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ケーブルは太さで音が変わるのか? vol.3

2017-11-29 | オーディオ部品のうんちく
『ケーブルは太さで音が変わるのか? vol.2』の続きです。

スピーカーケーブルを選ぶとき、どのように選択していますか?

低音を出したいから太いケーブル? スピード感を重視して細いケーブル?

構造や素材が全く同じで太さだけが異なるケーブルで検証してみましょう。

次に発熱を計算してみましょう。

一般的な12cmのユニットを使ったブックシェルフスピーカーで音楽を聴くと想定します。

音量は電車のガード下程のかなりの音量。

スピーカーとリスナーの距離は3mとします。

ガード下の音量は100dBといわれていますので

3m離れたスピーカーからは110dBを発生させなければなりません。

このクラスのスピーカーの能率は84dB/m程ですので差は26dB。

これは20倍に相当しますのでスピーカーの電力は20w必要です。

スピーカーのインピーダンスを8オームとすると

電力=電流^2xインピーダンスですので

電流値は1.58Aとなります。

前回計算したケーブルの抵抗値は

TDC200は27ミリオーム、TDC300は18ミリオームですから

TDC200の発熱量は  1.58x1.58x0.027=0.0675w

TDC300の発熱量は  1.58x1.58x0.018=0.045w

いずれも1wの1/10もありません。

どちらのケーブルも100wの電球の1/1000以下の発熱ですから

ふぉわと暖かくもならないでしょう。

発熱も大差ありませんでした。

次に周波数特性を測ってみま・・・次回に続きます。



平日でないとお休みが取れないお客様のために

12月1日(金)まで毎日10:00~17:00

ムジカ試聴室(ログハウス)でイベントを行っています。



予約はなく、ふらっと寄って音楽を聴いて頂くイベントです。

ぜひお越し下さい!!



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カスタマイズを1台の機器で2ヶ以上行うと2つ目以上が半額に。

例えば、雷鳥3をお使いのお客様が

6SN7真空管バッファーのカスタマイズを行うと18000円(税別)ですが、

テフロンワイヤーのカスタマイズ(5000円・税別)と

6SN7真空管バッファーのカスタマイズを同時に行うと

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3つ目以降のカスタマイズも同様に半額!

期間は12月末まで。

お申込・お問い合わせは eigyou@musika.jp まで



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テーマは『楽器』。楽器について語り合いましょう!

日時:12月16日(土)19:00~

場所:ムジカ試聴室(ログハウス)

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このイベントは事前申し込みが必要です。

お申込は12月14日までにメールで eigyou@musika.jp まで
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