バカッター
登録日:2014/12/29 Mon 13:38:43
更新日:2019/12/06 Fri 17:01:37NEW!
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2ちゃんねる SNS Twitter まなみ インターネット上の問題 ツイッター バカ バカッター ヘイトスピーチ 世界共通語 人生ギャンブラー 人生終了 冷蔵庫 夏休みフィーバー 小売店 想像力不足 承認欲求 損害賠償 流行語大賞 炎上 特定班 自爆 若さゆえの過ち 飲食店
バカッターとは、情報サービス「Twitter」に存在する一部のユーザーに対する呼称及びネットスラングである。
「バカ」と「ツイッター」を掛け合わせた造語であり、文字通り「おバカなツイッターユーザー」という意味合いがある。
主に公共の場で迷惑行為を働きその様子をTwitterにアップする、痛いツイートを繰り返して炎上する…等のケースがあるが、当記事では前者について記載する。
目次
【概要】
【何故バカッターが生まれるのか】
【バカッターの影響】
【バカッターの対策】
【対応に関する注意】
【バカッターのジャンル】
【主なバカッター事例】
【海外のバカッター】
【公人のバカッター】
【概要】
Twitterとは2006年頃から開始された短文投稿サービスで、アメリカのTwitter社が発信元となっている。
パソコン、携帯、スマホから、最大140文字で手軽に近況を投稿することができ、2008年から日本でもサービスが開始され、利用者は一気に膨れ上がった。
ただのコミュニケーションツールに留まらず、有名人による情報発信にも利用されており、21世紀を代表する情報サービスといえる。
しかし、誰でも簡単に登録が出来て手軽に利用できるという点から、中にはモラルの低いユーザーによるツイートも多い。
彼らは公共の場において迷惑行為を行い、それをあろうことか撮影してツイッターにアップするようになったのである。
そんな「バカなツイートをする者」を総称して「バカッター」と呼ぶようになり、2010年頃からこの名称は普及してきた。
当初はツイートしたユーザーそのものを「バカッター」と呼んでいたが、2013年に爆発的に発生した「バカッター」の中には、
友人知人が行っている迷惑行為を撮影したものや、迷惑行為をしている人々を撮影した通行人なども存在するため、
徐々に「バカッター」と呼ばれる対象は被写体へと移行していった。
特に2013年の夏頃から大量に発生した「バカッター」は社会問題にもなり、若者を中心とするTwitter利用者のモラルを問い直すこととなった。
2014年初頭に向けて徐々に沈静化していっており、以降はなりを潜めるようになったが、それでも完全になくなったわけではなく定期的に盛り返しが起こっており、同じSNSであるInstgramの「ストーリー」機能や、TilTokでもバカッターと同様の事件、騒動が相次いでおり、それらもまとめて「バカッター事件」と総称される。
蔑称ではあるが、問題提起も兼ねてか2013年の流行語大賞にノミネートされた。
【何故バカッターが生まれるのか】
手軽に情報を投稿できるというサービスの性質上、社会経験に乏しく精神的に幼い10代の若者でも簡単に自分の思想を投稿できたりする。
そして、10代後半~20代前半の若者は自己顕示欲が強く、自分たちの行いを社会に知らしめて自慢したがる傾向にある。
要は一昔前に流行った未成年の喫煙や飲酒も似たようなものであるといえる。
しかし覚えておいていただきたいのは、Twitterは全世界の利用者が情報を共有できるという点にある。
だが近年はスマホなどモバイルでの利用が多いため、LINEのタイムラインのように*1「仲間内しか見ないツール」と勘違いしている者も多く、世界の誰でも見られる状態になっていることの自覚が乏しく、検索やRTで無関係の人に掘り出されてしまう危険性を考えていないことが多い。*2
仲間内で自分たちの武勇伝を自慢するのはまだいいが、全世界に向けて醜態を晒しているだけでなく、個人情報をダダ漏れさせているにも等しい。
「バカッター」は大半が上述の若者であるが、中にはいい歳をした中高年、政治家や思想家、芸能人などでも失言をして炎上することが多々ある。
【バカッターの影響】
バカッターが投稿されると、十中八九は炎上する。
大量のリツイートで拡散されたツイートは、大手電子掲示板「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」にまずアップされ、そこからいわゆる「特定班」と呼ばれる者たちが動き出す。
投稿された写真の背景、バカッターの過去のツイートを遡る等して個人名、住所、電話番号、勤務先(あるいは学校)を特定し、「5ちゃんねる」に晒す。
バカッターをやらかす者の殆どはプロフ欄やFacebookへのリンク、制服姿や通勤通学先の実名を含む書き込みなど個人特定が容易となる情報を自ら載せており、特定には半日も要さないことが多い。
アップされた「バカッター」自身は、騒動に発展するやいなや当該ツイートを削除、あるいはアカウント自体を凍結して逃亡することがほとんど。
ただし、既にアップされた情報から警察へ通報されたり学校へ通報されるなどして、社会的制裁を受けるケースが大半である。
また、これを小売店や飲食店などでやられると、店を運営する側としてはたまったものではない。
「バカッター」が関わった品物に関して軒並み廃棄処分するハメになったり、個人店では最悪の場合閉店に追い込まれたケースさえある。
こうなった場合、多額の損害賠償を企業から請求されることも珍しくなく未成年や学生でも親が代わりに巨額の賠償を負うこともある。
バカッターの結末としては、学生ならば退学、謹慎処分に追い込まれたり、社会人であれば逮捕や解雇(自主退社という体裁の解雇も含む)、左遷などの処分を受けたり、フランチャイズ店の経営者であれば本部に経営権を取り上げられたりもする。無論、逮捕などの法的処置を受け実名で報じられることもある。2019年5月にはバカッターを行ったアルバイトら3名が警察に書類送検された。
親に賠償を肩代わりしてもらう場合でも、その巨額さゆえよほどの金持ちでない限り家の経済状況が苦しくなり我慢生活に突入となる。
公務員・マスメディア関係勤務・芸能人などの公人・準公人・その他責任の重い仕事であれば所属先から実名公表された上の処分を受けることもあり、こうなればまともな再就職はきわめて難しくなる。
中にはアカウントを凍結した後行方不明になるケースや、炎上してもしぶとく反論をし続けるケースもある。
また稀な例ではあるが、一連の騒動を謝罪した後、以前と同じアカウントでTwitterを継続するものもいる。
このようなバカッターの炎上に注目し、それらをまとめたブログなどのサイトの存在も登場している。
単純な情報まとめに終わらず、莫大な広告収入を企んでいるサイトも少なくないようで、収入の為に炎上の悪化を狙って過激な見出しなどで観覧者を煽る。
元は炎上を起こす人間が悪いとはいえ、このようなサイトもなかなかあくどい性質だと言えるだろう。
【バカッターの対策】
炎上した時に被害を抑える方法はいくつかある。
余計な反論や抵抗をせず、誤りは誤りと認める。
顔写真や住所・勤務先や学校などの組織がバレる情報は書かない。自宅付近の写真でもバレる。
釈明と謝罪を済ませた後は、沈静化するまで沈黙を貫く。
とはいえ、これらも対症療法の域を出るものではなく、最も適切なのは「自分のツイートが炎上に繋がるかもしれない」ということをよく考えることだろう。
【対応に関する注意】
忘れてはいけないのは、バカッターに対する誹謗中傷、ましてや特定して個人情報を晒すのも犯罪行為ということ。
御存知の通り日本は法治国家であり、相手が如何に問題行動を繰り返していたとしても、上記の行為を行えばそれは「私刑」であり、バカッターと同類になる。
誹謗中傷に関しては勿論「名誉棄損」に当たるし、たとえバカッター本人が誰の目にも触れる形で個人情報を晒していたり、アップロードした画像や動画から個人を特定出来たとしても、それをネット上で公開すれば違法となる。
…つまり、犯罪行為や過激な発言を目にしたら、拡散や批判に入らず運営や警察等実在の公的機関に通報するべきである。
【バカッターのジャンル】
誹謗中傷系
一番単純で数が多いタイプだろう。
個人名等の個人情報を挙げて対象を誹謗中傷する。
誹謗中傷した対象の人間関係から個人情報を特定され、自身が炎上させられるはめになる場合が多い。
特定民族に対しての悪口雑言であるヘイトスピーチもこれに近い。
犯罪予告系
有名人や無差別に人を殺害する、建造物を爆破するなどの犯罪予告。
2008年に起きた秋葉原通り魔事件以降、この手の文言には皆敏感になっていたため、そうした層を通じて目立ちたいと思ったものたちが多い。
物によっては威力業務妨害に該当、言うまでも無く犯罪である。
「予告しただけ」などと思ってはいけない。
例えば1974年に共産系極左テロリスト『狼』が起こした三菱重工爆破事件では犯行予告をいたずらだと断じたばかりに死者8人、負傷者376人を出す大惨事に発展しており、たとえいたずらかもしれないと思っても万が一のリスクは看過してはならないという教訓を残した。それによってイベントの中止や業務の停止を余儀なくされたり、本来不要な警備にかかるコストなどで時には数千万円~数億円もの損害が出ることもあり、予告された側はたまったものではないのだ。
業務妨害系
遊園地のアトラクションで暴れて運行を停止させる、店員に土下座を強要するケース。
器物損壊系
店の備品を壊す、他人の車のボンネットに乗るケース。
小売店等で商品の一部を壊す、食べるなどしたものも該当。
最近で有名なのは2018年のハロウィンの軽トラひっくり返したあの件だろう。
冷蔵庫in
小売店、飲食店で多発。
食べ物などが入っている冷蔵庫の中に入り込み、商品をダメにする。
主に夏場に涼をとろうとしたアルバイト店員がこのケースに多く該当する。
ガンダムさんでもネタにされたり。
不正行為自白系
違法行為やカンニング、校則違反を自ら自慢する。見つかって単位や入学資格がパーになった者も。
食材系
飲食店で多発。
アルバイト店員が食材を口に入れたり、床に敷き詰めた食材の上に寝そべったりした他、客として来た若者がテーブルに置いてあるソースや醤油を鼻の穴などに突っ込むケース。
アルバイトのスタッフが行うものを特に「バイトテロ」と言う。ドラマの題材になったこともある。
不謹慎系
不幸に見舞われた人々を対象にあえてバカにした発言をすることで、周りの注目を浴びようとするケース。
主に東日本大震災発生直後に流行した。
鉄道系
駅のホーム下に降りた様子を撮影しているケースや、モラルに欠けた撮り鉄などが自分の行為を自慢するなど。
業務妨害系と被る部分もある。
虐待系
我が子に煙草を咥えさせたり、押しあてたりした様子を撮影したケース。
「バカッター」の大半が未婚の若者であるためレアなケースだが、中には所謂「事実婚」のものも多い。
公然猥褻系
自分の性器をTwitterにアップしたり、公共の場で全裸になったり、性行為中の写真を掲載したりする。バカッターではないが旧アニヲタの集いでも発生したことがある。
女性バカッターのケースは少ないものの、後述の例のように皆無なわけではない。
ホモに嗅ぎつけられたら大変なことになるので注意。
デマ系
デマと気づかず無闇にRTすることで風評被害に加担する。また、注目されたいためにわざとデマを撒くケースもあり、これは上記の「不謹慎系」とも重なる部分が多い。
代表例は2016年の平成28年熊本地震の際、神奈川在住の20歳会社員が「動物園からライオンが逃げた」とのデマをコラ画像つきでツイした事件があげられる。
この件では偽計業務妨害で逮捕された。
自身の主張や理念の賛同者を増やしたり、気に入らない物&者を叩こうとする余り、捏造や曲解を平気で行うアカウントも後を絶たず、中には人命に関わる冗談では済まないデマツイートをしたりする輩も多く、それが事実のようにバズった時等はまるで漫画版デビルマン終盤よろしく地獄のような光景が広がる事もある。
尚バズったツイートの内容が本当かどうか検証するのが趣味のようなツイッタラー*3も多いため、後先考えずデマを口走ったり、それを事実のようにRTすると1週間と立たず*4デマがバレることも珍しくなく、デマを吹いた当人はもちろん、事実であるようにRTしたアカウントらも信用が地に落ちることになる。場合によってはフォロワーが激減したりブロックされたり袋叩きにされたりする。インガオホー
ブラック企業系
社長などが、労働者の権利行使を「社会人失格」「学生気分」などと貶したり、自分の企業でやっている「病気でも出社しろ」「有給取らせない」といった労働者へのブラックな扱いを白状してしまうケース。
自営業者は経営も大変な上、労働者としての保護を受けない。
そのため、労働者の権利について意識が甘かったり知識がなかったりで、「自分のやっている苦労くらい労働者も当然」という感覚になりやすく、ついブラック発言をしてしまうことがある。
違法であることを指摘されても「業界ではこれくらい当然」と開き直り続けたり、過去ツイートから更にブラック行動が発掘されるケースも。
未成年系
明らかに未成年と分かるにも関わらず、飲酒や喫煙、パチンコ等成人のみに許された行動を行っているケース。
「バカッター」を特定する過程で判明するケースが多い。
違法行為だけではなく、世間知らずゆえにやらかしてしまう危険性の高い無茶な行為もある。
学級崩壊系
学校などで行った虐めの様子をアップするケース。
「バカッター」よりもYoutube等の動画投稿サイトで多く発生しており、また「バカッター」の場合はネタだったというケースも多い。
先生方にあえてケンカを売り、先生方が耐えきれずに買うとその行為を流すという例も。
盗撮系
電車等で見知らぬ他人や一方的に知っているだけの公人や相手を撮影し、その人を侮蔑するケース。
バカッター騒動の鎮静後も根強く残っており、自分が一方的に「ムカついた」「可笑しかった」と思った通りすがりの私人に対して行う者もいる。
情報漏洩系
客など他人の個人情報、企業秘密に関する情報、職務上の守秘義務にあたる情報を無断で公開する。
違法コピー系
ソフトなどの著作物の違法コピー、雑誌掲載の漫画などのスキャン画像アップ(一場面程度なら大目に見てもらえても、早売りや全ページスキャンなどはきつく対応される危険性が高い)を堂々と行う。
Twitterではアウトだがまとめサイト系などでは黒よりのグレー。
「インストール」と書くべき所を「ダウンロード」と書いてしまい違法コピーと騒がれた例も。
偏見の拡散系
知識の誤認、怪しい有名人を盲信したりすることによって培われた偏った主張を行う。
また、民族・国籍などの差別発言(ヘイトスピーチ)を行ったり犯罪者や言い訳不能なレベルの所属組織の不祥事を擁護するなどする。
セクハラクソリプ系
女性ユーザーや女性の公人に対し、しつこいセクハラリプを送りつける。特に一部の声優やアイドルは標的になりやすくこれでTwitterをやめてしまった者もいる。
逆張り系
常識に反することをわざと言って注目を集めようとする。
【主なバカッター事例】
ジャンプやサンデーの未発表作をネットにアップ
2010年発生。当事者は14歳の中学生。
発売前のジャンプ、サンデーの作品をYouTubeにアップし、著作権侵害で逮捕。
声優に対する殺害予告
2011年発生。当事者は24歳の作業員男性。
声優の平野綾を侮辱する発言を繰り返し、「殺した」などと発言。威力業務妨害で逮捕。
「地震イェーイ」発言
2013年発生。当事者は19歳の高卒女性。
東日本大震災を受け、「関西にも大地震が来て人がたくさん死ねばいい」とツイートし炎上、批判されても開き直りを続ける図太さを見せた。
このユーザーは他にも大量の炎上ネタを量産し続け有名となったが、現在はアカウントを凍結している。
アイスケースに入り込む
2013年発生。当事者は高知にあるローソンのオーナー。
オーナーの息子と思しき人物が、アイスケースに入り込む様子を撮影し、炎上。
最終的に当ローソンは加盟店契約を打ち切られ、従業員を全員解雇、休業することとなった。
若者がアイスケースに入って店側に損害賠償を請求されるケースが多い中、店側が「バカッター」と化した稀有な例である。上述の通りガンダムさんでもネタにされた。
ブロンコビリーで冷蔵庫に入る
2013年発生。当事者はアルバイトの専門学校生。
バイト中に業務用冷蔵庫に入り込み「バイトなう( ̄∇ ̄)」と投稿し、炎上。
当然即クビ、店側は損害賠償請求を検討していることも発表、更に同店は閉店においこまれる。
特定班により拡散された情報により、通っていた学校中に悪事が知れ渡る。
結果外に出るのが怖くなり、引きこもり化の末路へ。
USJでアトラクションの運行を妨害
2013年発生。当事者は19歳の神戸大学学生他。
USJの水上アトラクションで暴れたり、ボートを転覆させたりとやりたい放題で、その内容をTwitterで告白し炎上。
追及を逃れるためか、「ジェットコースターで手首を骨折した」というツイートと証拠写真を投稿するが、捏造と判りさらにヒートアップ。
本名どころかご尊顔まで公開となり、書類送検されたに留まらず大学を自主退学するまでに追い込まれた。
レジカウンターでM字開脚
2013年発生。当事者はミニストップのアルバイト店員。
レジカウンターに登ってM字開脚を行い、チ●コの部分にスキャナーを押しあてている。
当ミニストップは、警察に被害届を出したという。
早稲田大生カンニング
2010年に早稲田大学生がテスト中のカンニング行為をツイートしたところ、
その中に担当教授の実名(有名評論家の東浩紀)があったため当本人に捕捉されて「きみなに考えてるの」と怒られた上、炎上。
これを見てメディアが取材に訪れたたため学校にもバレてしまった。
パトカーによじ登り記念撮影
2013年発生。当事者は北海道の漁師の少年。
停止中のパトカーのボンネットに仲間たちとよじ登り、「中二病だから」と記念撮影。
器物損壊の容疑で全員逮捕され、謝罪。
ピザハット顔面パック
2013年発生。当事者はピザハットアルバイト店員。
ピザの生地を顔に押し当て「ピザって息できないんだな。おやすみ地球」と投稿。
運営する日本ケンタッキーの迅速な対応により、当事者は即刻クビ及び損害賠償を請求された。
ピザーラ&西友で大暴れ
2013年発生。当事者はピザーラの女性従業員2名。
ピザーラの店の流しや冷蔵庫に入るだけでは飽き足らずスーパーの西友にも入り込み、パン台の上に乗る、買い物かごに入る、商品棚に入る、備品を荒らすなどやりたい放題。
数枚に渡って彼女らの悪行がTwitterに流された。
ピザーラ、西友の両方から損害賠償を請求されただけでなく、彼女らの通う高校までが謝罪に出る騒動となった。
娘に未精算の商品を食べさせる
2013年発生。当事者は被写体の幼女の母親。
マックスバリュで未清算のチーズを娘に齧らせた様子を投稿。
瞬く間に炎上しフルボッコにされるも、逆に開き直って反論し続けた。
その後の消息は不明。
有名人の個人情報暴露
プライベートで歩いている芸能人を盗撮して写真をアップしたり、店員が客として来た有名人の個人情報を暴露する事件も複数発生している。
特に有名な事件は、2011年にアディダスの新人女性社員がよりによって自社と契約をしている選手であるハーフナー・マイクとその妻が来店したことを中傷コメントつきで暴露した事件などがある。
なお、前述のアディダス女子社員は間もなく退職(実質解雇と思われる)に追い込まれている。
「しまむら」店員に土下座を強要
2013年発生。当事者は介護職の43歳の女性。
「従業員の商品管理の悪さに立腹した」当事者が、しまむらの店員と店長に土下座させた様子をアップ。具体的に何に腹を立てていたのかについては曖昧なままである。
当事者が以前から上から目線発言を繰り返していたこともあり、ネットでは瞬く間に当事者に批判が集中した。
アカウントは即刻削除されたものの個人情報が次々と特定され、最終的には強要容疑で警察に逮捕されるまでに至った。
ニュースにも取り上げられており、おそらく「バカッター」関連では一番有名なものと思われる。
すき家露出狂バイト事件
2015年5月にすき家のアルバイト女子高生が服を脱ぎ、見せてはならないものまで見えた写真をアップしクビになった事件が発生している。
なお、祭り当時に「現役JKの裸」という餌に釣られて検索しあとで後悔した者は多い。
セブンイレブンバイト個人情報暴露事件
セブンイレブンの男性バイトが、立ち読みをした客やトラブった客の盗撮写真だけでなく、車のナンバーや免許証などの個人情報を盗撮アップした上罵倒を繰り返していたことが2015年11月に発覚、本人は退職。
浦和サポーター差別発言事件
浦和レッズのサポーターを名乗る高校生がガンバ大阪のパトリック選手に対し黒人差別丸出しの叩きツイを行うも、騒動に恐れをなして学校に親とともに自首、関係各所に謝罪。
中学生ヒッチハイク事件
ある中学生が「ヒッチハイクでアメリカを横断する」と宣言し渡米まではしていた模様。在米日本人を中心とするユーザーが「アメリカは治安が悪く危険」「州によってはヒッチハイク自体禁止」であると呼びかけ、同時に一部は当局にオフラインでも働きかけ中学生は保護、帰国と相成った。
ぱよぱよちーん事件
Facebookでのヘイトスピーチイラストに逆上した自称市民活動家。
その画像に「いいね」を押した人の個人情報リストを拡散しようとしたが、逆に2chやツイ住民達に過去のツイートを片っ端から掘り返される返り討ちに遭う。
更に当時勤務していた外資系セキュリティソフト会社での職権濫用を疑わせる行動が多数発覚、
元タレントの千葉麗子に馴れ馴れしく「ぱよぱよ(おはようの意味らしい)」とリプライを送りまくるなど、ネタを提供するツイも多かったため炎上(なお、千葉とは既に仲違いした模様)。
勤務先に多数の問い合わせがいき該当社員は自主退社を余儀なくされた。
更に彼と市民運動関係で繋がりがあった別の男性も、芋づる式で過去問題発言(他者への脅迫まがい)や黒いバックボーンがバレる。
更に地方議員だった母親のブログでの不用意な発言から身元がバレ、勤務先の有名デザイン会社を自主退社する羽目になっている。
更にこの騒動の発端のリスト作成に苦言を呈した人権派弁護士に対し、またも同じ自称市民団体仲間の別メンバー(HNから闇キャンと呼ばれる)が、散々罵倒を繰り返して弁護士を怒らせた結果、地方新聞社の部長職という身元を割られて全国紙や自社公式に実名を公表された上、会社からは部長職剝奪の上無期限無給休職処分となり、事実上のクビでこちらも辞職。
いい歳をした中年男性がたった1ヶ月の間に3人も立て続けに仕事をなくすという結果となった。
さらにしばらく後にこの騒動が再燃焼し、HN「チャンシマ」の市民運動家メンバーが「大手証券会社の部長職」という身元がバレ、過去に対立する相手や嫌いな政治家への「死ね」発言連発も掘り起こし。会社にも通報が行き役職を剥奪された。
国会議員の知識不足による不祥事
近年では現政権への批判材料としてtwitterや2chからの情報を用いる場合が増えている。
しかしソースをよく確認しないで書き込んで、直ぐに間違いを指摘されネットで袋叩きに会う場合も多い。
最近では民進党の玉木雄一郎議員が
「リーマンショック前に似ている」と総理が説明した4枚の資料の英語版を見て驚いた。
日本語版には11か所も登場した「リーマンショック」という言葉が英語版には一度も出てこない。
日本語版にはあるカッコ書きの説明部分もない。悪質な情報操作だ。
などと投稿した。
が、『リーマンショック』はそもそも和製英語であり海外では使用しないの当然である。
書き込んだ後に自分でも誤りに気が付いたのか
リーマンショックは和製英語でthe financial crisisと書いてあるではないか
と自分で投稿、が直ぐに削除。
その後はこの件に関してだんまりを決め込み、火消しのつもりか話題そらしの政権批判を連続で投稿。
消したツイートは即座に掘り起こされ失笑を買った。
後日
当然和製英語だとは認識している
今や必ずしもそう言い切れなくなってきてると思われます
例えば、CNNの記事や外務省の出す外交青書でも使われています
等と言い訳ツイートしたが、どうみても恥の上塗りでしかなかった。
元首相のツイート「デマ認定」事件
政権交代をした元首相が2019年2月に北海道で発生した地震の原因を「地下施設への炭酸ガス貯蔵実験(CCS)によるもの」とツイート。*5
それを道警によって「災害時のデマの一例」として発表される事態になった。
AVパッケージリツイート事件
数年前にとある公人のツイッターのアカウントが、AVパッケージをリツイートしてしまった事件である。なお、該当ツイートは削除されている。
言動だけなら笑い話で済むだろうが、よりにもよってそのアカウント主は、現韓国大統領であったため…
韓国政府が2019年2月、アダルトコンテンツなどを一斉遮断するという方針に出た際、この過去のツイートの魚拓が発掘され
韓国ユーザーの一部では祭となった。
【海外のバカッター】
こうした行為は日本だけのものではなく、欧米やアジアでも同様の騒動が多々巻き起こっている。
実名をネットで比較的書く傾向の強いアメリカでも、麻薬使用や不潔行為、職業上の不適切な行為などを堂々書いて騒動になる若者は絶えない。
またいい歳をした大人の自爆も日本同様多く、デリケートな問題である人種・民族差別発言などを行い即日解雇された者も少なくない。バカッターはある意味世界共通語なのである。
アメリカは差別的言動については日本よりも敏感であり、主演俳優の差別的言動一発で人気ドラマが即打ち切りになった例も。
アジア圏でも、韓国軍人が軍機密情報のモニター画面の写メをアップしてしまう事件などが起こっている。
平穏に暮らす先進国の若者だけでなく、中東のテロ組織「イスラム国」メンバーとして参画したニュージーランド人が、
位置情報機能をオフにしていなかったために組織の拠点がバレバレになってしまったという敵側からすればチャンスになりそうな事件すらある。
さらにはツイッターかどうかまでは不明だが、「イスラム国」構成員が司令部前で自撮りした写真を投稿した結果、
その投稿を発見した米軍がその場所を特定、投稿から22時間後に航空機搭載型のJDAM精密誘導爆弾3発を叩き込み吹っ飛ばしたという事例が2015年6月に起きている。
もしかしたらこれは過去最大級の炎上なのかもしれない。主に物理的な意味で。
【公人のバカッター】
芸能人・政治家・評論家・市民運動家でも、ツイッターで馬脚を現し信頼を失うもの、スキャンダルがバレる者は少なくない。
芸能事務所に所属している場合、近年は契約に「SNSは事務所が確認した公式アカウント以外を使わないこと」が盛り込まれていることも多いが、
これに違反してプライベートの友人や恋人と遊ぶために裏アカウントを取っている芸能人も存在する。
しかしこれらがファンや共演した別芸能人の熱心なおっかけなどにより突き止められて炎上するケースも後を絶たない。
またマスメディア関係でも、出版社・新聞社の社員が職権乱用や批判意見への逆ギレで炎上する事件が相次いでいる。
主な公人のバカッター自爆は以下のパターンがある。
知識の足りないジャンルについて不用意な発言をする
東日本大震災による原子力発電所事故以降に表出化したが、知識不足のまま反原発運動にのめり込む芸能人がデマ拡散に加担して評判を落とす例が後を絶たない。
特に科学・軍事・医学系はネットにその知識に詳しい人間が山程いるので、安易な発言は集中砲火の元である。
場合によっては職場に通報や公的なルートでの抗議が来て立場が危うくなることがある。
また、あるジャンルで優秀な専門家であった者が専門外のことに口を突っ込んで炎上する例も多く、大学教員同士のツイ上での喧嘩もたまに起こる。
社会問題に関しては、公人はもちろん私人もよく考えて、念入りに下調べをしたうえで発言するのが無難。
そこまでの手間を取りたくないのなら、そもそも発言は控えたほうがいいだろう。
これについては「ヨクシラ騎士ナイト」という蔑称も存在する。
ネットのアングラコンテンツネタに釣られてしまい、炎上を引き起こした例もある。
オタクネタに関する知ったかぶり・ヘイト発言
社会問題に絡めて実際見てもいない漫画やアニメを我田引水的に使ったり、オタクを馬鹿にして挑発的な発言をして炎上する者も少なくない。
歴史の長い作品、ミリタリー要素の強い作品は特に危険な地雷原である。
中でも機動戦士ガンダムや艦隊これくしょん -艦これ-、ガールズ&パンツァーなどのネタはファン層がひときわ熱烈な上、ガンダムは初期作品ファンが既に各業界の偉いさん年代であり、後者2作品は軍事マニアとの兼業者(中にはプロの軍事ライターや本職さんも)が多いため徹底的に叩きのめされる危険度が高い。
最近ではシン・ゴジラも危険度の高い作品。
また長谷川町子・藤子不二雄・手塚治虫といった過去の国民的知名度の高い大御所作家の作品を「ヒューマニズム」「平和主義」等といい子ちゃん一辺倒であるかのように持ち上げて、後進作家の作品を低俗とこきおろすのも「お前ほんとは読んでないだろ」と炎上を招く危険が大きい(いずれも結構ドロドロな作品が多いことはファン程よく知っている)。
また後述の項目とも重なるが、最近は萌え絵の企業・公共キャラクターに性的であると難癖をつけ炎上するケースが増えており、フェミニズム方面の炎上者もちらほらいる。
代表例は左翼運動家の北原みのりで、東京メトロキャラの「駅乃みちか」のイベント企画用萌え絵化バージョンに「萌えキャラ(二次元エロ)の公共化は国際基準で完全アウト」と難癖を付けた所、日本以上に萌え絵の公共キャラ起用が進んでいる台湾の実例や、北原が過去に政治的主張のため行った靖国神社での全裸パフォーマンスを持ち出されてフルボッコとなった。
評論家・実業家の駒崎弘樹は「ヒーローものの番組でも、「守る男性」と「守られる女性」というステレオタイプしかない。」と朝日新聞のインタビューで発言して、
ニチアサ民を中心に炎上したのに逆上し、
「仮面ライダーゴーストでは、戦う理系ヒロイン、あかりちゃんがいたのに、エグゼイドではパッピーという不思議「守られ」キャラ。しかも今回は「男になれよ」とジェンダー感満載のセリフ」と、
さらなる知ったかぶりをしたことでさらに燃料を注ぐこととなった。*6
自分の性癖がバレる
「女優のおっぱいが見える」等の文言つきのスパムアプリの罠リンクを踏みスパム発射をするケースがまず多い。
次に多いのはターゲッティング広告の仕組みを知らず、「こんなエロい広告が出ているのはけしからん!」とぶち上げて「お前が普段そういう言葉を検索してるから」と突っ込まれるケースである。
上記の2パターンの場合は開き直らずに詫びるなり自分のスケベさを認めてネタにすれば鎮火するが逆ギレすると一気に炎上する。
最近目立つのは公共のポスターやパフォーマンス等を「性的」と難癖を付けて炎上するケースである。
これに該当するのは翻訳家の久美薫が「響け! ユーフォニアム」の版権絵を「男根のメタファー」と難癖を付けた事件、
コラムニストの勝部元気が東京五輪の公式PR動画の制服少女に「JKを性的アイコンにしている」と発言した事件である。
双方ともツイやブログの過去記事の掘り起こしが行われ、
久美は本物の女子小学生への盗撮行為が発覚、勝部は「制服に性的興奮を覚える」と書いていたのがバレて「お前がスケベなだけ」と炎上した。
2018年末にはフェミニズム系学者や文筆家の数人が「萌え絵を批判しながらBLは正当化する」という腐女子内でも嫌われるようなダブスタ発言を繰り返し炎上する案件が立て続けに発生した。中でも社会学者の千田有紀はファンであると自称していた相手のBL作家の水戸泉に激怒され、「そんなつもりじゃなかった」と泣き言を吐いてさらに怒られた。
一般人のリプライに激怒し暴言を吐く
一般人から批判的なリプライがよせられた際、ブロックや無視なら少々印象を悪くするだけですむが、マジギレして暴言を吐く者もいる。
例としては有田芳生参議院議員が自身に批判的なネットユーザー達を「ゴキブリ」呼ばわりした事件や、
『永遠の0』等で著名な小説家・百田尚樹が問題発言を繰り返し暴言を吐いた末にブロックを繰り返す行為を幾度となく行っている等である。
民進党議員の小西洋之に至っては批判リプライのみならず特に悪口ですらないリプを片っ端からブロックしたため、
「#小西ひろゆきチャレンジ」という彼にどのようなリプライを送ればブロックされるか競う悪ふざけをするユーザーすら多数現れる羽目になった。
既に炎上している対象を擁護したり持ち上げたりする
先んじて繰り返し炎上している知り合いの有名人などをつい擁護したくなってしまうときも、叩いた側に対する暴言や自身の偏見などが含まれると自分の方に類焼する危険が非常に高い。
これにあてはまるのが五輪エンブレム盗作騒動の佐野研二郎達のデザイナー仲間で、
佐野を擁護したい一心で誘致活動時のエンブレムを酷評して炎上し、繋がりを調べられてよけい騒動が長引いた。
また、炎上していることを把握しない・知っているが事態を甘くみているなどで何の気無しに褒めそやす発言をして類焼することもある。
選挙の前後などは特に危険度が高く、炎上歴のある候補を支援して類焼するケースが多い。
また、自身に直接関係なくても「逆張り」「安易な判官贔屓」でDQN行為を行った人を擁護することで類焼するケースも増えつつある。
2019年2月には立て続けにinstgramやTiKToKで飲食店バイトによる悪ふざけ動画アップ→クビのバカッター事案が相次いだが、このうちくら寿司がバイトに解雇だけでなく法的措置を表明したことで一部の評論家など数人が「処分が厳しすぎる」「労働者に対する圧力」などとバイトを擁護して炎上。そのうちの1人、社会運動家の藤田孝典はその直前に「自分の主催NPOで職員を薄給で使っていた」ことがバレて炎上していた火種にガソリンを注ぐ形となった。
批判しようとする対象を無理筋で貶す
公人や物事を批判するのは構わないのだが、その際の表現で自分の差別的な思考や偏見を現してしまうものも多い。
特に潰瘍性大腸炎の持病を持つ安倍晋三首相を批判する際に、政策や本人の発言を批判しているだけならまだしも病気を揶揄して炎上する者が続出、
その中には弁護士や漫画家小林よしのりのアシスタントもいた。
また、自分の贔屓の物事とアンチの物事に対しダブスタめいた発言をして炎上するケースも多い。
マスコミ人・学者の常識を逸した発言
新聞記者やジャーナリストなどの公式アカウントで暴言を吐いたり、
一般人の迷惑も省みず自分達の取材に応じるのが当たり前という態度を丸出しにした無神経発言を行い炎上する者も後を絶たない。
また大学教授や弁護士でも、自分に批判的な言説をした者に「バーカ」「くるくるぱー」などと小学生のような罵倒をしたり「ネトウヨ」「在日」などの決めつけで馬脚を現す者もいる。
一般人からの非難で炎上するだけでなく、同業者からもフルボッコにされるケースも多い。
事務所との契約に反して裏アカウントを作り、そこから異性関係がバレる
いい歳の芸能人ならまだしも、「恋愛禁止」などをうたった女性アイドルではこれでクビが飛ぶ可能性もある。
有名なケースでは、男性と遊んでいる写真を裏アカウントでアップしたのがジャニーズファン伝いでバレ、
即刻解雇されたAKB48の米澤留美・平嶋夏海の例がある。米澤はその後AV落ちコースとなっている。
売れていない時の暴言が発掘される
素人〜下積み時代に書いていたアカウントを引き続き使っていたり、当時書いていたブログを消さずにそのまま残してあったりして過去記事を掘り出され炎上するケースも多い。従来はガラケー用のミニブログ全盛期ごろに書いた黒歴史や彼氏の存在を掘り出される女性アイドルが多かったが、最近は男性有名人の女叩き・ブサイク叩きツイートが発掘される件数が増えつつある。
「昔は見識が甘かった」ことを認め早期に謝罪するのがベターだが、あまりにも内容がひどすぎるとそれすら許されないこともある。
『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ(あんステ)』で知名度をあげている最中だった俳優夏目雄大は素人時代の度重なるセクハラ的発言や「妊婦に膝カックン」など悪ふざけの域を超えた(本人はネタで済まされると思っていた模様)発言が発掘され事務所を解雇された。
ライトノベル『二度目の人生を異世界で』は、アニメ化・出演声優まで決定していたにもかかわらず、原作者のtwitterから主に中韓に向けたヘイトスピーチが発掘されてしまう。
これに激怒したその手の発言に敏感な人達から声優陣へ脅迫が多数寄せられ、出演声優がこぞって同作からの降板を表明、更にアニメ化中止、作品も出版停止する事態になった。
『本日私は炎上しました』の作者も過去ツイートを発掘されて炎上し、連載を停止されるというギャグのような本当の話も起きている。
同業者・業界人同士の喧嘩
政治絡みのネタではよく発生するが、同じ業界人同士がツイで喧嘩を始めたり、誰かの暴言が関係者に捕捉されてバトルになることもよくある。
特にtwitterでは公人でも本名と違うHNを使っていて一見してわからないことがあり *7調子に乗って悪口を言っていたらそこにいた、という事案は少なくない。
これに該当するのがアニメ監督の山本寛とベテランアニメーター鈴木俊二のバトルで、鈴木が「大波コナミ」というHNを使っていたため山本が気づかず小馬鹿にした態度を取ってしまい大恥をかくことになった。
二次元関係以外ではマスコミ業界、医療業界、弁護士同士でもバトルが頻発する。
また、他の業界人のつぶやきを被害妄想的に取って暴言で応じてしまう早とちりもあり、小説家になろう出身の作家銀翼のぞみが自作の商業出版作品担当の絵師もねてぃのつぶやきを自分への悪口だと思い込んでサブ垢で叩いたのがバレ、出版社からシリーズ打ち切りの処分を受けた。
炎上芸人を気取る
上記の「逆張り系」とも重なるが、耳目を集めるために挑発的な物言いをしたり、常識に反する発言をわざと繰り返す者もいる。
この過程でシャレにならない領域に踏み込んでしまうものも少なくなく、お笑い芸人のウーマンラッシュアワー村本は拉致問題に触れたツイに「場にトラックで運ばれる家畜の写真」を添えたため炎上、所属事務所*8からイエローカードに相当する注意処分を下された。
暴露、暴言の後に「アカウントを乗っ取られた」と言い訳をする
業界内や嫌いな公人の悪口を放って炎上したり上から怒られたりした際に「何者かに乗っ取られた」という見え透いた言い訳をする者もいる。
有名な事件は精神科医・コメンテーターの香山リカが出演している番組の曜日違いのレギュラーである青山繁晴とそのファンをこきおろし、
プロデューサーに怒られこの言い訳をしたところ、ツイートの内容が本人でないと書けない内容だったため失笑を買った。
また時期を近くしてアイドルグループPASPO☆の槙田紗子がメンバーを中傷したり枕営業を暴露、
事務所が「乗っ取りであり書いたのは本人ではない」と火消しに走った事件が発生。
似たようなレベルの言い訳としては「酒に酔っていた」がある。
ステマがバレる
宣伝の場合、「PR」とどこかに明記しておき、最初から宣伝だと正直に言わないとステルスマーケティングを疑われ、逆にその後延々と印象を悪くすることがある。
具体事例としては、2019年12月、「アナと雪の女王2」の感想漫画が多数漫画家によりアップされたが、その時間が不自然に合致しすぎていたことからステマ疑惑が指摘され炎上した件がある。
不適切な取材がバレる
マスコミ関係のアカウントによくありがちだが、不適切な取材や取材対象、一般読者に対する傲慢な態度で炎上することがある。
また、横暴な取材現場を一般人に動画を撮られて炎上するケースもある。
これに該当する事件は2017年の女児殺害事件で、取材を断ったご近所さんの門柱を蹴りつけた共同新聞記者の動画が晒され、記者は上司に連れられて謝罪に行く羽目になった。
最悪の場合は自分で取材していない「エア取材」がバレることもある。
2019年に週刊文春がNGT48(当時)山口真帆への厄介ヲタによる暴行未遂事件関連の取材を新潟に行き行なったとするツイートを新幹線ホームの写真とともに行なったところ、5chとツイの鉄ヲタにより即座に「新潟駅の写真ではなく長岡駅」であることが特定され、エア取材*9として炎上した。
多重炎上
公人はもちろん、「アルファ」と呼ばれる私人の有名アカウントでも度々発生する現象。
炎上を繰り返しているとRTやtogetterでまとめられることにより多数の目に晒され批判リプも多くなる。
これに耐えきれず、暴言がエスカレートしたり「工作員や雇われバイトが自分を叩いている」という被害妄想に陥るとますます炎上するような事態を繰り返す悪循環に陥る。
そして悪い意味での注目が集まるとウオッチャーがつき過去発言のキャプ画像を抑えられるようになり、過去発言の掘り返しが進むことになりこの過程で過去の悪行がバレて本業にも影響を及ぼす事態に陥る。
この最中の暴言で自分が所属する業界の悪しき慣習を吐いてしまうことも。
また暴言のレベルが上がってアカウントを凍結されたり、自分の支持者に呼びかけて反対者を凍結させるための通報煽りを行うなどの凍結合戦が発生することもある。
登録日:2014/12/29 Mon 13:38:43
更新日:2019/12/06 Fri 17:01:37NEW!
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2ちゃんねる SNS Twitter まなみ インターネット上の問題 ツイッター バカ バカッター ヘイトスピーチ 世界共通語 人生ギャンブラー 人生終了 冷蔵庫 夏休みフィーバー 小売店 想像力不足 承認欲求 損害賠償 流行語大賞 炎上 特定班 自爆 若さゆえの過ち 飲食店
バカッターとは、情報サービス「Twitter」に存在する一部のユーザーに対する呼称及びネットスラングである。
「バカ」と「ツイッター」を掛け合わせた造語であり、文字通り「おバカなツイッターユーザー」という意味合いがある。
主に公共の場で迷惑行為を働きその様子をTwitterにアップする、痛いツイートを繰り返して炎上する…等のケースがあるが、当記事では前者について記載する。
目次
【概要】
【何故バカッターが生まれるのか】
【バカッターの影響】
【バカッターの対策】
【対応に関する注意】
【バカッターのジャンル】
【主なバカッター事例】
【海外のバカッター】
【公人のバカッター】
【概要】
Twitterとは2006年頃から開始された短文投稿サービスで、アメリカのTwitter社が発信元となっている。
パソコン、携帯、スマホから、最大140文字で手軽に近況を投稿することができ、2008年から日本でもサービスが開始され、利用者は一気に膨れ上がった。
ただのコミュニケーションツールに留まらず、有名人による情報発信にも利用されており、21世紀を代表する情報サービスといえる。
しかし、誰でも簡単に登録が出来て手軽に利用できるという点から、中にはモラルの低いユーザーによるツイートも多い。
彼らは公共の場において迷惑行為を行い、それをあろうことか撮影してツイッターにアップするようになったのである。
そんな「バカなツイートをする者」を総称して「バカッター」と呼ぶようになり、2010年頃からこの名称は普及してきた。
当初はツイートしたユーザーそのものを「バカッター」と呼んでいたが、2013年に爆発的に発生した「バカッター」の中には、
友人知人が行っている迷惑行為を撮影したものや、迷惑行為をしている人々を撮影した通行人なども存在するため、
徐々に「バカッター」と呼ばれる対象は被写体へと移行していった。
特に2013年の夏頃から大量に発生した「バカッター」は社会問題にもなり、若者を中心とするTwitter利用者のモラルを問い直すこととなった。
2014年初頭に向けて徐々に沈静化していっており、以降はなりを潜めるようになったが、それでも完全になくなったわけではなく定期的に盛り返しが起こっており、同じSNSであるInstgramの「ストーリー」機能や、TilTokでもバカッターと同様の事件、騒動が相次いでおり、それらもまとめて「バカッター事件」と総称される。
蔑称ではあるが、問題提起も兼ねてか2013年の流行語大賞にノミネートされた。
【何故バカッターが生まれるのか】
手軽に情報を投稿できるというサービスの性質上、社会経験に乏しく精神的に幼い10代の若者でも簡単に自分の思想を投稿できたりする。
そして、10代後半~20代前半の若者は自己顕示欲が強く、自分たちの行いを社会に知らしめて自慢したがる傾向にある。
要は一昔前に流行った未成年の喫煙や飲酒も似たようなものであるといえる。
しかし覚えておいていただきたいのは、Twitterは全世界の利用者が情報を共有できるという点にある。
だが近年はスマホなどモバイルでの利用が多いため、LINEのタイムラインのように*1「仲間内しか見ないツール」と勘違いしている者も多く、世界の誰でも見られる状態になっていることの自覚が乏しく、検索やRTで無関係の人に掘り出されてしまう危険性を考えていないことが多い。*2
仲間内で自分たちの武勇伝を自慢するのはまだいいが、全世界に向けて醜態を晒しているだけでなく、個人情報をダダ漏れさせているにも等しい。
「バカッター」は大半が上述の若者であるが、中にはいい歳をした中高年、政治家や思想家、芸能人などでも失言をして炎上することが多々ある。
【バカッターの影響】
バカッターが投稿されると、十中八九は炎上する。
大量のリツイートで拡散されたツイートは、大手電子掲示板「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」にまずアップされ、そこからいわゆる「特定班」と呼ばれる者たちが動き出す。
投稿された写真の背景、バカッターの過去のツイートを遡る等して個人名、住所、電話番号、勤務先(あるいは学校)を特定し、「5ちゃんねる」に晒す。
バカッターをやらかす者の殆どはプロフ欄やFacebookへのリンク、制服姿や通勤通学先の実名を含む書き込みなど個人特定が容易となる情報を自ら載せており、特定には半日も要さないことが多い。
アップされた「バカッター」自身は、騒動に発展するやいなや当該ツイートを削除、あるいはアカウント自体を凍結して逃亡することがほとんど。
ただし、既にアップされた情報から警察へ通報されたり学校へ通報されるなどして、社会的制裁を受けるケースが大半である。
また、これを小売店や飲食店などでやられると、店を運営する側としてはたまったものではない。
「バカッター」が関わった品物に関して軒並み廃棄処分するハメになったり、個人店では最悪の場合閉店に追い込まれたケースさえある。
こうなった場合、多額の損害賠償を企業から請求されることも珍しくなく未成年や学生でも親が代わりに巨額の賠償を負うこともある。
バカッターの結末としては、学生ならば退学、謹慎処分に追い込まれたり、社会人であれば逮捕や解雇(自主退社という体裁の解雇も含む)、左遷などの処分を受けたり、フランチャイズ店の経営者であれば本部に経営権を取り上げられたりもする。無論、逮捕などの法的処置を受け実名で報じられることもある。2019年5月にはバカッターを行ったアルバイトら3名が警察に書類送検された。
親に賠償を肩代わりしてもらう場合でも、その巨額さゆえよほどの金持ちでない限り家の経済状況が苦しくなり我慢生活に突入となる。
公務員・マスメディア関係勤務・芸能人などの公人・準公人・その他責任の重い仕事であれば所属先から実名公表された上の処分を受けることもあり、こうなればまともな再就職はきわめて難しくなる。
中にはアカウントを凍結した後行方不明になるケースや、炎上してもしぶとく反論をし続けるケースもある。
また稀な例ではあるが、一連の騒動を謝罪した後、以前と同じアカウントでTwitterを継続するものもいる。
このようなバカッターの炎上に注目し、それらをまとめたブログなどのサイトの存在も登場している。
単純な情報まとめに終わらず、莫大な広告収入を企んでいるサイトも少なくないようで、収入の為に炎上の悪化を狙って過激な見出しなどで観覧者を煽る。
元は炎上を起こす人間が悪いとはいえ、このようなサイトもなかなかあくどい性質だと言えるだろう。
【バカッターの対策】
炎上した時に被害を抑える方法はいくつかある。
余計な反論や抵抗をせず、誤りは誤りと認める。
顔写真や住所・勤務先や学校などの組織がバレる情報は書かない。自宅付近の写真でもバレる。
釈明と謝罪を済ませた後は、沈静化するまで沈黙を貫く。
とはいえ、これらも対症療法の域を出るものではなく、最も適切なのは「自分のツイートが炎上に繋がるかもしれない」ということをよく考えることだろう。
【対応に関する注意】
忘れてはいけないのは、バカッターに対する誹謗中傷、ましてや特定して個人情報を晒すのも犯罪行為ということ。
御存知の通り日本は法治国家であり、相手が如何に問題行動を繰り返していたとしても、上記の行為を行えばそれは「私刑」であり、バカッターと同類になる。
誹謗中傷に関しては勿論「名誉棄損」に当たるし、たとえバカッター本人が誰の目にも触れる形で個人情報を晒していたり、アップロードした画像や動画から個人を特定出来たとしても、それをネット上で公開すれば違法となる。
…つまり、犯罪行為や過激な発言を目にしたら、拡散や批判に入らず運営や警察等実在の公的機関に通報するべきである。
【バカッターのジャンル】
誹謗中傷系
一番単純で数が多いタイプだろう。
個人名等の個人情報を挙げて対象を誹謗中傷する。
誹謗中傷した対象の人間関係から個人情報を特定され、自身が炎上させられるはめになる場合が多い。
特定民族に対しての悪口雑言であるヘイトスピーチもこれに近い。
犯罪予告系
有名人や無差別に人を殺害する、建造物を爆破するなどの犯罪予告。
2008年に起きた秋葉原通り魔事件以降、この手の文言には皆敏感になっていたため、そうした層を通じて目立ちたいと思ったものたちが多い。
物によっては威力業務妨害に該当、言うまでも無く犯罪である。
「予告しただけ」などと思ってはいけない。
例えば1974年に共産系極左テロリスト『狼』が起こした三菱重工爆破事件では犯行予告をいたずらだと断じたばかりに死者8人、負傷者376人を出す大惨事に発展しており、たとえいたずらかもしれないと思っても万が一のリスクは看過してはならないという教訓を残した。それによってイベントの中止や業務の停止を余儀なくされたり、本来不要な警備にかかるコストなどで時には数千万円~数億円もの損害が出ることもあり、予告された側はたまったものではないのだ。
業務妨害系
遊園地のアトラクションで暴れて運行を停止させる、店員に土下座を強要するケース。
器物損壊系
店の備品を壊す、他人の車のボンネットに乗るケース。
小売店等で商品の一部を壊す、食べるなどしたものも該当。
最近で有名なのは2018年のハロウィンの軽トラひっくり返したあの件だろう。
冷蔵庫in
小売店、飲食店で多発。
食べ物などが入っている冷蔵庫の中に入り込み、商品をダメにする。
主に夏場に涼をとろうとしたアルバイト店員がこのケースに多く該当する。
ガンダムさんでもネタにされたり。
不正行為自白系
違法行為やカンニング、校則違反を自ら自慢する。見つかって単位や入学資格がパーになった者も。
食材系
飲食店で多発。
アルバイト店員が食材を口に入れたり、床に敷き詰めた食材の上に寝そべったりした他、客として来た若者がテーブルに置いてあるソースや醤油を鼻の穴などに突っ込むケース。
アルバイトのスタッフが行うものを特に「バイトテロ」と言う。ドラマの題材になったこともある。
不謹慎系
不幸に見舞われた人々を対象にあえてバカにした発言をすることで、周りの注目を浴びようとするケース。
主に東日本大震災発生直後に流行した。
鉄道系
駅のホーム下に降りた様子を撮影しているケースや、モラルに欠けた撮り鉄などが自分の行為を自慢するなど。
業務妨害系と被る部分もある。
虐待系
我が子に煙草を咥えさせたり、押しあてたりした様子を撮影したケース。
「バカッター」の大半が未婚の若者であるためレアなケースだが、中には所謂「事実婚」のものも多い。
公然猥褻系
自分の性器をTwitterにアップしたり、公共の場で全裸になったり、性行為中の写真を掲載したりする。バカッターではないが旧アニヲタの集いでも発生したことがある。
女性バカッターのケースは少ないものの、後述の例のように皆無なわけではない。
ホモに嗅ぎつけられたら大変なことになるので注意。
デマ系
デマと気づかず無闇にRTすることで風評被害に加担する。また、注目されたいためにわざとデマを撒くケースもあり、これは上記の「不謹慎系」とも重なる部分が多い。
代表例は2016年の平成28年熊本地震の際、神奈川在住の20歳会社員が「動物園からライオンが逃げた」とのデマをコラ画像つきでツイした事件があげられる。
この件では偽計業務妨害で逮捕された。
自身の主張や理念の賛同者を増やしたり、気に入らない物&者を叩こうとする余り、捏造や曲解を平気で行うアカウントも後を絶たず、中には人命に関わる冗談では済まないデマツイートをしたりする輩も多く、それが事実のようにバズった時等はまるで漫画版デビルマン終盤よろしく地獄のような光景が広がる事もある。
尚バズったツイートの内容が本当かどうか検証するのが趣味のようなツイッタラー*3も多いため、後先考えずデマを口走ったり、それを事実のようにRTすると1週間と立たず*4デマがバレることも珍しくなく、デマを吹いた当人はもちろん、事実であるようにRTしたアカウントらも信用が地に落ちることになる。場合によってはフォロワーが激減したりブロックされたり袋叩きにされたりする。インガオホー
ブラック企業系
社長などが、労働者の権利行使を「社会人失格」「学生気分」などと貶したり、自分の企業でやっている「病気でも出社しろ」「有給取らせない」といった労働者へのブラックな扱いを白状してしまうケース。
自営業者は経営も大変な上、労働者としての保護を受けない。
そのため、労働者の権利について意識が甘かったり知識がなかったりで、「自分のやっている苦労くらい労働者も当然」という感覚になりやすく、ついブラック発言をしてしまうことがある。
違法であることを指摘されても「業界ではこれくらい当然」と開き直り続けたり、過去ツイートから更にブラック行動が発掘されるケースも。
未成年系
明らかに未成年と分かるにも関わらず、飲酒や喫煙、パチンコ等成人のみに許された行動を行っているケース。
「バカッター」を特定する過程で判明するケースが多い。
違法行為だけではなく、世間知らずゆえにやらかしてしまう危険性の高い無茶な行為もある。
学級崩壊系
学校などで行った虐めの様子をアップするケース。
「バカッター」よりもYoutube等の動画投稿サイトで多く発生しており、また「バカッター」の場合はネタだったというケースも多い。
先生方にあえてケンカを売り、先生方が耐えきれずに買うとその行為を流すという例も。
盗撮系
電車等で見知らぬ他人や一方的に知っているだけの公人や相手を撮影し、その人を侮蔑するケース。
バカッター騒動の鎮静後も根強く残っており、自分が一方的に「ムカついた」「可笑しかった」と思った通りすがりの私人に対して行う者もいる。
情報漏洩系
客など他人の個人情報、企業秘密に関する情報、職務上の守秘義務にあたる情報を無断で公開する。
違法コピー系
ソフトなどの著作物の違法コピー、雑誌掲載の漫画などのスキャン画像アップ(一場面程度なら大目に見てもらえても、早売りや全ページスキャンなどはきつく対応される危険性が高い)を堂々と行う。
Twitterではアウトだがまとめサイト系などでは黒よりのグレー。
「インストール」と書くべき所を「ダウンロード」と書いてしまい違法コピーと騒がれた例も。
偏見の拡散系
知識の誤認、怪しい有名人を盲信したりすることによって培われた偏った主張を行う。
また、民族・国籍などの差別発言(ヘイトスピーチ)を行ったり犯罪者や言い訳不能なレベルの所属組織の不祥事を擁護するなどする。
セクハラクソリプ系
女性ユーザーや女性の公人に対し、しつこいセクハラリプを送りつける。特に一部の声優やアイドルは標的になりやすくこれでTwitterをやめてしまった者もいる。
逆張り系
常識に反することをわざと言って注目を集めようとする。
【主なバカッター事例】
ジャンプやサンデーの未発表作をネットにアップ
2010年発生。当事者は14歳の中学生。
発売前のジャンプ、サンデーの作品をYouTubeにアップし、著作権侵害で逮捕。
声優に対する殺害予告
2011年発生。当事者は24歳の作業員男性。
声優の平野綾を侮辱する発言を繰り返し、「殺した」などと発言。威力業務妨害で逮捕。
「地震イェーイ」発言
2013年発生。当事者は19歳の高卒女性。
東日本大震災を受け、「関西にも大地震が来て人がたくさん死ねばいい」とツイートし炎上、批判されても開き直りを続ける図太さを見せた。
このユーザーは他にも大量の炎上ネタを量産し続け有名となったが、現在はアカウントを凍結している。
アイスケースに入り込む
2013年発生。当事者は高知にあるローソンのオーナー。
オーナーの息子と思しき人物が、アイスケースに入り込む様子を撮影し、炎上。
最終的に当ローソンは加盟店契約を打ち切られ、従業員を全員解雇、休業することとなった。
若者がアイスケースに入って店側に損害賠償を請求されるケースが多い中、店側が「バカッター」と化した稀有な例である。上述の通りガンダムさんでもネタにされた。
ブロンコビリーで冷蔵庫に入る
2013年発生。当事者はアルバイトの専門学校生。
バイト中に業務用冷蔵庫に入り込み「バイトなう( ̄∇ ̄)」と投稿し、炎上。
当然即クビ、店側は損害賠償請求を検討していることも発表、更に同店は閉店においこまれる。
特定班により拡散された情報により、通っていた学校中に悪事が知れ渡る。
結果外に出るのが怖くなり、引きこもり化の末路へ。
USJでアトラクションの運行を妨害
2013年発生。当事者は19歳の神戸大学学生他。
USJの水上アトラクションで暴れたり、ボートを転覆させたりとやりたい放題で、その内容をTwitterで告白し炎上。
追及を逃れるためか、「ジェットコースターで手首を骨折した」というツイートと証拠写真を投稿するが、捏造と判りさらにヒートアップ。
本名どころかご尊顔まで公開となり、書類送検されたに留まらず大学を自主退学するまでに追い込まれた。
レジカウンターでM字開脚
2013年発生。当事者はミニストップのアルバイト店員。
レジカウンターに登ってM字開脚を行い、チ●コの部分にスキャナーを押しあてている。
当ミニストップは、警察に被害届を出したという。
早稲田大生カンニング
2010年に早稲田大学生がテスト中のカンニング行為をツイートしたところ、
その中に担当教授の実名(有名評論家の東浩紀)があったため当本人に捕捉されて「きみなに考えてるの」と怒られた上、炎上。
これを見てメディアが取材に訪れたたため学校にもバレてしまった。
パトカーによじ登り記念撮影
2013年発生。当事者は北海道の漁師の少年。
停止中のパトカーのボンネットに仲間たちとよじ登り、「中二病だから」と記念撮影。
器物損壊の容疑で全員逮捕され、謝罪。
ピザハット顔面パック
2013年発生。当事者はピザハットアルバイト店員。
ピザの生地を顔に押し当て「ピザって息できないんだな。おやすみ地球」と投稿。
運営する日本ケンタッキーの迅速な対応により、当事者は即刻クビ及び損害賠償を請求された。
ピザーラ&西友で大暴れ
2013年発生。当事者はピザーラの女性従業員2名。
ピザーラの店の流しや冷蔵庫に入るだけでは飽き足らずスーパーの西友にも入り込み、パン台の上に乗る、買い物かごに入る、商品棚に入る、備品を荒らすなどやりたい放題。
数枚に渡って彼女らの悪行がTwitterに流された。
ピザーラ、西友の両方から損害賠償を請求されただけでなく、彼女らの通う高校までが謝罪に出る騒動となった。
娘に未精算の商品を食べさせる
2013年発生。当事者は被写体の幼女の母親。
マックスバリュで未清算のチーズを娘に齧らせた様子を投稿。
瞬く間に炎上しフルボッコにされるも、逆に開き直って反論し続けた。
その後の消息は不明。
有名人の個人情報暴露
プライベートで歩いている芸能人を盗撮して写真をアップしたり、店員が客として来た有名人の個人情報を暴露する事件も複数発生している。
特に有名な事件は、2011年にアディダスの新人女性社員がよりによって自社と契約をしている選手であるハーフナー・マイクとその妻が来店したことを中傷コメントつきで暴露した事件などがある。
なお、前述のアディダス女子社員は間もなく退職(実質解雇と思われる)に追い込まれている。
「しまむら」店員に土下座を強要
2013年発生。当事者は介護職の43歳の女性。
「従業員の商品管理の悪さに立腹した」当事者が、しまむらの店員と店長に土下座させた様子をアップ。具体的に何に腹を立てていたのかについては曖昧なままである。
当事者が以前から上から目線発言を繰り返していたこともあり、ネットでは瞬く間に当事者に批判が集中した。
アカウントは即刻削除されたものの個人情報が次々と特定され、最終的には強要容疑で警察に逮捕されるまでに至った。
ニュースにも取り上げられており、おそらく「バカッター」関連では一番有名なものと思われる。
すき家露出狂バイト事件
2015年5月にすき家のアルバイト女子高生が服を脱ぎ、見せてはならないものまで見えた写真をアップしクビになった事件が発生している。
なお、祭り当時に「現役JKの裸」という餌に釣られて検索しあとで後悔した者は多い。
セブンイレブンバイト個人情報暴露事件
セブンイレブンの男性バイトが、立ち読みをした客やトラブった客の盗撮写真だけでなく、車のナンバーや免許証などの個人情報を盗撮アップした上罵倒を繰り返していたことが2015年11月に発覚、本人は退職。
浦和サポーター差別発言事件
浦和レッズのサポーターを名乗る高校生がガンバ大阪のパトリック選手に対し黒人差別丸出しの叩きツイを行うも、騒動に恐れをなして学校に親とともに自首、関係各所に謝罪。
中学生ヒッチハイク事件
ある中学生が「ヒッチハイクでアメリカを横断する」と宣言し渡米まではしていた模様。在米日本人を中心とするユーザーが「アメリカは治安が悪く危険」「州によってはヒッチハイク自体禁止」であると呼びかけ、同時に一部は当局にオフラインでも働きかけ中学生は保護、帰国と相成った。
ぱよぱよちーん事件
Facebookでのヘイトスピーチイラストに逆上した自称市民活動家。
その画像に「いいね」を押した人の個人情報リストを拡散しようとしたが、逆に2chやツイ住民達に過去のツイートを片っ端から掘り返される返り討ちに遭う。
更に当時勤務していた外資系セキュリティソフト会社での職権濫用を疑わせる行動が多数発覚、
元タレントの千葉麗子に馴れ馴れしく「ぱよぱよ(おはようの意味らしい)」とリプライを送りまくるなど、ネタを提供するツイも多かったため炎上(なお、千葉とは既に仲違いした模様)。
勤務先に多数の問い合わせがいき該当社員は自主退社を余儀なくされた。
更に彼と市民運動関係で繋がりがあった別の男性も、芋づる式で過去問題発言(他者への脅迫まがい)や黒いバックボーンがバレる。
更に地方議員だった母親のブログでの不用意な発言から身元がバレ、勤務先の有名デザイン会社を自主退社する羽目になっている。
更にこの騒動の発端のリスト作成に苦言を呈した人権派弁護士に対し、またも同じ自称市民団体仲間の別メンバー(HNから闇キャンと呼ばれる)が、散々罵倒を繰り返して弁護士を怒らせた結果、地方新聞社の部長職という身元を割られて全国紙や自社公式に実名を公表された上、会社からは部長職剝奪の上無期限無給休職処分となり、事実上のクビでこちらも辞職。
いい歳をした中年男性がたった1ヶ月の間に3人も立て続けに仕事をなくすという結果となった。
さらにしばらく後にこの騒動が再燃焼し、HN「チャンシマ」の市民運動家メンバーが「大手証券会社の部長職」という身元がバレ、過去に対立する相手や嫌いな政治家への「死ね」発言連発も掘り起こし。会社にも通報が行き役職を剥奪された。
国会議員の知識不足による不祥事
近年では現政権への批判材料としてtwitterや2chからの情報を用いる場合が増えている。
しかしソースをよく確認しないで書き込んで、直ぐに間違いを指摘されネットで袋叩きに会う場合も多い。
最近では民進党の玉木雄一郎議員が
「リーマンショック前に似ている」と総理が説明した4枚の資料の英語版を見て驚いた。
日本語版には11か所も登場した「リーマンショック」という言葉が英語版には一度も出てこない。
日本語版にはあるカッコ書きの説明部分もない。悪質な情報操作だ。
などと投稿した。
が、『リーマンショック』はそもそも和製英語であり海外では使用しないの当然である。
書き込んだ後に自分でも誤りに気が付いたのか
リーマンショックは和製英語でthe financial crisisと書いてあるではないか
と自分で投稿、が直ぐに削除。
その後はこの件に関してだんまりを決め込み、火消しのつもりか話題そらしの政権批判を連続で投稿。
消したツイートは即座に掘り起こされ失笑を買った。
後日
当然和製英語だとは認識している
今や必ずしもそう言い切れなくなってきてると思われます
例えば、CNNの記事や外務省の出す外交青書でも使われています
等と言い訳ツイートしたが、どうみても恥の上塗りでしかなかった。
元首相のツイート「デマ認定」事件
政権交代をした元首相が2019年2月に北海道で発生した地震の原因を「地下施設への炭酸ガス貯蔵実験(CCS)によるもの」とツイート。*5
それを道警によって「災害時のデマの一例」として発表される事態になった。
AVパッケージリツイート事件
数年前にとある公人のツイッターのアカウントが、AVパッケージをリツイートしてしまった事件である。なお、該当ツイートは削除されている。
言動だけなら笑い話で済むだろうが、よりにもよってそのアカウント主は、現韓国大統領であったため…
韓国政府が2019年2月、アダルトコンテンツなどを一斉遮断するという方針に出た際、この過去のツイートの魚拓が発掘され
韓国ユーザーの一部では祭となった。
【海外のバカッター】
こうした行為は日本だけのものではなく、欧米やアジアでも同様の騒動が多々巻き起こっている。
実名をネットで比較的書く傾向の強いアメリカでも、麻薬使用や不潔行為、職業上の不適切な行為などを堂々書いて騒動になる若者は絶えない。
またいい歳をした大人の自爆も日本同様多く、デリケートな問題である人種・民族差別発言などを行い即日解雇された者も少なくない。バカッターはある意味世界共通語なのである。
アメリカは差別的言動については日本よりも敏感であり、主演俳優の差別的言動一発で人気ドラマが即打ち切りになった例も。
アジア圏でも、韓国軍人が軍機密情報のモニター画面の写メをアップしてしまう事件などが起こっている。
平穏に暮らす先進国の若者だけでなく、中東のテロ組織「イスラム国」メンバーとして参画したニュージーランド人が、
位置情報機能をオフにしていなかったために組織の拠点がバレバレになってしまったという敵側からすればチャンスになりそうな事件すらある。
さらにはツイッターかどうかまでは不明だが、「イスラム国」構成員が司令部前で自撮りした写真を投稿した結果、
その投稿を発見した米軍がその場所を特定、投稿から22時間後に航空機搭載型のJDAM精密誘導爆弾3発を叩き込み吹っ飛ばしたという事例が2015年6月に起きている。
もしかしたらこれは過去最大級の炎上なのかもしれない。主に物理的な意味で。
【公人のバカッター】
芸能人・政治家・評論家・市民運動家でも、ツイッターで馬脚を現し信頼を失うもの、スキャンダルがバレる者は少なくない。
芸能事務所に所属している場合、近年は契約に「SNSは事務所が確認した公式アカウント以外を使わないこと」が盛り込まれていることも多いが、
これに違反してプライベートの友人や恋人と遊ぶために裏アカウントを取っている芸能人も存在する。
しかしこれらがファンや共演した別芸能人の熱心なおっかけなどにより突き止められて炎上するケースも後を絶たない。
またマスメディア関係でも、出版社・新聞社の社員が職権乱用や批判意見への逆ギレで炎上する事件が相次いでいる。
主な公人のバカッター自爆は以下のパターンがある。
知識の足りないジャンルについて不用意な発言をする
東日本大震災による原子力発電所事故以降に表出化したが、知識不足のまま反原発運動にのめり込む芸能人がデマ拡散に加担して評判を落とす例が後を絶たない。
特に科学・軍事・医学系はネットにその知識に詳しい人間が山程いるので、安易な発言は集中砲火の元である。
場合によっては職場に通報や公的なルートでの抗議が来て立場が危うくなることがある。
また、あるジャンルで優秀な専門家であった者が専門外のことに口を突っ込んで炎上する例も多く、大学教員同士のツイ上での喧嘩もたまに起こる。
社会問題に関しては、公人はもちろん私人もよく考えて、念入りに下調べをしたうえで発言するのが無難。
そこまでの手間を取りたくないのなら、そもそも発言は控えたほうがいいだろう。
これについては「ヨクシラ騎士ナイト」という蔑称も存在する。
ネットのアングラコンテンツネタに釣られてしまい、炎上を引き起こした例もある。
オタクネタに関する知ったかぶり・ヘイト発言
社会問題に絡めて実際見てもいない漫画やアニメを我田引水的に使ったり、オタクを馬鹿にして挑発的な発言をして炎上する者も少なくない。
歴史の長い作品、ミリタリー要素の強い作品は特に危険な地雷原である。
中でも機動戦士ガンダムや艦隊これくしょん -艦これ-、ガールズ&パンツァーなどのネタはファン層がひときわ熱烈な上、ガンダムは初期作品ファンが既に各業界の偉いさん年代であり、後者2作品は軍事マニアとの兼業者(中にはプロの軍事ライターや本職さんも)が多いため徹底的に叩きのめされる危険度が高い。
最近ではシン・ゴジラも危険度の高い作品。
また長谷川町子・藤子不二雄・手塚治虫といった過去の国民的知名度の高い大御所作家の作品を「ヒューマニズム」「平和主義」等といい子ちゃん一辺倒であるかのように持ち上げて、後進作家の作品を低俗とこきおろすのも「お前ほんとは読んでないだろ」と炎上を招く危険が大きい(いずれも結構ドロドロな作品が多いことはファン程よく知っている)。
また後述の項目とも重なるが、最近は萌え絵の企業・公共キャラクターに性的であると難癖をつけ炎上するケースが増えており、フェミニズム方面の炎上者もちらほらいる。
代表例は左翼運動家の北原みのりで、東京メトロキャラの「駅乃みちか」のイベント企画用萌え絵化バージョンに「萌えキャラ(二次元エロ)の公共化は国際基準で完全アウト」と難癖を付けた所、日本以上に萌え絵の公共キャラ起用が進んでいる台湾の実例や、北原が過去に政治的主張のため行った靖国神社での全裸パフォーマンスを持ち出されてフルボッコとなった。
評論家・実業家の駒崎弘樹は「ヒーローものの番組でも、「守る男性」と「守られる女性」というステレオタイプしかない。」と朝日新聞のインタビューで発言して、
ニチアサ民を中心に炎上したのに逆上し、
「仮面ライダーゴーストでは、戦う理系ヒロイン、あかりちゃんがいたのに、エグゼイドではパッピーという不思議「守られ」キャラ。しかも今回は「男になれよ」とジェンダー感満載のセリフ」と、
さらなる知ったかぶりをしたことでさらに燃料を注ぐこととなった。*6
自分の性癖がバレる
「女優のおっぱいが見える」等の文言つきのスパムアプリの罠リンクを踏みスパム発射をするケースがまず多い。
次に多いのはターゲッティング広告の仕組みを知らず、「こんなエロい広告が出ているのはけしからん!」とぶち上げて「お前が普段そういう言葉を検索してるから」と突っ込まれるケースである。
上記の2パターンの場合は開き直らずに詫びるなり自分のスケベさを認めてネタにすれば鎮火するが逆ギレすると一気に炎上する。
最近目立つのは公共のポスターやパフォーマンス等を「性的」と難癖を付けて炎上するケースである。
これに該当するのは翻訳家の久美薫が「響け! ユーフォニアム」の版権絵を「男根のメタファー」と難癖を付けた事件、
コラムニストの勝部元気が東京五輪の公式PR動画の制服少女に「JKを性的アイコンにしている」と発言した事件である。
双方ともツイやブログの過去記事の掘り起こしが行われ、
久美は本物の女子小学生への盗撮行為が発覚、勝部は「制服に性的興奮を覚える」と書いていたのがバレて「お前がスケベなだけ」と炎上した。
2018年末にはフェミニズム系学者や文筆家の数人が「萌え絵を批判しながらBLは正当化する」という腐女子内でも嫌われるようなダブスタ発言を繰り返し炎上する案件が立て続けに発生した。中でも社会学者の千田有紀はファンであると自称していた相手のBL作家の水戸泉に激怒され、「そんなつもりじゃなかった」と泣き言を吐いてさらに怒られた。
一般人のリプライに激怒し暴言を吐く
一般人から批判的なリプライがよせられた際、ブロックや無視なら少々印象を悪くするだけですむが、マジギレして暴言を吐く者もいる。
例としては有田芳生参議院議員が自身に批判的なネットユーザー達を「ゴキブリ」呼ばわりした事件や、
『永遠の0』等で著名な小説家・百田尚樹が問題発言を繰り返し暴言を吐いた末にブロックを繰り返す行為を幾度となく行っている等である。
民進党議員の小西洋之に至っては批判リプライのみならず特に悪口ですらないリプを片っ端からブロックしたため、
「#小西ひろゆきチャレンジ」という彼にどのようなリプライを送ればブロックされるか競う悪ふざけをするユーザーすら多数現れる羽目になった。
既に炎上している対象を擁護したり持ち上げたりする
先んじて繰り返し炎上している知り合いの有名人などをつい擁護したくなってしまうときも、叩いた側に対する暴言や自身の偏見などが含まれると自分の方に類焼する危険が非常に高い。
これにあてはまるのが五輪エンブレム盗作騒動の佐野研二郎達のデザイナー仲間で、
佐野を擁護したい一心で誘致活動時のエンブレムを酷評して炎上し、繋がりを調べられてよけい騒動が長引いた。
また、炎上していることを把握しない・知っているが事態を甘くみているなどで何の気無しに褒めそやす発言をして類焼することもある。
選挙の前後などは特に危険度が高く、炎上歴のある候補を支援して類焼するケースが多い。
また、自身に直接関係なくても「逆張り」「安易な判官贔屓」でDQN行為を行った人を擁護することで類焼するケースも増えつつある。
2019年2月には立て続けにinstgramやTiKToKで飲食店バイトによる悪ふざけ動画アップ→クビのバカッター事案が相次いだが、このうちくら寿司がバイトに解雇だけでなく法的措置を表明したことで一部の評論家など数人が「処分が厳しすぎる」「労働者に対する圧力」などとバイトを擁護して炎上。そのうちの1人、社会運動家の藤田孝典はその直前に「自分の主催NPOで職員を薄給で使っていた」ことがバレて炎上していた火種にガソリンを注ぐ形となった。
批判しようとする対象を無理筋で貶す
公人や物事を批判するのは構わないのだが、その際の表現で自分の差別的な思考や偏見を現してしまうものも多い。
特に潰瘍性大腸炎の持病を持つ安倍晋三首相を批判する際に、政策や本人の発言を批判しているだけならまだしも病気を揶揄して炎上する者が続出、
その中には弁護士や漫画家小林よしのりのアシスタントもいた。
また、自分の贔屓の物事とアンチの物事に対しダブスタめいた発言をして炎上するケースも多い。
マスコミ人・学者の常識を逸した発言
新聞記者やジャーナリストなどの公式アカウントで暴言を吐いたり、
一般人の迷惑も省みず自分達の取材に応じるのが当たり前という態度を丸出しにした無神経発言を行い炎上する者も後を絶たない。
また大学教授や弁護士でも、自分に批判的な言説をした者に「バーカ」「くるくるぱー」などと小学生のような罵倒をしたり「ネトウヨ」「在日」などの決めつけで馬脚を現す者もいる。
一般人からの非難で炎上するだけでなく、同業者からもフルボッコにされるケースも多い。
事務所との契約に反して裏アカウントを作り、そこから異性関係がバレる
いい歳の芸能人ならまだしも、「恋愛禁止」などをうたった女性アイドルではこれでクビが飛ぶ可能性もある。
有名なケースでは、男性と遊んでいる写真を裏アカウントでアップしたのがジャニーズファン伝いでバレ、
即刻解雇されたAKB48の米澤留美・平嶋夏海の例がある。米澤はその後AV落ちコースとなっている。
売れていない時の暴言が発掘される
素人〜下積み時代に書いていたアカウントを引き続き使っていたり、当時書いていたブログを消さずにそのまま残してあったりして過去記事を掘り出され炎上するケースも多い。従来はガラケー用のミニブログ全盛期ごろに書いた黒歴史や彼氏の存在を掘り出される女性アイドルが多かったが、最近は男性有名人の女叩き・ブサイク叩きツイートが発掘される件数が増えつつある。
「昔は見識が甘かった」ことを認め早期に謝罪するのがベターだが、あまりにも内容がひどすぎるとそれすら許されないこともある。
『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ(あんステ)』で知名度をあげている最中だった俳優夏目雄大は素人時代の度重なるセクハラ的発言や「妊婦に膝カックン」など悪ふざけの域を超えた(本人はネタで済まされると思っていた模様)発言が発掘され事務所を解雇された。
ライトノベル『二度目の人生を異世界で』は、アニメ化・出演声優まで決定していたにもかかわらず、原作者のtwitterから主に中韓に向けたヘイトスピーチが発掘されてしまう。
これに激怒したその手の発言に敏感な人達から声優陣へ脅迫が多数寄せられ、出演声優がこぞって同作からの降板を表明、更にアニメ化中止、作品も出版停止する事態になった。
『本日私は炎上しました』の作者も過去ツイートを発掘されて炎上し、連載を停止されるというギャグのような本当の話も起きている。
同業者・業界人同士の喧嘩
政治絡みのネタではよく発生するが、同じ業界人同士がツイで喧嘩を始めたり、誰かの暴言が関係者に捕捉されてバトルになることもよくある。
特にtwitterでは公人でも本名と違うHNを使っていて一見してわからないことがあり *7調子に乗って悪口を言っていたらそこにいた、という事案は少なくない。
これに該当するのがアニメ監督の山本寛とベテランアニメーター鈴木俊二のバトルで、鈴木が「大波コナミ」というHNを使っていたため山本が気づかず小馬鹿にした態度を取ってしまい大恥をかくことになった。
二次元関係以外ではマスコミ業界、医療業界、弁護士同士でもバトルが頻発する。
また、他の業界人のつぶやきを被害妄想的に取って暴言で応じてしまう早とちりもあり、小説家になろう出身の作家銀翼のぞみが自作の商業出版作品担当の絵師もねてぃのつぶやきを自分への悪口だと思い込んでサブ垢で叩いたのがバレ、出版社からシリーズ打ち切りの処分を受けた。
炎上芸人を気取る
上記の「逆張り系」とも重なるが、耳目を集めるために挑発的な物言いをしたり、常識に反する発言をわざと繰り返す者もいる。
この過程でシャレにならない領域に踏み込んでしまうものも少なくなく、お笑い芸人のウーマンラッシュアワー村本は拉致問題に触れたツイに「場にトラックで運ばれる家畜の写真」を添えたため炎上、所属事務所*8からイエローカードに相当する注意処分を下された。
暴露、暴言の後に「アカウントを乗っ取られた」と言い訳をする
業界内や嫌いな公人の悪口を放って炎上したり上から怒られたりした際に「何者かに乗っ取られた」という見え透いた言い訳をする者もいる。
有名な事件は精神科医・コメンテーターの香山リカが出演している番組の曜日違いのレギュラーである青山繁晴とそのファンをこきおろし、
プロデューサーに怒られこの言い訳をしたところ、ツイートの内容が本人でないと書けない内容だったため失笑を買った。
また時期を近くしてアイドルグループPASPO☆の槙田紗子がメンバーを中傷したり枕営業を暴露、
事務所が「乗っ取りであり書いたのは本人ではない」と火消しに走った事件が発生。
似たようなレベルの言い訳としては「酒に酔っていた」がある。
ステマがバレる
宣伝の場合、「PR」とどこかに明記しておき、最初から宣伝だと正直に言わないとステルスマーケティングを疑われ、逆にその後延々と印象を悪くすることがある。
具体事例としては、2019年12月、「アナと雪の女王2」の感想漫画が多数漫画家によりアップされたが、その時間が不自然に合致しすぎていたことからステマ疑惑が指摘され炎上した件がある。
不適切な取材がバレる
マスコミ関係のアカウントによくありがちだが、不適切な取材や取材対象、一般読者に対する傲慢な態度で炎上することがある。
また、横暴な取材現場を一般人に動画を撮られて炎上するケースもある。
これに該当する事件は2017年の女児殺害事件で、取材を断ったご近所さんの門柱を蹴りつけた共同新聞記者の動画が晒され、記者は上司に連れられて謝罪に行く羽目になった。
最悪の場合は自分で取材していない「エア取材」がバレることもある。
2019年に週刊文春がNGT48(当時)山口真帆への厄介ヲタによる暴行未遂事件関連の取材を新潟に行き行なったとするツイートを新幹線ホームの写真とともに行なったところ、5chとツイの鉄ヲタにより即座に「新潟駅の写真ではなく長岡駅」であることが特定され、エア取材*9として炎上した。
多重炎上
公人はもちろん、「アルファ」と呼ばれる私人の有名アカウントでも度々発生する現象。
炎上を繰り返しているとRTやtogetterでまとめられることにより多数の目に晒され批判リプも多くなる。
これに耐えきれず、暴言がエスカレートしたり「工作員や雇われバイトが自分を叩いている」という被害妄想に陥るとますます炎上するような事態を繰り返す悪循環に陥る。
そして悪い意味での注目が集まるとウオッチャーがつき過去発言のキャプ画像を抑えられるようになり、過去発言の掘り返しが進むことになりこの過程で過去の悪行がバレて本業にも影響を及ぼす事態に陥る。
この最中の暴言で自分が所属する業界の悪しき慣習を吐いてしまうことも。
また暴言のレベルが上がってアカウントを凍結されたり、自分の支持者に呼びかけて反対者を凍結させるための通報煽りを行うなどの凍結合戦が発生することもある。