ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

スーパーツイーターの使い方 vol.19

2015-07-21 | スピーカー
『スーパーツイーターの使い方 vol.18』の続きです。

音質ですが・・・

空間の表現ですが、

コントラストがあがりました。

クリアになるとか、繊細な音になるというわけではなく

派手になる印象です。

前回、電線を使用して負荷をかける実験をしましたが

変化の度合いはこちらのほうが大きいようです。

これは良い方向です。

しかしながら、この見た目は・・・



そこで100均で地震対策用品として売られている

振動防止ゴムを使ってみました。

かなりやわらかいゴムで

ベトベトしています。



これを1/4にカットして

片方のツイーターに2ヶづつ使用しました。



見た目はとっても良くなりました。



次に音質ですが、

音質は特大プチプチの方が良いような・・・気もしますが

大差ないと感じました。

ツイーターを使用されている方は

メインスピーカーとの間の防振材をぜひ試してみてください。

次回に続きます。

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スーパーツイーターの使い方 vol.18

2015-07-20 | スピーカー
『スーパーツイーターの使い方 vol.17』の続きです。

ツイーターの置き場所ですが、

これまで、なにげなくメインスピーカーの上に置いてきました。

これは一長一短です。

メリットは、

メインスピーカーとツイーターとが

一直線に配置されているため音場が正確に再現されると言われています。

デメリットは、

ツイーター自身がメインスピーカーの振動の影響を受けます。

たいしたことないと考える方が多いのですが結構問題です!!

例えば、20kHzを再生しているツイーターと

20Hzを再生しているウーハーでは

周波数で1000倍の差があります。

周波数と振幅は反比例の関係ですので

ウーハーはツイーターの1000倍の振動をしています。

ウーハーはエンクロージャーに取り付けられていますので振動がそのまま伝わるのではありませんが

そこそこの振動がツイーターに伝わっていると思われます。

仮に、エンクロージャーで振動が1/1000になったとすると

ツイーターの振動板が振動している振幅と

ツイーター自身が振動している振幅が同じレベルです。

そこでメインスピーカーとツイーターの間にプチプチを入れてみました。

プチプチにもいろいろな種類がありますが

今回使用したのは玉の直径が30mmの特大サイズです。

一般的なものはこんな感じですが



今回使用したものはこちらです。



余談ですが、

当社では多くの製品を輸出しています。

中には御影石のような天然石を使用している製品もあり、

海外での輸送事故は大きな問題でした。

色々な梱包材をテストしましたがこの特大サイズのプチプチは

落下の衝撃を防ぎ、破損はまったくなくなりました!

ということで30mmのプチプチをはさんでみました。



音質ですが・・・

次回に続きます。

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スーパーツイーターの使い方 vol.17

2015-07-19 | スピーカー
『スーパーツイーターの使い方 vol.15』の続きです。

ツイーターに負荷をかける実験part2です。

次に、電線を2本として

負荷を増やしてみました。



1本のときと比較すると、

より高域が伸びたような気もしますが、

良い部分はほとんど変化しません。

悪い部分はたくさんでてきました!

指向性が乱れています。

サービスエリアが狭くなりました。

特に上下方向はよくありません。

首を上下させると音色が大きく変化します・・・

また、左右のツイーターの特性がそろいません!

電線では完全に左右を同じにすることは困難です。

実験では良いのですが、実用性はいまひとつです。

次回に続きます。

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スーパーツイーターの使い方 vol.16

2015-07-18 | スピーカー
『スーパーツイーターの使い方 vol.15』の続きです。

ツイーターに負荷をかける実験をしてみました。

材料は太めの電線を使用しました。



単線でかなり硬い線です。

この線をツイーターの前に固定しました。

まず、横向きに固定しました。



空間の表現は確かに変化しました。

変化は感じるのですが良くなったかと言うと・・・判りません。

高域の音量は低下したと思われます。

次に立て向きに固定しました。



空間表現・高域の音量共低下しました。

よくない方向へ変化しました。

最後に十字に固定しました。



音の傾向は立て向きのときと似ています。

これらの実験から

ツイーターの前面に電線を固定し負荷をかけることで

空間表現に影響を与えることは間違いないとおもいます。

しかし、こうすれば良くなる!という手法にはたどり着いていません。

とりあえず横向きの発展形(例えば、線を横2本にするとか・・・)を

引き続き実験してみましょう。

次回に続きます。

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スーパーツイーターの使い方 vol.15

2015-07-17 | スピーカー
『スーパーツイーターの使い方 vol.14』の続きです。

ところで、

メインスピーカーであるクアドラル社ACENT20のツイーターには

蓋のようなものがついています。



これはロード(負荷)をかけているのではないかと思います。

スピーカーユニットの前面に板を置き、

空気の粘性を利用して負荷をかける手法は

ウーハーで良く使われます。

負荷によって音圧は下がりますが、

フラットな特性になります。



これによって最低周波数を下げて

小さなウーハーでより低い周波数まで再生しようという試みです。

同様にツイーターでもこの効果はあり、

高域限界周波数が多少上がると考えれれます。

また、ツイーターの高域限界付近では特性が暴れることがありますが

負荷をかけることによって暴れも少なくなります。



良いことばかりのようですが、

負荷量の設定が難しく、

ツイーターに使用する場合、指向性の強い高域の進路を妨害してしまうことにもなり、

簡単にできることではありません。

しかし、うまくいけばラッキー!ということで

実験してみましょう!

次回に続きます。

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