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ケーブルは太さで音が変わるのか? vol.2

2017-11-28 | オーディオ部品のうんちく
『ケーブルは太さで音が変わるのか? vol.1』の続きです。

スピーカーケーブルを選ぶとき、どのように選択していますか?

低音を出したいから太いケーブル? スピード感を重視して細いケーブル?

これは本当でしょうか?

構造や素材が全く同じで太さだけが異なるケーブルで検証してみましょう。

まずは規格上ですが、

TDC300(3スケア)とTDC200(2スケア)をそれぞれ1.5m用意しました。



3スケアというのは導体部分の断面積が3平方ミリメートルであることを示しており

この数値が大きいほど太いケーブルということになります。

写真でも左側のTDC300が僅かに太いことが判ります。

一般に銅線の抵抗値は1スケアのケーブルが1mで18ミリオーム程度といわれています。

厳密にはタフピッチ銅とOFCと6Nでは異なりますが数パーセント程度の違いです。

ケーブルは1.5mですので往復3m。

抵抗値を計算してみますと

TDC200は27ミリオーム、TDC300は18ミリオームとなります。

仮に8オームのスピーカーを接続した場合

TDC200は  1-(8/8+0.027)=0.00336  

0.336%の損失(ロス)となります。

TDC300は  1-(8/8+0.018)=0.00224

0.224%の損失(ロス)となります。

この程度の数値であれば、耳で聴いてもまったく判らない値です。

損失に関しては2つのケーブルに大差はないことになります。

次に発熱も計算してみましょう・・・次回に続きます。



平日でないとお休みが取れないお客様のために

12月1日(金)まで毎日10:00~17:00

ムジカ試聴室(ログハウス)でイベントを行っています。



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ぜひお越し下さい!!



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6SN7真空管バッファーのカスタマイズを同時に行うと

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3つ目以降のカスタマイズも同様に半額!

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お申込・お問い合わせは eigyou@musika.jp まで



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場所:ムジカ試聴室(ログハウス)

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このイベントは事前申し込みが必要です。

お申込は12月14日までにメールで eigyou@musika.jp まで
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