかったが、キットを手に入れることができたので、さっそく、847に入れてあったコリンズ メカフィル500Hzをはずし付け替えてみた。

オプション名 YF-122C

コリンズ メカフィル
455KHz BW=500Hz 「 526-8686-030 」 を取り付け

 表面実装 チップ抵抗ハンダ付け

 小さい 抵抗 5個付ける

 拡大鏡 予備ハンダ チップ載せ

 最初は R4=0Ω で腕前テスト

 ハンダ付け過ぎ なかなか思うようにはできず 抵抗 5個取り付けに2時間もかかった

筆者は10分でできたというが なかなかやっかいな作業で 手直しに予想以上時間浪費

それでもなんとか ハンダブリッジ無く、いもハンダも無くなって完成できた 4pin 3pin のコネクタも楽にはいかなかった

メカニカルフィルターは 847用基板からはずすのがたいへんだった

取り付けは容易であったが ピン足が裏に長くとび出し 切り揃えることになった

完成してから R4 は取り付け不要だと判り・・・・・・はずすのはたいへん苦労、無理

さて、FT-817に取り付けて 動くかどうか・・・・・・・・・

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