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書誌 渡部直己

2020-01-20 04:27:09 | 🇫🇷文学
書誌:渡部直己書誌《著作リスト》 ─ 山本 均

【著作】

『幻影の杼機-泉鏡花論』
 序章 幻想文学論序説-正岡子規「叙事文」から 第一章 幻影の杼機 第二章 夢の符牒・符牒の夢-『春昼』『春昼後刻』論 第三章 時のまぼろし 第四章 杼機と傀儡-百間・鏡花作中人物論 第五章 余白の描跡-散文の「詩」性について 第六章 視れることば-鏡花のルビについて あとがき 国文社(1983年4月15日刊)

『HELLO GOOD-BYE 筒井康隆』
 がきデカ・筒井康隆・ロブ=グリエ HELLO (リベラルな〈文〉の使途 エクリチュールの侵犯-『脱走と追跡のサンバ』を主軸に 傀儡たちの遁走曲-『虚人たち』論) GOOD-BYE (充実した綺想の終焉-『虚航船団』論 『虚航船団』をめぐって(鼎談) 作 品は誰 のものか?-「『虚航船団』の逆襲」について) EXERCISES (露出狂の反逆- マンガテクスト考 チャート式「見栄小説」作法 ノートルダムのリゾーム男 クラインの壷娘 勝利が来た) ぼく自身による私(略年譜+初出+あとがき) 彌生書房(1984年12月20日刊)

『ロラン・バルト風味 現代口語狂室-爆発するポップ・ヒーローたち』
 1. 古舘伊知郎=実況するナルチシズム 付録/レスラー「仕事」をしない 2. 矢沢 永吉=硬直する不良のドラマ 3. 田中角栄=挑発する権力の裸体 4. 戸塚宏=海洋教祖の挑戦 by矢沢永吉 5. 中畑清=バットをふる「即自」存在 by丸谷才一 6. 西川のりお=男根の表層欲情宣言 付録/『プレジデント』あるいは勝者の愚鈍なる陽根  7. 三浦和義=権利としての嘘と倒錯 8. NHK=換言詐欺の魔窟 付録/NHK「言 い換え放送用語」講座 9. 『相対幻論』=誉め合いのシーソー・バランス avec草野 進 愛、そして中司/まぼろしの「あの人」を求めて 10 われらこそ「制度」である avec四方田犬彦 あとがき 参考資料 初出一覧 河出書房新社(1984年12月20日刊)

『レトリックス-大衆文芸技術論』
 まえがき-「大衆文学」とは何か? 序章 読みの心理学 TRICK BREAK NO1 軽蔑しまた軽蔑されてこそ書物である 第一章 憑依する〈比喩〉の諧謔-吉行淳之介 TRICK BREAK NO2 人生相談の受賞作 第二章 〈伏線〉の誘惑-遠藤周作 TRICK BREAK NO3 知恵熱の「赤い羽根」 第三章 作者=神の自意識-司馬遼太郎 TRICK BREAK NO4 言葉たちのストリップ 第四章 わだかまる〈対置法〉-村上春樹 TRICK BREAK NO5 晴れ、ときどきヨシモト 第五章 原理的な《ポップ》テクニック-高橋源一郎 TRICK BREAK NO6 揮発性赤チン効果 第六章 「ノン・フィクション」の不可能性-沢木耕太郎 TRICK BREAK NO7 顔とともに読まれる言葉 終章 あるいは「ポルノ」の修辞学/練習問題解答・解説 あとがき 参考文献 五月書房(1985年6月8日刊)

『〈批評〉のトリアーデ』共著
 1〈蓮實的存在〉はどこに消えるか 2〈柄谷行人〉考える機械 3〈中上健次〉俺はここにはいない インタヴィアー/スガ秀実+渡部直己+江中直紀 書き下ろし 「蓮實 重彦」を克服する方法 トレヴィル(1985年10月25日)

『半解釈-誤読ノススメ』
 まえがき-批評のアマチュアリズム 序章 愛への誘惑-または権利としての辞書活用法 1.章 小説の読み方(反「現代国語」ふう準備運動-内田百間『水鳥』 〈計算〉された物語-久生十蘭『黒い手帳』 落差のモザイク-K・ボネガット『ジェイル・バード』)2.章 批評の読み方(終焉の不在-蓮實重彦『物語批判序説』 言葉の肌と欠けた前歯-スガ秀実『メタクリティーク』 年寄の冷水-吉 本隆明『マス・イメージ論』 〈難問〉の誘惑-笠井潔『テロルの現象学』) 3.章 マスコミ見聞録 (「フォーカス」・暴露写真の欲望と不能 マスメディア「聖輝」 の野合 見出語の詐欺 禁語録-NHK ・換言の政治学) 4.章 スポーツ観戦法(小心なる「王」と遊ぶ「貨幣」* 真実のプロを視つめて 阪神シンドローム 「極道」ものをめぐる本音とタテマエ 宇野を責任感から解放せよ 朝潮は角界の江川である 「動物」たちの季節 江川は何故オールスターで甦るのか? 高校野球の魅力 甲子園はマゾの聖地である 錯覚の饗宴 金森の雄叫びは死中の生である 巨人の左腕は何故ノーコンか? 「六大学野球」幻想論 「男」になろうとする女は醜い プロの審判もまた演出者たれ  「オフサイド」が罰するもの ゴ ルフウェアーは恥ずべき記号である 南海=史上最 強の「草」野球 「草野進」とは何 か 「野球道」という名の嫉妬 「プロ野球 差別説 」宣言) 終章 (「現代国語」症候群 avec 尾辻克彦 付録 菫色のANUS avec ねじめ正一) 白夜書房(1985年12月10日刊)

『プロ野球観戦學講座』
 プロローグ プロ野球十戒 第1.部 プロ野球観戦學講座/85年(球場の〈いま・ここ 〉にむけて[avec 蓮實重彦・草野進]補論・1図解〈江川=貨幣〉説 補論・2祝祭と してのタイガース)86年/プロ野球〈差別〉宣言[avec 小川葉月] 補論・3清原和博 またはシニフィエなきシニフィア ン 補論・4落合の魅力 補論・5球団歌考) 第2.部 プロ野球時評(1986〜1987) プロ野球時評1986(1コンバートはつねに善である 2近藤・大洋に期待する 3宇野の復活を心から歓迎する 4監督に掌握されたチームは二流である 5原辰徳の「猥談」 6ヤクルトこそプロ野球の救いである 7桑田のアミダ帽 8デービスの美しき右フック 9王貞治の顔面はスポーツの敵である 10美しき誤審を! 11再生にむけて阪神は最下位を目指せ 12再び吉田に告ぐ、君ハ何モスルナ! 13江川の「手抜き」は美しい 14広島東洋カープあるいは戦略としての退屈さ) プロ野球時評1987 (1「極道」たちの開幕 2球界は監獄である 3輝かしき異物・ホーナー 4落合シンドローム 5退屈さの金字塔 6オールスターは一試合でよい 7桑田あるいは微少さの強度 8近藤真一の快挙 9王貞治あるいは「男になった」女) 第3.部 スポーツ審美學講座 解説者論 (野球の言葉/言葉の野球) 観客論 (後楽園は戦後日本の縮図である オフには選手もファンも冬眠すべし 美しき観客の罵声 ボックスシートの逆説) 甲子園論 偶然の快楽あるいは蓋然の抑圧(86年夏・甲子園) 女子スポーツ論 (「汚物」を画面に写すな 体型を露呈する競技の悲しみ 新体操の愛語 女子柔道は木下サーカスである ハイマンの死を男性原理から救え) 球技論 言語遊戯としてのバレーボール 監督との悪しき一体化 ラグビー・フィールドの伸縮性 オールブラックの教訓 アイスホッケーまたは「立たされ坊主」の帰還 ゲートボールあるいは「悪意」の戯れ) 格闘技論 (斉藤仁は柔道界の面汚しである 古賀の「立ち背負い投げ」 輪島の反=相撲的な「常識」 大相撲の体毛=文法性 力学的異点としての大関 「贋横綱」の魅力)走者論 (ダンシモの奇蹟 走るテレビゲーム ルイスVSジョンソン/至純の相対性)反「アマチュアリズム」論 (アマ的恥の上塗り 脱=ヤリガイ論 古今伝授の末裔または瀬古の角刈り アマのプロ化よりプロのアマ化を憂う 「一所懸命」の愚かしさ) エピローグ 「カレキナダ」あるいは草野球の存在論 あとがき 論創社(1987年12月20日刊)

『リアリズムの-批評の風景』
1. リアリズム批判序説-正岡子規における[明視=名詞]の構造 2. 《自由と禁忌》あるいは歌舞伎としてのリアリズム/江藤淳論 《大衆の原像》あるいは鋼鉄の定 規/ 吉本隆明論 《史誌》あるいは戦略としての不感症/磯田光一論 3. 「蓮實重彦」を克服する方法 「柄谷行人」VS「金井美恵子」 A感覚とE感覚-稲垣足穂の余白に あとがき 初出一覧 論創社(1988年9月25日刊)

『読売巨人軍再建のための建白書』共著
 読売巨人軍再建のための建白書 平成元年のベースボール〈対談〉 角川文庫(1989年3月10日刊) 『紙オムツ・シンドローム-「平成」元年への罵詈雑言』
はじめに 〈紙オムツ〉ファシストらに唾せよ 1.・文学へ(命長ケレバ恥多シ/「正し く美しい」さもしさ/「純文学」のビリヤード化/「知」の村上 春樹化/当世女性気質/三 島賞はライオンズたりうるか/誤訳家と政治家の 野合/どこまでも下降する゛善意゛-吉 本隆明24時間ライブ/批評「と」能天気/娘の七光 り/「新文学」の 借りものレース/早いながらも正しい射精/とれたての二、三番煎じ/「 俳」と交通/現代文学の〈紙オムツ〉化/カナリアの鳴き声/批評のカトリシズム/OLたちの「文学の現在」/「過疎の村」の鎮守祭/遠くの美女よりやらせる醜女/走れタカハシ/谷崎賞の怪/襲名披露) 2.・スポーツへ(引退という名の逆説/退屈な「結果」から「過程」の快楽へ/光は暗闇の左手・暗闇は光の右手/悲壮美を超えた明朗さの勝利/話にならぬ 強さ/第三次スポーツ/〈長嶋〉と〈長 島〉/ベースボールの墓場・東京ドーム/瀬古利彦あるいは「走る根回し」/南海・近田の 解放 要求/「メロドラマ」阪神/うっちゃって浮かぶ瀬もあれ大相撲/外人の非ガイジン化を憂 う/もっと華麗に、もっと苛酷に/月に向かって打て!/『大東亜共栄圏』の球場化/ 全国の巨人ファンに告ぐ/ソウル慰安五輪/近鉄が敗れた日) 3.・マスコミへ(松田聖子-あるいは通念の紙オムツ/俵万智VS黒木香-もし くは定型の引(斥)力/「ひょうき んアナ」大失態にみる日本的〈新TV〉の現状/須佐之命の乱/〈大東亜共栄圏〉のひなげし/馬鹿箱/廃墟のなかの含羞/たかが見世物/菓子箱と 現ナマ/権力と視線/紙芝居/ 抵抗 なき去勢) 4.・あれやこれやへ(高校生のための『不感症入門』/ポスト・パブロフ遊 び/ハマコーあるいは「民主主義」の山火事/〈エロ=文 化〉撲滅頂上作戦/首都圏初の地方博覧会/若き就職希望者へ/『プロ野球の友』の友とし て/新・学問ノススメ/気分次第 で責めないで/サザンの退廃を憂う/落ちる権利/気やすめ の「善意」「悪意」/「反原発 ソング」のさもしさ/トマト銀行/「誤解」の生産性/村おこし博覧会/「悪いこと」と「困ったこと」/四本足のニワトリ/村上春樹を愛読する〈シングル・ママ〉たちのゲップが 「平成」の大気を汚染する) おわりに 河出書房新社(1989年6月30日刊)

『読者生成論-汎フロイディスム批評序説』
 プロローグ序章 汎フロイディスム批評のために (汎フロイディスム批評のためい-『夢十夜』の楽譜) 第一章 読者生成論 (少女切断-川端康成を読む 狂女の絲-島尾敏雄を読む) 第二章 過剰への誘い (触物誌・食物誌-吉行淳之介+α 『山躁譜』または不達の愛技-古井由吉+α 視姦のアリス-ルイス・キャロル+α) エピローグ終章 廃墟としての「現代」文学にむけて (廃墟としての「現代」文学にむけて) あとがき 初出一覧 思潮社(1989年7月10日刊)

『66の名言による世界史教程』共著
 我日ニ我身ヲ三省ス 孔子/人ノ性ハ悪ナリ ソノ善ナルハ偽ナリ 荀子/新しき酒は新しき革袋に盛れ 聖書/読書百編義自ら見わる 魏略/きれいは汚い、汚いはきれい シェークスピア/自然に還れ ジャン・ジャック・ルソー/人民の人民による人民のための政治 リンカン/馬鹿とは結論づけたがることだ フローベール/正しく見るには二度見よ。美しく見るには一度しか見るな。 アミエル/道徳的現象などというものはまったく存在しない。むしろ、ただ現象の道徳的解釈のみが存在する。 ニーチェ/天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らずと云へり 福沢諭吉/語りえぬことについては、沈黙しなくてはならない。 ウィトゲンシュタイン/ファシズムとは、何かを言わせまいするものでなく、何かを強制的に言わせるものだ。 ロラン・バルト/新聞を読んで「ああ、すごいことだったんだな」と改めて実感しました。 大渕絹子/ 朝日新聞社(1990年6月20日刊)

『谷崎潤一郎 擬態の誘惑』
 序章 愚かさについて 1.章 痴と愛-「芸 術家」谷崎潤一郎 2.章 描写と欲望- 「小説家」谷崎潤一郎 3.章 擬態の誘惑-作中倒錯人物論 4.章 雪子と八月十五日-『細雪』を読む 5.章 不着の遡行-新『吉野葛』注 あとがき 初出一覧 新潮社(1992年6月15日刊)
 
『〈電通〉文学にまみれて チャート式小説技術時評』
文学の〈電通〉化にまにれて-「序」にかえて 類似と反復-「心象風景」について 作者・話者・読者-〈作品〉現象の基底から 否定と不認-今日の「戦争文学」 叙述と虚構-作中人物について これは時評ではない-「小説家」加藤典洋を待ちながら 作物と獲物-「新人」多和田葉子を推す 畏怖とエクリチュール-「左手」の文学のために 物語と小説-間接性のゆくえ 衰弱の力-今日の「純文学」について 百年の愚行-「早稲田文学」記念号に寄せて 凹凸の退廃-フェミニズム批評を待ちながら ゛大雪現象゛以後の文芸時評-聞き手金井美恵子 本書の使用法-「あとがき」にかえて 人名索引 太田出版(1992年7月5日刊)

『それでも作家になりたい人のためのブックガイド』共著
本書の使用法 第1講義〈心構え編〉(対談) 第2講義〈ブックガイド編〉1タイトル 2書き出し 3主人公の設定 4脇役の設定 5語り手の設定 6文体・語り口 7対象描写 8内面描写 9会話 10細部 11結び 第3講義〈実践編〉(対談) 第4講義〈必読小説50選〉 あとがき 太田出版(1993年11月27日刊)

『日本近代文学と〈差別〉』
序文 「俗情との結託」 第一章 「破壊」への道 *付表1『破壊』への明治作品年譜 第二章 「ロマンチックと自然主義」 第三章 運動前後 第四章 戦後党員作家の「」 第五章 秋幸と「路地」 註 主要引用文献一覧 *付表2「NHK放送用語集」抜粋 あとがき 初出一覧 太田出版(1994年7月2日刊)

『中上健次論 愛しさについて』
序文 不実なる「一」について 第一章 真近さについて-夏ふよう/夏芙蓉 第二章  愛しさについて-秋幸の皮膚呼吸 第三章 核心について-〈移火〉の炸裂 第四章 叛意について-中上健次と非差別 第五章 痛ましさについて-〈海〉の奇蹟 註 あとがき 初出一覧 河出書房新社(1996年4月22日刊)

『泉鏡花論 幻影の杼機』増補新版
序章 幻想文学論序説-正岡子規「叙事文」から 第一章 幻影の杼機 第二章 夢の符牒・符牒の夢-『春昼』『春昼後刻』論 第三章 時のまぼろし 第四章 杼機と傀儡-百間・鏡花作中人物論 第五章 余白の描跡-散文の「詩」性について 第六章 視れることば-鏡花のルビについて 補論 連接機械-「風流線」にむけて あとがき 河出書房新社(1996年7月22日刊)

『本気で作家になりたければ漱石に学べ! 小説テクニック特訓講座中級者編』
本書の使用法 第一章 心構え編 (対談 奥泉光×渡部直己「小説の教師」夏目漱石に学ぶこと) 第二章 テクニック編 中級者のためにすぐに役に立つ十五講 (第1講 書き出し 第2講 人物造形法1 第3講 人物造形法2 第4講 衝突の技法 第5講 場面転換の心得 第6講 「小説」のなかの時間 第7講 伏線の張り方 第8講 書かざる言葉の効果 第9講 反復的細部の活用 第10講 比喩の活用1 第11講 比喩の活用2 第12講 読者との共謀技法1 第13講 読者との共謀技法2 第14講 焦点化の離れ業 第15講 〈叙述/虚構〉の二重螺旋構造) 第三章 作家志望者としての実力が分かる復習・応用テスト あとがき 参考文献 太田出版(1996年12月23日刊)

『現代文学の読み方・書かれ方 まともに小説を書きたい/読みたいあなたに』
【序文】チャリティー文学に唾せよ一九八九年前後の村上春樹 「帝国」のエクリチュール-ゲスト・島田雅彦 「猫」の愉楽と戸惑い-ゲスト・奥泉光 「面白さ」にさからって-ゲスト・保坂和志 「物語」を置き去りにして-ゲスト・山本昌代 線香花火としての皮膚-ゲスト・多和田葉子 あえて大文字を導入する-ゲスト・阿部和重 「ナイスなもの」の行方-ゲスト・高橋源一郎 記憶とエクリチュール-ゲスト・金井美恵子 幽霊化した悲嘆-ゲスト・笙野頼子 資料 あとがき 河出書房新社(1998年3月25日刊)

『日本プロ野球革命宣言 読売ジャイアンツ再建のための建白書』
まえがき 1. 読売ジャイアンツ再建のための建白書 (九七年追加条々) 2. 原理編(1反=テレビ論-真の観客に向けて 2球場論-ドームはベースボールの墓場である 3投手論-投手は嫉妬の頂点に屹立せねばならない 4走塁論-走ることに華麗な凶々しさを回復せよ 5送球論-野手はその一瞬の非凡さに賭けよ 6反=引分け論-八八年近鉄の受難劇を銘記せよ 7錯覚論-八五年タイガースをたえず想起せよ 8退屈論-財形貯蓄としてのカープの黄金期 9脱=ID野球論-監督・野村は自軍ナインに感謝しつづけよ 10審判論-審判は果敢なミス・ジャッジを通して試合を挑発せよ 11死球論-西武・金森の雄叫びは死中の生であった 12コンバート論-「改心」はつねに善である 13愛語論-長嶋語の朗らかな秘密 14倒語論-落合博満の教育性 15球宴論-オールスターで甦る者のみが真の一流である 16オーナー論-オーナーは自軍へのアンチ・ファンたるべし 17高校野球論-八六年夏・甲子園観戦記 18監督論 1長嶋茂雄あるいは勝手にタイガース 2王貞治あるいはユニフォームを着た神経症 3プレーイング・マネージャーは『資本論』的必須課題である 4主要監督採点表) 3読売ジャイアンツ再建のための建白書(八九年五十条(草野進とともに) 4.対談「スポーツの二十一世紀にむけて」蓮實重彦×渡部直己 あとがき メタローグ(1997年12月18日刊)

『不敬文学論序説』
序文 明治一五年=昭和三五年 第一章 不敬罪と小説 第二章 大逆事件と小説 第三章 民本主義とプロレタリア文学 第四章 戦後天皇小説の群れ 第五章 現代文学のなかの天皇 終章 黙読法の政治学 註 主要引用出典一覧 あとがき 初出一覧 太田出版(1999年7月22日刊)ちくま学芸文庫(2006年2月10日刊)

『中上健次と熊野』共編著
第三部 シンポジウム〈中上健次の世界〉熊野大学セミナーから(「千年」の文学 中上健次と熊野 柄谷行人/イヴ・ジマーマン/スガ秀実/四方田犬彦/渡部直己/ 差異/差別、そして物語の生成 繁茂する「路地」のテクストをめぐって 浅田彰/奥 泉光/柄谷行人/渡部直己  固有名と「路地」の場をめぐって 浅田彰/いとうせいこう/奥泉光/柄谷行 人/ニール・コルニエッツ/法水綸太郎/渡部直己) 解題 終わりに 太田出版(2000年 6月25日刊)

『必読書150』共著
 discussion 反時代的「教養」宣言(柄谷行人 浅田彰 岡崎乾二郎 奥泉光 島田雅 彦 スガ秀実 渡部直己) must book 必読書150(人文社会科学50 海外文学50 日本文 学50)アリストテレス『詩学』 パスカル『パンセ』 ソシュール『一般言語学講座』  レヴィ=ストロース『野生の思考』 フーコー『言葉と物 人文科学の考古学』 上田秋成『胆大小心録』 九鬼周造『「いき」の構造』 柳田國男『木綿以前の事』 ハイヤーム『ルバイヤート』 サド『悪徳の栄え』 スタンダール『パルムの僧院』 フローベール『ボヴァリー夫人』 キャロル『不思議の国のアリス』 カフカ『審判』 セリーヌ『夜の果ての旅』 サルトル『嘔吐』 ジュネ『泥棒日記』 ロブ=グリエ『嫉妬』 デュラス『モデラート・カンタービレ』 ガルシア=マルケス『百年の孤独』 ボードレール『悪の華』 ブランショ『文学空間』 樋口一葉『にごりえ』 泉鏡花『高野聖』 島崎藤村『破壊』 有島武郎『或る女』 内田百間『冥途・旅順入城式』 谷崎潤一郎『春琴抄』 折口信夫『死者の書』 深沢七郎『楢山節考』 野坂昭如『エロ事師たち』 島尾敏雄『死の刺』 斉藤茂吉『赤光』 萩原朔太郎『月に吠える』 正岡子規『歌よみに与える書』 太田出版(2002年4月21日刊)

『かくも繊細なる横暴』
序文 隠喩に唾をかけろ! 日本「六八年」小説論にむけて 第一章 古井由吉の「狂気」の一撃・転用・延命 第二章 後藤明生による「健康」の企て 第三章 大江健三郎の(無)頓着をよぎるもの 第四章 中上健次の過激な「交錯線」 第五章 金井美恵子の境界線 註 あとがき 初出一覧 講談社(2003年3月31日刊)

『綿谷りさのしくみ』共著
徹底吟味 『蹴りたい背中』の技術水準 太田出版(2004年9月17日刊)

『新・それでも作家になりたい人のためのブックガイド』共著
本書の利用法 第1講義〈心構え篇〉(対談) 第2講義〈ブックガイド篇〉2書き出し綿谷りさ『蹴りたい背中』太宰治『斜陽』 3主人公の設定 筒井康隆『虚人たち』多和田葉子『犬嫁入り』 3脇役の設定 深沢七郎『風流夢譚』谷崎潤一郎『鍵』5語り手の設定 石原慎太郎『太陽の季節』宮部みゆき『模倣犯』 6文体・語り口 村上龍『トパーズ』町田康『くっすん大黒』阿部和重『シンセミア』田中小実昌『ポロポロ』 7対象描写 柳美里『石に泳ぐ魚』金城一紀『GO』山田詠美「ベットタイムアイズ」 8内面描写 浅田次郎『鉄道員』島田雅彦『ロココ町』松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』古井由吉『楽天記』 9会話 金原ひとみ『蛇にピアス』中原昌也「貧乏だから、人間の死肉を喰らう」司馬遼太郎『新史太閣記』後藤明生「パンのみに非ず」 10細部 平野啓一郎『日蝕』村上春樹『海辺のカフカ』 11結び 矢玉史郎『はれときどきぶた』中上健次「岬」 第3講義〈実践篇〉(対談) 第4講義〈必読書一〇〇選篇〉 太田出版(2004年10月28日刊)

『文芸漫談-笑うブンガク入門』共著
脚注 集英社(2005年7月日刊)

『メルトダウンする文学への九通の手紙』
1. for the Critique 第一信 丹生谷貴志へ 第二信 福田和也へ 第三信 スガ秀実 へ 第四信 加藤典洋へ 第五信 斉藤環へ 2. for the Novel 第六信 井上ひさし ・ 丸谷才一へ 第七信 中原昌也へ 第八信 高橋源一郎へ 第九信 島田雅彦・星野 智幸へ 後記 あるいは、宛名のない十通目の手紙 早美出版社(2005年11月10日刊)


【編集】
『中上健次全集』全15巻
編集委員 柄谷行人 浅田彰 四方田犬彦 渡部直己
(1995年5月24日〜1996年8月25日刊)

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必読書

2020-01-20 04:24:16 | 🇫🇷
必読書150』の一覧




柄谷行人らの『必読書150』で取り上げられた本の一覧。

おすすめの本については 年表(1980年代) と 年表(1990年代) にもリストアップされているので参照下さい。

人文社会科学

プラトン『饗宴』岩波文庫
アリストテレス『詩学』岩波文庫
アウグスティヌス『告白』岩波文庫
レオナルド・ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』岩波文庫
マキァベッリ『君主論』中公文庫BIBLO, 岩波文庫
モア『ユートピア』岩波文庫
デカルト『方法序説』岩波文庫
ホッブズ『リヴァイアサン』岩波文庫
パスカル『パンセ』中公文庫
スピノザ『エチカ』岩波文庫
ルソー『社会契約論』岩波文庫
カント『純粋理性批判』岩波文庫
ヘーゲル『精神現象学』平凡社ライブラリー, 作品社
キルケゴール『死に至る病』岩波文庫
マルクス『資本論』岩波文庫
ニーチェ『道徳の系譜』岩波文庫
ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫
ソシュール『一般言語学講義』岩波書店
ヴァレリー『精神の危機』
フロイト『快感原則の彼岸』ちくま文庫
シュミット『政治神学』未来社
ブルトン『シュルレアリスム宣言』岩波文庫
ハイデッガー『存在と時間』ちくま文庫, 岩波文庫, 中公クラシックス
ガンジー『ガンジー自伝』中公文庫
ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品』晶文社クラシックス
ポランニー『大転換 市場社会の形成と崩壊』東洋経済新報社
アドルノ&ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』岩波書店
アレント『全体主義の起源』みすず書房
ウィトゲンシュタイン『哲学探求』大修館書店
レヴィ=ストロース『野生の思考』みすず書房
マクルーハン『グーテンベルグの銀河系』みすず書房
フーコー『言葉と物』新潮社
デリダ『グラマトロジーについて』
ドゥルーズ&ガタリ『アンチ・オイディプス』河出書房新社
ラカン『精神分析の四つの基本概念』岩波書店
ウォーラーステイン『近代世界システム』岩波書店
ケージ『ジョン・ケージ』青土社
サイード『オリエンタリズム』平凡社
ベイトソン『精神と自然』新思策社
アンダーソン『想像の共同体』NTT出版
本居宣長『玉勝間』岩波文庫
上田秋成『胆大小心録』岩波文庫
内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』岩波文庫
岡倉天心『東洋の理想』講談社学術文庫
西田幾多郎『西田幾多郎哲学論集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』岩波文庫
九鬼周造『「いき」の構造』岩波文庫
和辻哲郎『風土』岩波文庫
柳田國男『木綿以前の事』岩波文庫
時枝誠記『国語学原論』岩波文庫
宇野弘蔵『経済学方法論』
海外文学

ホメロス『オデュッセイア』岩波文庫
旧約聖書『創世記』岩波文庫
ソポクレス『オイディプス王』新潮文庫、岩波文庫
『唐詩選』岩波文庫
ハイヤーム『ルバイヤート』岩波文庫
ダンテ『神曲』集英社文庫, 岩波文庫
ラブレー『ガルガンテュアとパンタグリュエルの物語』ちくま文庫
シェイクスピア『ハムレット』角川文庫、新潮文庫、岩波文庫、ちくま文庫
セルバンテス『ドン・キホーテ』岩波文庫
スウィフト『ガリヴァー旅行記』岩波文庫
スターン『トリストラム・シャンディ』岩波文庫
サド『悪徳の栄え』河出文庫
ゲーテ『ファウスト』新潮文庫、岩波文庫
スタンダール『パルムの僧院』
ゴーゴリ『外套』光文社文庫、岩波文庫
ポー『盗まれた手紙』中公文庫
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』新潮文庫、岩波文庫、角川文庫
メルヴィル『白鯨』岩波文庫、新潮文庫、講談社文芸文庫
フローベール『ボヴァリー夫人』新潮文庫、岩波文庫
キャロル『不思議の国のアリス』新潮文庫、偕成社文庫、岩波書店、ちくま文庫
ドストエフスキー『悪霊』新潮文庫、岩波文庫
チェーホフ『桜の園』岩波文庫、新潮文庫
チェスタトン『ブラウン神父の童心』創元推理文庫
プルースト『失われた時を求めて』集英社文庫
カフカ『審判』白水uブックス、岩波文庫、角川文庫
魯迅『阿Q正伝』岩波文庫、講談社文芸文庫
ジョイス『ユリシーズ』集英社文庫
トーマス・マン『魔の山』岩波文庫、新潮文庫
ザミャーミン『われら』岩波文庫
ムージル『特性のない男』松籟社
セリーヌ『夜の果ての旅』中公文庫
フォークナー『アブサロム、アブサロム!』講談社文芸文庫
ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』平凡社ライブラリー
サルトル『嘔吐』人文書院
ジュネ『泥棒日記』新潮文庫
ベケット『ゴドーを待ちながら』白水社
ロブ=グリエ『嫉妬』新潮社
デュラス『モデラート・カンタービレ』河出文庫
レム『ソラリスの陽のもとに』ハヤカワ文庫
ガルシア=マルケス『百年の孤独』新潮社
ラシュディ『真夜中の子どもたち』早川書房
ブレイク『ブレイク詩集』岩波文庫
ベルダーリン『ヘルダーリン詩集』岩波文庫
ボードレール『悪の華』新潮文庫
ランボー『ランボー詩集』新潮文庫
エリオット『荒地』大修館書店
マヤコフスキー『マヤコフスキー詩集』彰考書院
ツェラン『ツェラン詩集』青土社
バフチン『ドストエフスキーの詩学』ちくま学芸文庫
ブランショ『文学空間』現代思潮社(1962)、現代思潮社(1996)
日本文学

二葉亭四迷『浮雲』岩波文庫、新潮文庫
森鴎外『舞姫』岩波文庫、新潮文庫、ちくま文庫(現代語訳)、集英社文庫
樋口一葉『にごりえ』新潮文庫、岩波文庫、河出文庫(現代語訳)
泉鏡花『高野聖』岩波文庫、新潮文庫、集英社文庫、角川文庫
国木田独歩『武蔵野』岩波文庫、新潮文庫
夏目漱石『我輩は猫である』岩波文庫、新潮文庫、角川文庫、ザ・漱石 全小説全一冊
島崎藤村『破戒』岩波文庫、新潮文庫
田山花袋『蒲団』岩波文庫、新潮文庫
徳田秋声『あらくれ』岩波文庫、新潮文庫、講談社文芸文庫
有島武郎『或る女』岩波文庫、新潮文庫、 角川文庫
志賀直哉『小僧の神様』岩波文庫、 新潮文庫、 集英社文庫、 金の星社
内田百閒『冥途・旅順入城式』岩波文庫
宮澤賢治『銀河鉄道の夜』岩波文庫 新潮文庫
江戸川乱歩『押絵と旅する男』光文社文庫
横光利一『機械』新潮文庫
谷崎潤一郎『春琴抄』岩波文庫 新潮文庫
夢野久作『ドグラ・マグラ』角川文庫、 社会思想社 現代教養文庫
中野重治『村の家』講談社文芸文庫
川端康成『雪国』岩波文庫 新潮文庫
折口信夫『死者の書』中公文庫
太宰治『斜陽』岩波文庫、 新潮文庫、 集英社文庫、 ちくま文庫、 角川文庫、 文春文庫、 ザ・太宰治 全小説全一冊
大岡昇平『俘虜記』新潮文庫
埴谷雄高『死霊』講談社文芸文庫
三島由紀夫『仮面の告白』新潮文庫
武田泰淳『ひかりごけ』新潮文庫
深沢七郎『楢山節考』新潮文庫
安部公房『砂の女』新潮文庫
野坂昭如『エロ事師たち』新潮文庫
島尾敏雄『死の棘』新潮文庫
大西巨人『神聖喜劇』光文社文庫
大江健三郎『万延元年のフットボール』講談社文芸文庫
古井由吉『円陣を組む女たち』中公文庫、 中央公論社
後藤明生『挟み撃ち』岩波文庫
円地文子『食卓のない家』新潮文庫、 新潮社
中上健次『枯木灘』河出文庫、 小学館文庫
斎藤茂吉『赤光』岩波文庫、 新潮文庫
萩原朔太郎『月に吠える』角川文庫、
田村隆一『田村隆一詩集』岩波文庫
吉岡実『吉岡実詩集』現代詩文庫
坪内逍遥『小説神髄』国文学研究資料館
北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』旺文社文庫、
福沢諭吉『福翁自伝』岩波文庫
正岡子規『歌よみに与ふる書』岩波文庫
石川啄木『時代閉塞の現状』岩波文庫、 筑摩書房
小林秀雄『様々なる意匠』
保田與重郎『日本の橋』
坂口安吾『堕落論』新潮文庫、 集英社文庫、 角川文庫
花田清輝『復興期の精神』講談社文芸文庫
吉本隆明『転向論』講談社文芸文庫
江藤淳『成熟と喪失』講談社文芸文庫
参考テクスト70


人文社会科学


ルイ・アルチュセール『マルクスのために』平凡社ライブラリー
レイモンド・ウィリアムズ『キイワード辞典』晶文社
ロジェ・カイヨワ『聖なるものの社会学』ちくま学芸文庫
アントニオ・グラムシ『新編−現代の君主』青木書店
スラヴォイ・ジジェク『イデオロギーの崇高な対象』河出書房新社
ディドロ&ダランベール編『百科全書』岩波文庫
フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』みすず書房
ヤーコブ・ブルクハルト『ブルクハルト文化史講演集』筑摩書房
フェルナン・ブローデル『歴史入門』太田出版
ダニエル・ベル『資本主義の文化的矛盾』講談社学術文庫
ダグラス・R・ホフスタッター『ゲーデル、エッシャー、バッハ−あるいは不思議の環』白揚社
メルロ=ポンティ『メルロ=ポンティ・コレクション』ちくま学芸文庫
ユング『変容の象徴−精神分裂病の前駆症状』ちくま学芸文庫
ジャン=フランソワ・リオタール『ポスト・モダンの条件−知・社会・言語ゲーム』白馬書房
G・ルカーチ『歴史と階級意識』未来社
浅田彰『構造と力−記号論を超えて』勁草書房
網野善彦『日本社会の歴史』岩波新書
岩田弘『現代社会主義と世界資本主義』批評社
上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』青土社
大塚久雄『欧州経済史』岩波現代文庫
木村敏『時間と自己』中公新書
遠山啓『無限と連続−現代数学の展望』岩波新書
中井久夫『分裂病と人間』東京大学出版
林達夫『林達夫セレクション2−文芸復興』平凡社ライブラリー
廣松渉『マルクス主義の地平』講談社学術文庫
丸山真男『日本の思想』岩波新書
山口昌男『道化の民俗学』ちくま学芸文庫
湯川秀樹『物理講義』講談社学術文庫

文学


エーリッヒ・アウエルバッハ『ミメーシス−ヨーロッパ文学における現実描写』ちくま学芸文庫
フレデリック・ジェイムソン『言語の牢獄』法政大学出版局
ヴィクトル・シクロフスキー他『ロシア・フォルマリズム論集』現代思潮新社
スーザン・ソンタグ『反解釈』ちくま学芸文庫
ブルーノ・タウト『日本文化私観』講談社学術文庫
ウラジーミル・ナボコフ『ヨーロッパ文学講義』TBSブリタニカ
ジョルジュ・バタイユ『エロティシズム』二見書房、ちくま学芸文庫
ノースロップ・フライ『批評の解剖』法政大学出版局
リイス・フロイス「日欧文化比較」『大航海時代叢書<第1期11巻>』岩波書店
稲垣足穂『少年愛の美学−稲垣足穂コレクション』河出文庫
加藤周一『日本文学史序説』ちくま学芸文庫
柄谷行人『日本近代文学の起源』講談社文芸文庫
寺山修司『戦後詩−ユリシーズの不在』ちくま文庫
中村光夫『明治文学史』筑摩叢書
橋川文三『日本浪漫派批判序説』講談社文芸文庫
蓮實重彦『反=日本語論』ちくま文庫
平野謙『昭和文学史』筑摩書房
前田愛『近代読者の成立』岩波現代文庫

芸術


アントナン・アルト『演劇とその分身』白水社
グラウト&パリスカ『新西洋音楽史』音楽之友社
ケネス・クラーク『芸術と文明』法政大学出版局
レム・コールハース『錯乱のニューヨーク』ちくま学芸文庫
E・H・ゴンブリッチ『芸術と幻影』岩崎美術社
ギー・ドゥボール『スペクタクルの社会』平凡社
ジョン・バージャー『イメージ−視覚とメディア』パルコ出版局
ベーラ・バラージュ『視覚的人間−映画のドラマツルギー』岩波文庫
ロラン・バルト『明るい部屋−写真についての覚書』みすず書房
バンハム『第一機械時代の理論とデザイン』鹿島出版会
アンリ・フォション『形の生命』岩波書店
フラー『宇宙船地球号−操縦マニュアル』ちくま学芸文庫
ケネス・フランプトン『モダン・アーキテクチュア』ADA
ニコラス・ヘヴスナー『モダン・デザインの展開』みすず書房
ウィリアム・モリス『ユートピアだより』岩波文庫
阿部良雄『群集の中の芸術家』ちくま学芸文庫
磯崎新『建築の解体−1968年の建築状況』鹿島出版会
井上充夫『日本建築の空間』鹿島出版会
岡崎乾二郎『ルネサンス−経験の条件』筑摩書房
岡本太郎『日本の伝統』講談社現代新書
小泉文夫『日本の音−世界のなかの日本音楽』平凡社ライブラリー
高階秀爾『日本近代美術史論』講談社学術文庫
柳宗悦『南無阿弥陀仏−付心偈』岩波文庫
小川環樹・木田章義注解『千字文』岩波文庫

十年進化

2020-01-11 03:35:32 | 価値観
この10年で、もっとも進化したテクノロジーたち
2020.01.08 18:00
5,796
author Andrew Liszewski - Gizmodo US [原文] ( mayumine )
この10年で、もっとも進化したテクノロジーたち
Image: Jim Cooke (Gizmodo)



この10年で、テクノロジーはどれだけ私たちの生活を変えた? 人類の歴史上における10年という期間はほんの一瞬かもしれませんが、この10年で多くの技術革新を見てきました。 10年前を振り返ると、当時席巻していたガジェット、ソフトウェア、テクノロジーは、今やテクノロジー史に名を刻んだ、アンティーク作品ですらあります。

そこで、この10年で目覚ましい進化を遂げたテクノロジーをそれぞれ振り返りながら紹介していきます。

デジタル写真

10年前はデジカメが写真の主流、フィルムカメラもまだまだ現役でした。当時は、Nikon D90やCanon EOS 5D Mark Ⅱといった高級デジタル一眼レフカメラが人気でしたね。しかし2010年にiPhone 4が登場し、他のスマートフォンも本格的にカメラに力を入れ始めたあたりから、コンデジの市場シェアが食われ始めました。

最高のカメラとは、大事な瞬間や、そのときの想い出を記録したいと思った瞬間にシャッターが切れるカメラです。スマートフォンで高品質な写真を撮影できるようになった一般消費者は、わざわざカメラを持ち歩かなくなりました。現時点で、高価でプロ仕様のデジタルカメラの技術レベルはスマートフォンを上回っていますが、その差はどんどん縮まっているように思います。最新のiPhone 11 Proの最大の売りは写真撮影機能でした。

それでもデジタルカメラは、スマートフォンではまだ提供できないユーザビリティ体験をもたらしながら、なんとか進化を続けています。センサーの性能はどんどん進化し、暗闇の中でも素晴らしい画像を生成しますし、オートフォーカスの性能は人間の目よりも速く被写体にロックできるようになりました。しかし最も重要なのは、分厚いデジタル一眼レフカメラの統治が終わりに近づいていることです。コンパクトなミラーレスカメラが台頭し、フォトグラファーやビデオグラファーの仕事のスタイルを変えています。

デジタルテクノロジー

2010年、今のiPhoneに受け継がれるRetinaディスプレイを備えたiPhone 4を発表。人間の目では認識不可能なピクセル解像度は衝撃を与え、すぐにライバルのスマートフォンも追随しました。

画面の最も明るい部分を太陽のように輝かせ、最も暗い部分を影のように暗くすることは、LCDディスプレイを開発する企業の究極の目標でした。 OLED(有機発光ダイオード)スクリーンは、LEDや蛍光灯のようなバックライトを必要とせずに、明るくカラフルなピクセルを生成できます。

OLEDディスプレイは薄く、消費電力が少なく、驚異的なコントラストの画像を生成することが可能です。初期のOLEDスクリーンは非常に高価だったので小さな画面でしか使えませんでしたが、この10年間でMP3プレーヤーやフィットネストラッカー、そしてスマートフォン等、手頃な価格のコンシューマー向け製品がこのテクノロジーの恩恵を受けられるようになりました。

そしてこの先の10年で、OLEDディスプレイはガジェットの形状に革命を起こすであろう特徴を手に入れました。それは、「折りたたみ」です。ここ1年で、サムスン、Huawei、Motorolaなどから折りたたみ式スマーフォンが満を持してデビュー。一般消費者でも入手可能になりました。まだまだ技術的に超えなければならない壁はありますが、今後ますます楽しみです。



生体認証

モバイルデバイスの生体認証によるセキュリティ機能は、今やどのデバイスにも搭載されるようになりました。指紋リーダーに触れたり、デバイスをちらっと見るだけで認証完了するシームレスさは、便利で信頼性が高く、あっという間に普及しましたね。セキュリティは知らないうちにどんどん堅牢になっています。

しかし10年前はそうではありませんでした。生体認証テクノロジーは、FBIや国土安全保障省のような組織で利用されるもので、指紋、虹彩、掌、そして顔のデジタルスキャンから容疑者の特徴をデータベース化し、即座に検索して照合するために開発されていました。

ほとんどの消費者は、パスワードのセキュリティ管理で不満はありませんでしたが、2013年、iPhone 5SにTouch IDと呼ばれる指紋認証機能が導入されたときに変化が起こります。セキュアなハードウェアとiPhoneの強力なプロセッサを利用して、指紋でユーザーを瞬時に認証するプロセスは非常に画期的でした。

指紋認証はPINやパスワードを入力するよりも速くて、デバイスに指紋を登録さえすればパスワードを覚えておく必要すらなくなりました。しかし、人間は触れるもののほぼすべてに指紋を残します。指紋のデジタル写真と木工用接着剤を使えば、指紋を再現することは可能です。

そして4年後、アップルはCIAだけが利用するものだと思われていたテクノロジーを一般消費者に提供しました。iPhone Xで顔認識機能(Face ID)を搭載。デバイスに触れる必要すらなく、ちらっとデバイスを見るだけでログインが完了するようになりました。ジェームズボンドとMI6用の最新テクノロジーが急に使えるようになったくらい衝撃的でしたが、残念ながら全世界の全てのユーザーが同じ体験をしているわけではありません。アップルは、性別、年齢、または民族性に基づいたパフォーマンスの差異を無くすために、Face IDを強化するニューラルネットワークを徹底的にトレーニングすると約束しました。

自分のポテンシャルが知りたい人はやってみるべき
自分のポテンシャルが知りたい人はやってみるべき
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しかし、顔認識システムの背後にある技術は、肌の色が白いユーザーをベースに構築されています。アップル製品では問題にならないかもしれませんが、顔認識技術の利用が広がるにつれて、たとえばATMが白人にしか最適化されていないがためにお金をおろすことができなくなるなど、今後大問題になる恐れがあるでしょう。

メッセージング

まだナローバンドが主流のときは、各キャリアはデバイス間で送信されるすべてのテキストメッセージに対して課金をしていました。結果的にユーザーが激減するといった現象も起きました。

携帯電話の時代からスマートフォン時代に移り変わると、動画のストリーミングやインターネットへのフルアクセスのために、携帯電話より強くより速いネットワークが必要になりました。

キャリア各社は、ワイヤレスネットワークを拡張し競争力を維持するだけでなく、手頃な価格の月間データプランを導入して、ギガバイトのデータをアップロード・ダウンロードできるようにしました。

2009年~2011年で、WhatsAppやアップルのiMessageのようなアプリが登場し、無制限のモバイルデータを活用して、スマートフォンユーザー同士でメッセージを送受信可能になり、SMSプロトコルで発生するメッセージ課金を回避できるようになりました。しばらく、これらのアプリはスマートフォン販売拡大の重要な機能のひとつとなりました。特に、国をまたいでSMSメッセージを送信すると異常に高額になるため、世界中の友人や家族と連絡を取りたいユーザーにとって重宝されました。

またSIMが入る端末じゃなくてもメッセージアプリをインストールすれば使えるようになり、メッセージを送り合うことは、よりユビキタスになりました。 iMessageはiPadとAppleのコンピューターでシームレスに利用できるようになり、どのデバイスでも会話を継続できるように。そしてWindowsは、Androidユーザーに同様の機能を提供する「Your Phone」アプリをリリースしました。またTelegram、Whatsapp、Signalなどのアプリはすべて、さまざまな端末間でメッセージをやりとりできます。 たった10年で、SMSでテキストメッセージを送信することは、電報を送ったりモールス信号でメッセージするのと同じくらい時代遅れになりました。

音声認識

Dragon Natural Speakingのような音声認識・入力ソフトウェアによって、文字起こし作業が簡単になりました。 メール、メッセージ、メモを口述するだけで、すべての単語とコマンドが自動的に処理、理解、実行されます。2010年時点で音声認識はすでにかなり進化していましたが、特定のアプリに限定されていました。

2011年、iPhone 4Sに搭載されたSiri音声アシスタントがデビューしたことで、音声認識テクノロジーが一般にも普及し始めました。当時のSiriは(今もですが)完璧ではなく、Appleは時間をかけてこの機能を慎重に世界展開していきました。2014年後半にAmazonがAlexa音声アシスタントをデビューし、2016年中盤にGoogleが独自の音声アシスタントを導入。音声認識はどんどん改善され人々の生活に馴染んでいきました。

大規模なクラウドサーバーを有し、広大なインターネットをインデックスしているGoogleのスマートアシスタントは、日々の実証を重ねて大きく進化。その能力はSiriを超えています。音声認識は、スマートスピーカーはもちろんモバイルデバイス、家電などの複数のデバイスに急速に広がり、スマートホームの強力なツールとして、多数のIoTデバイスを簡単に音声で操作できるようになりました。 そして現在、Googleのリアルタイム通訳モードなど、自然な会話をリアルタイムで書き起こし翻訳するところまでききています。

それはまた、数々のトレードオフにより開発された技術でもあります。完全にローカルコンピュータで動作するDragon Natural Speakingのようなソフトウェアは、インターネットが一般的になる前から存在していました。一方、我々が今使っている音声アシスタントは、私たちが話したことを世界中のサーバーで共有しています。全世界の何百万もの世帯が無防備に盗聴する機器を自宅に迎え入れていると言ってもいいでしょう。プライバシー漏洩の懸念はないとAmazonやGoogleは主張していますけどね。

AI(人工知能)

10年前、ほとんどの人にとってAIは曖昧な概念でした。AIとは、数十年前から存在するSF的なアイデアのひとつであり、シリコン、マイクロチップ、およびプロセッサを介して人間の脳の能力を再構築していく…というのは、ロボットや自動運転車が当たり前になる未来への重要なステップである。そんな風に何となく認識されていたかもしれませんが、実際は政府、シンクタンク、大学の研究室の中で粛々と開発されている謎のテクノロジーといったイメージでした。

しかし今では、AIは曖昧な概念ではなくなりました。この数年で自動運転車は全国の大都市を走るようになりました。混雑する高速道路を自動でナビゲートし、駐車場を見つけ、人間が苦手な縦列駐車も一発で決めてくれます。

この10年のAIの進化は眼を見張るものがありましたが、イノベーションの影には、Uber自動運転車の死亡事故等の不幸がありました。イノベーションを起こすテクノロジーの社会実装は慎重になるべき、研究開発の現場から急いで出す必要はないとの声もあります。

この10年で、音声アシスタントを搭載するスマートスピーカーに加えて、Photoshop等、以前はアーティストが作業するのに数時間、場合によっては数日間かかっていた写真編集作業を自動化するなど、AIは生活や仕事をどんどん変えていきました。

しかし今後の10年で、この技術の悪用の可能性についても考えさせられました。ディープラーニングやニューラルネットワークといった用語は、10年前はほとんどの人にとって無関心でしたが、顔が入れ替わったり合成音声が使われたディープフェイクビデオがインターネットで散見されるようになると、これらの用語をよく耳にするようになりました。今後、何が本当のことで、何がAIでつくられた虚構なのか、見極めなくてはいけません。

電気自動車

1990年代にゼネラルモーターズが開発した電気自動車「EV1」は、自動車メーカーの新ブランドというよりも実験のようなものでした。EV1はリース方式での供給に限定。しかし4年後、ほとんど回収されスクラップに…。そして2010年後半に、同社はやっと電気自動車の収益性を見出しました。

バッテリーは、コードの断線や化石燃料依存といった、どのデバイスでも最も問題を抱える要素ですが、GMのVoltは純粋に電力だけで、約35マイル(約56キロ)の走行距離を絞り出すことができ、スーパーへの買物や通勤など、フル充電であれば日常利用が可能になったことで、多くのドライバーを獲得することができました。

走行距離の不安を解決するべく、Voltはバックアップとしてガス発電機も備えていたので、日産のコンパクトリーフやテスラのような純粋な電気自動車ではありませんけどね。

2012年、最初のテスラの電気自動車「Model S」は、1度の充電で数百マイルの走行距離を誇り、タッチスクリーンディスプレイや、他の自動車メーカーが未開拓だったさまざまなモダンな設備を搭載しました。テスラの存在によって、電気自動車のテクノロジーと認知度は遥かに向上しました。テスラがアメリカ国内全域に充電ステーションのネットワーク構築、および拡大を懸命に行なった努力も大きいでしょう。

そして昨今では、ポルシェのような高級ブランドを含む地球上のほぼすべての自動車メーカーが、電気自動車オプションを提供しています。ガソリンに支配されたSUVの時代はついに終わりを迎えるかもしれません。

ヘルステック

ウェアラブル革命はスマートウォッチから始まったのではなく、歩数、動きを追跡し、外に出るモチベーションを提供した、Nike Fuelbandのような有象無象のフィットネストラッカーによって始まりました。

10年間でこれらのデバイスの精度は飛躍的に改善されていきました。今のウェアラブルアクティビティトラッカーは、泳いでいるのか、走っているのか、さらに自転車を漕いでいるのかを自動的に認識できるようになり、運動レベルと消費カロリーをより正確に測定できるようになりました。

Polarは本格的なアスリート向けに、心拍数を計測しその情報をアプリで共有可能なウェアラブルチェストストラップを早くから提供していましたが、2015年にはPolar A360などのスマートウォッチとして製品化されました。

2016年には初代Apple Watchが販売開始され、多くの人がウェアラブルデバイスを身につけるようになりました。これらのウェアラブルデバイスの多くには、フォトプレチィスモグラフィと呼ばれる光学式心拍センサーが搭載されていて、着用している人の肌に明るい光が照射されると、光学センサーが血流の周波数を検出し、ソフトウェアによって計算され、心拍数をリアルタイムで表示できるようになっています。

その後Apple Watchは心電図から心拍数を計測できるようになり、Series 4では不規則なリズムや心房細動など、命の危険の可能性のある兆候を検出できるようになりました。 技術の飛躍的な進化によって、ウェアラブルデバイスの能力が「怠け者をソファから立ち上がらせる」から、「すぐに医師の診察を受けるよう指摘し命を救う」までになりました。

ワイヤレス接続

2010年くらいまではWiFiにつないで利用するデバイスはそれほど多くありませんでした。しかしこの10年で、家の中にあるガジェットのほとんどがネットにアクセスするようになりました。スマート家電やIoT(Internet of things)デバイスには、電球の中にも隠すことができるほど小さいワイヤレスチップが搭載され、アプリから家の中のほぼ全ての家電やガジェットをリモートで操作できるように。一方で、より広いネットワーク帯域が必要となりました。。

WiFiの速度はこの10年で改善されただけでなく、ルーターも進化。アンテナはより大きく豊富になりました。そして最終的には一般的な家庭でも、複数のユニットを使ってより強固なワイヤレス接続の需要が生まれました。Eeroのような企業は、帯域幅の負荷を複数のデバイスに分散することで混雑を緩和しメッシュネットワークの技術を導入しました。

そしてこの10年間で、Bluetoothなしでは生きていけなくなりました。2010年になる前に、ワイヤレスヘッドセットやコンピューターマウスなどのデバイスを接続するために長年使用されていたBluetooth規格は、大きくアップデートされてBluetooth 4.0になり、データ転送速度だけでなく電力消費が大きく改善されました。

これによりBluetoothは、デバイスからスピーカーに音楽をストリーミングする最も簡単な方法として確立されていきます。おそらく最初のポピュラーなBluetoothスピーカーJawbone Jamboxが発売され、ホームステレオの在り方を塗り替えていきました。

最終的にBluetoothはヘッドフォンに普及し、ケーブルがどんどん排除されるようになりました(そしてスマートフォンメーカーはヘッドフォン端子すら排除していくように)。そしてハードウェアとソフトウェアはどんどん進化し、ワイヤレスヘッドフォンは劇的に小型化されました。

今後10年でどんな技術革新があるのでしょうか? 今の最新ガジェットも、10年後には「そんなのあったねー」と懐かしんでいることでしょう。 テクノロジーは日進月歩、ですね。

Tags : テクノロジーアップル製品iPhoneApple Watchウェアラブルスマートウォッチ自動運転フィットネス/ヘルスケアInternet of Things (IoT)AI(人工知能)アップル企業ガジェットAV機器スピーカーヘッドフォン・イヤフォンカメラデジタルカメラ乗り物クルマ家電スマート家電スマートフォンスマートスピーカー

嫁のメシがまずい

2020-01-03 21:35:18 | 🍅
料理下手

登録日:2012/02/21(火) 06:55:16
更新日:2019/11/02 Sat 12:07:52
所要時間:約 6 分で読めます

▽タグ一覧
お花畑行き片道列車 どうしてこうなった なん…だと……? わけがわからないよ イギリス オリジナル ナニカサレタヨウダ メシマズ リストランテリンカーン 可愛いからぉk ←(-_-#) 天国から地獄 好きだから言えない 嫁のメシがまずい 属性 料理 料理の天災 料理下手 料理恨んで嫁恨まず 断れない 普通を求めて何が悪い 殺って!TRY 犠牲 確死味 錬金術 隠死味 食材だった物


「今日もインスタント?」

「ん? そうだよ〜」

「もう、そんなものばっかり食べて…体に悪いよ?」

「ほっとけい」

「そうだ!私がご飯作ってあげる♪」

「マジで!?Σ(・□・)」

「私の女子力見せてあげるんだから!」

「あぁ!よろしく頼むわ\(^o^)/」

トントン♪
ザクザクザク♪
ギュイードドドドド
ぬわーーーーーっっ!!
イ"ェアアアア!!
フランベします
モウヤメルンダッ!!
わけがわからないよ
ウェーーーーーーーーーイ!!
メメタァ
カラテだ。カラテあるのみ
三倍アイスクリーーーーーム!!!
...醒めちまったこの街に………​……熱いのは………俺たちのDRIVING……
なんでそんなに増えたんだよ
粉砕!玉砕!大喝采ー!
ざわ……ざわ……
ジョインジョインジョインジャギィ
ウルトラ上手に焼けました〜!



「はい♪できたよ!」

「「……パクリ」」


「「ア゛ァーーーッ!?」」




―DEAD END―



もしかして:イギリス料理、嫁のメシがまずい


料理下手(メシマズ)とは調理ができない者のことである。
不器用・ドジっ娘・天然・桜に腹黒・勘違いと思い込み・頭ヤヴァイに初心者、と理由は様々だが共通するのは唯一つ、不味い。

飯が兎に角不味いのだ。


いくら可愛いあの子の手料理でも、愛が胃にもたれる程重くとも、
不味い飯ではファーストフードに牛丼屋。トイレにだって浮気に走る。だって不味いんだもん。

そもそも食事とは美味しく頂き、
「自由で なんというか 救われてなきゃあダメなんだ」なものであり、苦味や甘味に耐えてするものでは決してない。
場合によっては食材への冒涜である。

だが時には『男は黙って…』等を貫かねばならないのが辛いところ。
が、限度がある。限度がある。

○レベル1(改善の余地あり)
食べられるけど不味い。調味料の量がおかしい。逆に必要な調味料を入れない(出汁のない味噌汁など)。
やたら強火を使う→炭化。逆にきちんと火を通さない→生焼け。
本来甘いはずの食べ物が辛かったり、しょっぱいはずの食べ物が甘かったり。
カレーを作ると激辛がお約束。まれに料理上手な激辛好きタイプもいる。
隠し味が隠れていない。余計なものを入れる。味見をしない。
野菜の皮を剥くと実まで剥いてしまう。魚をフルーツナイフで捌こうとする。野菜を丸ごと入れる。パスタを茹でると必ず一塊になる。
「大さじ1杯」「ひとつまみ」の意味が分からずに「おたま1杯」「一掴み」入れる。
調味料の種類や分量を盛大に間違えたことに気付くも、別の調味料を加えれば打ち消せるかな…と猪口才な考えに走る。大量の塩をごまかすために大量の砂糖を加えたり。
料理に慣れていない、もしくは知らないだけなので、矯正の余地は充分にある。
料理下手を自覚していて、自分で食べて「不味い」という。

とまあこのレベルなら可愛いもんだがこれ以降は改善の余地が無くなってくる。

○レベル2
食べると具合が悪くなる。寝込んだりお腹を壊したりする。
口に入れた瞬間吐き出す。噛んでも飲み込めない。臭いからしてヤバい。
食べられる食材を使って食べられない料理を作る。
野菜を切るとまな板の欠片が混ざる。
料理下手を自覚していないが、何故か自分で作った物は食べない。「味見しろ!」と言われても絶対にしない。
○レベル3
料理から紫色や緑色、黒色が混ざった湯気が出る。
鍋が爆発する。食べた動物が死ぬ。
「毒」「化学兵器」「バイオハザード」「ダークマター」などと形容される。
洗剤や火薬、金魚が泳いでいる水槽の水など、料理に絶対使ってはいけないものを使用する。
加熱に火炎放射器を使う、彩と称してペンキや絵の具を使う。
砂糖と塩どころか、一目見ただけで違うと分かるような食材まで入れ間違える。
本人に悪気はない。
料理をしようとすると、必ず周りから全力で止められる。
○レベル4
RPGに出現するようなラスボスレベルの禍々しいオーラが放たれ、ただそこに存在するだけで、世紀末レベルの背景と効果音が発生する。
生み出された何かが喋る。酷い時は悪魔のごとく契約を求めてきたりする。
もはや調理の過程で出来たとは到底思えない代物。
本人は努力してるつもりでも、下手な原因を理解しようとせずに同じ失敗を繰り返しているだけで、努力の意味を履き違えている。
相手が食べるのを嫌がったり正直に「不味い」と言ったりすると、激しく暴力を振るう。
本人に悪気はない。
本人に悪気はない。
本人に悪気はない(非常に大事なことなので3回言いました)。
○本人でも制御不可
使用した器具が、調理後に雲散霧消する。
クリームを泡立てると悪魔が召喚される。
料理が汁の一滴も粉の一粒も残さず掻き消える。
蓋を閉じると原材料ガン無視で全く別の料理に変化する。
異世界の物質に変化する
等のフラグを踏むと確実に詰む(死ぬ)。

なので決して餃子の皮を接着剤でくっつけたり、肉じゃがに濃硫酸・クロロ酢酸・硝酸カリウムを入れたり、お米を洗剤で洗ったり、
ジャイアンにシチュー作らせたり、可愛い双子にパチンコ玉と圧力鍋を持たせちゃいけないぞ。絶対に。

犠牲になったのだ……では遅いのだ。

とりあえず大失敗したと思ったら素人や初心者はリカバリーを試みず素直に捨てるべし。


料理が不味くなる主な原因は
経験不足
ドジっ子
不器用
大雑把な処理
余計なアレンジ
味音痴
に分けられる。

このうち「経験不足」はきちんとした指導の元、経験を積むと同時に自然と身につき改善する場合があるため毒味役として暖かく見守ろう。死ぬ覚悟で
そして「ドジっ子」。料理ではなく、うっかり焦がしちゃったりうっかり砂糖と塩を間違えちゃうようなそのドジっ子ぶりを愛でよう。
同様に「不器用」はその不器用ぶりを愛でよう。形はあれでも意外と美味しく出来たりする。卵の殻美味しいです…。
このような理由でマズく仕上がった料理がそのまま出てくる場合、大抵の調理者は味見をしていない。
というかしていればまともな味覚なら気づけるわけで、「太るから」とか「できるだけたくさん食べてほしいから」とか自分本位な理由を挙げる前にとりあえず手前で食え。
例外の「味音痴」は…まあ共通の価値観を持つか、何らかで折り合いを付けるしかないよね。
上記のどれにも当てはまらない場合は真剣に身の危険を考えよう。

また料理に大切なのは『愛』というが、そんな298円な物よりも確かな知識と処理の方が大事である。
センス云々は焼き肉を見れば解る通り。寝言は寝てから。
「テヘ☆」とか「だったら食うな」では何の解決にもならないぞ。

そもそも『料理』に大事なのが『愛』であって、料理でも何でもない存在に愛だけ注いでも何の意味もないのは当然で、
『隠し味』たる愛情が『隠死味』『確死味』となってしまって本末転倒。そして調理中の味見は大事。
愛は最後に料理人が食べてもらう人のために料理に加える『調味料』である。調味料だけ注いでおいしくなると思うなよ。
というか、血圧高めだったら塩分控えめに、体調が悪そうだったら消化がいいように、というように相手を慮って微調整を加えることを言うのである。
なのに、このセリフを吐く奴は大抵相手のことなど慮りゃしない。
「他人に食べてもらうための料理を作る」という自覚を忘れないように。正直に「不味い」と言われて、味見もせずに暴力を振るうような人間には料理を作る資格なし。

それでもダメならメンタrじゃなかったレトルトで。


創作物では所謂仕事やヒロインでは完璧な人にチャームポイントをつけて可愛らしさを演出するのに用いられる。
ギャグ的な演出ができる為笑いを取りやすいのも利点。
しかし連発したり、冗談じゃ済まないくらいやりすぎたりすると、空気読めないウザキャラになってしまう危険もある。
何事も薬と同じく適量が肝心である。



◆主な料理がダメな人
必殺料理人(姫路瑞希/バカとテストと召喚獣)
ホットケーキのガーリックステーキ風(高垣彩陽)
富田飯(富田美憂)
黒焦げマシュマロトースト&調理実習できゅうりを破壊(会沢紗弥)
犬も嫌がる(岳羽ゆかり・山岸風花/ペルソナ3)
ムドオンカレー、恐怖の三段活用オムライス(天城雪子・里中千枝・久慈川りせ/ペルソナ4)
卵焼きが焼けた卵・焼死体・暗黒物質(ダークマター)・かわいそうな卵…(志村妙/銀魂)
殺人焼きそば・カップラーメンすら不味く作れてしまう(本人も料理下手の自覚アリ)(八軒慎吾/銀の匙)
シモン『は』食える(ニア・テッペリン/天元突破グレンラガン)
俺の食中毒の方がよく当たるよ~(コックカワサキ/星のカービィ)
作った本人すらも顔をしかめる紫色のスープ。ただしムサシには好評(カスミ/ポケットモンスター)
「フランベ」をフラベベと勘違い、出来た料理は相棒に向かって吐き出してしまう程の不味さ(サトシ/ポケットモンスター サン&ムーン)
イギリスェ(IS/セシリア・オルコット)
イギリスェPart2(イギリス/Axis Powers ヘタリア)
ココ「辛い」レーム「苦い」バルメ「酸っぱい、なんだか幻覚が」ヨナ「甘くしすぎた」(ヨナ/ヨルムンガンド)
カーボン(鷹見沢菜月)
隕石みたいなオムライス(朝霧生子)
死のカグツチフグの柚子辛子水煮。ハザマ大尉には大好評(ノエル=ヴァーミリオン/BLAZBLUE)
しょっぱすぎおにぎり・キャラメルハンバーグ・真っ黒こげトースト・胃もたれステーキ(雷門夏未/イナズマイレブン)
おしるこ・ア・ラ・モード(ファイン&レイン/ふしぎ星の☆ふたご姫)
接着剤餃子、放射性ニトロケーキ、メタリックな獣臭いバレンタインチョコ(桂木遥/魔人探偵脳噛ネウロ)
ジャイアンシチュー、ジャガイモだらけな上にガムやポテチ、ガシャポンのカプセル入りカレー(剛田武/ドラえもん)
一つ召しませ恋の桜餅、「何入れてんだ!」→「何って…隠し味の白ワインよ」→「サラダ油だったみたい」(天道あかね/らんま1/2)
「鬼宿…顔が真っ青やで」(夕城美朱/ふしぎ遊戯)
黒子が胃薬スタンバイ&シンケンジャー最大の危機(白石茉子/侍戦隊シンケンジャー)
美和子スペシャル(亀子/相棒)
小五郎との別居理由?(妃英理/名探偵コナン)
突然変異のGすら死滅、もはや謎の生物(後光院ランコ/突撃!パッパラ隊)
知識だけは一人前(高嶺清麿/金色のガッシュベル)
暗黒料理(フラン・メロダーク/Ruina)
台所が文字通り壊滅する腕前(村正/装甲悪鬼村正-FullMetel Daemon MURAMASA-)
レトルトすら失敗(葛城ミサト/新世紀エヴァンゲリオン)
手順は間違ってないのだが…(神崎すみれ/サクラ大戦シリーズ)
大神さんの為の朝食(エリカ・フォンティーヌ/サクラ大戦シリーズ)
見た目がう○こになる(水城花音)
聖バレンチヌス様がご光臨(宮越華/WORKING!!(猫組))
バケツ送り(インリン/愛のエプロン)
神宮寺レン以外は昏倒する無駄に凝った味付け(四ノ宮那月/うたの☆プリンスさまっ♪)
ポイズンクッキング(ビアンキ/家庭教師ヒットマンREBORN!)
味が壊滅。栄養は満点(シャマル/魔法少女リリカルなのはINNOCENT)
×××料理人(アーチェ・クライン/テイルズ オブ ファンタジア)
ジーニアスは泣いていい(リフィル・セイジ/テイルズ オブ シンフォニアシリーズ)
カラミティシェフ(ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア/テイルズ オブ ジアビス)
料理する以前にキッチンが大爆発(カルセドニー・アーカム/テイルズ オブ ハーツR)
リンゴの焼き菓子以外は鋼の味(クリス/ファイアーエムブレム 新・紋章の謎〜光と影の英雄)
(ただでさえ料理下手が多い)軍の中で一番料理が下手くそ、作った料理を食べて激しい腹痛を訴えるメンバーが多発 と親子揃って悲惨(ソワレ・デジェル/ファイアーエムブレム 覚醒)
橘流イタリアンイチゴのフルコース(橘ありす/アイドルマスター シンデレラガールズ)
ダブルヒロインの愛のおかゆ、召死上がれ(桐崎千棘&小野寺小咲 /ニセコイ)
誰だ! 寝てる俺に毒を盛ろうとした奴は!!(神谷薫/るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)
丸ごと、生、サプリメント。そしてサプリメント。(相田リコ/黒子のバスケ )
クッキー1枚600kcal、すき焼きだと常人は鼻血が出る、紅茶にも砂糖6~8杯、とにかく甘い。ただしアイビスには好評(テュッティ・ノールバック/スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL)
はさむもの(サンドイッチ・ハンバーガー・クレープ)だけは得意(フレデリカ・グリーンヒル/銀河英雄伝説)
味覚が鈍いうえ、レシピ通りに造らない(ミーア/モンスター娘のいる日常)
キノコ雲があがる程の爆発、犯罪者をノックアウト(佐倉魔美/エスパー魔美)
普通の食材で見た目「だけ」良しの猛毒風食品サンプルを作り、チョコから超硬度物質を生成(御剣涼子/召喚教師リアルバウトハイスクール)
キシャアアァァァァッッ!シャアッ!シャァッ!と声をあげるアニメ版のラスボスをもダウンさせた最強クラスのエネミー(緋室灯/ナイトウィザード)
食べて感想を求められた提督が3時間にわたって逃走(比叡/艦隊これくしょん -艦これ-)
食べた提督が腹を下す(磯風/艦隊これくしょん -艦これ-)
食べ終わった後にはまるで土砂降りの雨のなかを一人さ迷い歩くかのような絶望感(ミリアリア・ハウ/機動戦士ガンダムSEED)
火炎放射器を操る料理長。得意料理は黒焦げ(バルド/黒執事)
強盗を撃退した焼きうどん風スパゲッティ(宇留千絵/ハイスクール!奇面組)
ホーク『は』食える(メリオダス/七つの大罪)
おにぎり「だけ」は得意(野田恵/のだめカンタービレ)
自身の手料理<味の保証はしないレーション(ローズマリー/メタルギアソリッド2)
梅サンド(翡翠/月姫)
食べたら頭が噴火&精神崩壊(弱井トト子/おそ松くん)
なぜそこでそういうアレンジをする、byカスタード入りだし巻き玉子&塩でなく砂糖で味付けした鮭(荊真宵/ダブルクロス リプレイ『東京アンリミテッド』)
その合体事故料理を能力を無意識に使って美味しく感じてしまう結果、相互に料理の腕を更に悪化させる(穂波青吹/ダブルクロス・リプレイ『東京アンリミテッド』)
食べたら72時間後に爆死(SCP-345-JP ミスター・とりっくあんどとりーと/SCP Foundation)
元はメシウマだったが、今や毒物&怪物製造機に成り果てた(SCP-026-JP 現代のハイヌウェレ/SCP Foundation)
第三段階のみ(SCP-103-JP どこにもいない彼女/SCP Foundation)
大雑把にも程がある(SCP-171-JP 見えざる手料理/SCP Foundation)
バリカタを頼んだらハリガネが来たでござるの巻(SCP-254-JP 頑固オヤジのバリカタラーメン/SCP Foundation)
「なんでコンクリートがタッパーで保管されているんですか?」「それはメレンゲクッキーです。」(虎屋博士/SCP Foundation)
秀吉「ねねの料理をもろに食って生きのびた天運のある信長様が光秀に殺されるわけがない」(ねね/信長の忍び)
おれの気まぐれカレー(モンキー・D・ルフィ/ONE PIECE)
ハンバーグにステーキととんかつ、ニンニクを乗せた肉だらけバーガー&調味料をとにかく乗せた激辛闘魂バーガー(神原拓也/デジモンフロンティア)
海鮮物を乗せまくったシーフードスペシャルバーガー&フルーツ満載のレインボーバーガー(源輝二/デジモンフロンティア)
具が生焼けの丸焦げたこやき(花嵐エリ/デジモンユニバース アプリモンスターズ)
原型ないやん(中野くん/BEAST)
作るもの悉くが禍々しい上に本人は一切変だと思ってない(美羽/ストレンジ・プラス)
世界のまずさが競い合うように地獄の交響曲を!(おかしら/魔法陣グルグル)
炭イカスミ味な焼きそばとチョコの味しかしないハンバーグとお好み焼きホットケーキ(越谷小鞠/のんのんびより)
盛り付けが独創的&味の感想を聞くと目をそらされる(優木せつ菜/ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS)
「ルリアちゃんは愉快な味覚とおめでたい頭をお持ちなのですね」(カタリナ・アリゼ/グランブルーファンタジー)
テロい (ランサー/Fate/EXTRA CCC)
狩の餌になるが生け捕りには不向き。残飯はカラス除けに(鷲尾麗亜/都会のトム&ソーヤ)
全体的に黒く花粉症によく効く。ひとりでに動く。攻5700、守1800の弁当(吉本サキ/女の友情と筋肉)
本格的な変化球(本土坊薫/逆転裁判シリーズ)
得意料理は真っ黒の目玉焼き(大宮勇/きんいろモザイク)
健康食を作るのがマイブーム←怪しいサプリや謎のキノコもどんどん入れる。食べると命に別状はないが何らかの異常を引き起こす(葉山光/三者三葉)
本人が食うと問題ないが、作った料理を食べた者は必ず食中毒を起こす(御月カオル/牙狼-GARO-)
超火力での調理で自宅が火事になる(Undyne/UNDERTALE)
麺が紫色のスペシャルうどん(犬吠埼樹/結城友奈は勇者である)
その野性的味覚からパーティーで振る舞われたモモガイケーキで主人公もシドーも「他の住民も」「おおみみずも」全員卒倒・絶叫・混乱。誰が呼んだか、「破壊神を破壊した女」(ルル/ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島)
食いしん坊キャラさえ一撃で昏倒させた挙句、意識ははっきりとしているのに口しか動かせない=引き続き食わせることはできるという悪魔のような料理魔法「ファイナルデッドエンド」(マオ/えんどろ〜!)
食したキャラが毒耐性を取得。最終的にスキルで無理やり味だけ改善(シオン/転生したらスライムだった件)
武器になる(千代田桃/まちカドまぞく)

◆特定料理だけが壊滅的にダメな人
二次元に特に多い。
他の料理はそつなくこなすのに、ある特定の料理だけが壊滅的なパターン。
大抵の場合、本人は美味しいと信じ込んでいるのでタチが悪かったりする。

だんごだけはなぜか殺人兵器(香姫/戦国ランス)
栄養満点だが意識を保つのも難しいクスハ汁(クスハ・ミズハ/スパロボOG)
レインボーパン(古河早苗/CLANNAD)
謎ジャム(水瀬秋子/Kanon)(※本人だけは満足そうに食べている)
ジャガイモは洗わずに千切り、マヨネーズと刺身こんにゃくが味の決め手のカレー(春風どれみ/おジャ魔女どれみシリーズ)
全員ある程度料理ができるが、相性が悪いとレシピの原型が残らない物体になるか異界の素材になる(東亰ザナドゥのパーティメンバー/東亰ザナドゥ)

◆その他の問題児
仲間全員の好物をかけ合わせた見るも恐ろしい創作料理「スルメラーメン太巻きエディションMEETSスイーツ」。ただし、味自体は問題なし(斑鳩/閃乱カグラ)
料理自体は非常に美味なのだが、作る度に厨房に壊滅的な被害が発生する(ミリィ/ロスト・ユニバース)
料理自体は上手いが極度の味音痴(フレン・シーフォ/テイルズ オブ ヴェスペリア)
美味しくないと思う味付けをすると美味しくなる(レオナ・ガーシュタイン/スーパーロボット大戦シリーズ)

メシマズの人にはよほどのことがない限り、素直にまずいと言ってあげよう。それがその人のためになる。



嫁のメシがまずい

登録日:2012/03/09(金) 12:10:41
更新日:2019/09/18 Wed 21:21:11
所要時間:約 12 分で読めます

▽タグ一覧
2ch ×萌え要素 それでも僕はやってない メシウマ メシウマ←マズイって言ってんだろいい加減にしろ! メシマズ レシピは投げ捨てる物 ローズ 全米が泣いた 全米が泣いた←コメが 命に届くメシ 妻害 嫁のメシがまずい 拷問 料理の天災 料理下手 死活問題 涙腺崩壊 生き地獄 社会問題 秀逸なスレタイ 自信妻害 謎の感動 雷電 食べ物

嫁の料理か


ああ 食っている


凄く不味い


そう 洒落にならない味だ



<pixy>



俺は…できることなら、ローズの手料理よりはずっとこのレーションで暮らしていたい…


<雷電>




嫁のメシがまずい。
それは読んだままの事実である。

この名称で呼ばれるようになったのは2chの既婚男性板への書き込みからである。
始まりは、自分の嫁の料理の腕が壊滅的だという嘆きを書き綴ったもので、それに共感した世の中の旦那さんが思いの外多く、次々とエピソードが書き込まれて行き、各種メディアに取り上げられる等知名度を上げていった。

ただ料理の腕が下手なだけなら、ここまで話題にはならなかっただろう。旦那が作ればいいで済む。
しかし、余りに数が多かったこと、社会問題に発展するほど腕が壊滅的だったことから現在に到った。



◎原因考察

ここでは主に問題が拡大していった原因について述べる。


◆知識、技術の不足

あえて語るまでもないだろう。
作り方を知らなければ出来ないのは当然であり、これだけならそもそも料理を作る事ができないし勉強すればいいだけだが…


◆レシピ無視

上述の場合、大抵これとセットになるのだ。
よく考えて欲しい。

▽調理法が分からない
▽材料が分からない
▽必要な道具も分からない

と、基本がなってないのに

▽材料(調味料)を代用
▽隠し味などのアレンジ

などの応用に走るのだ。
少なくとも完成品はまともな料理にはならない。


◆味覚障害、味音痴

コナンの映画でも味覚障害に陥った話がある為、意味は知っている人はそこそこいるだろうが、見慣れている人は少ないのではないだろうか?

味覚障害の主な原因は偏食やそれによる亜鉛不足、ストレスとされていて、一時期から増加傾向にある。
生物として感覚を欠くことは致命的であり、味覚が働かないと正常な食料の選別はできなくなり、その結果、毒物さえ分からなくなる。

ただし、これは嫁に限った話ではない。
嫁の飯がまずいと思っていたがおかしいのは自分の味覚だったという事例も存在する。
二人だけで食卓を囲んでいると、どっちがおかしいかということさえ気付けないものである。


◆アレルギーの軽視

味とは違うものの、本人が事前に伝えたにもかかわらず、アレルギーのある食材を食べさせてしまった…なんて事例もある。
よくある理由は「偏食の言い訳」とか「ただの好き嫌いだ」といった認識の甘さ。
文字通り命に関わる事態であり、場合によっては警察沙汰にさえなりうる。*1


◆常識の欠如

最終的に行き着く原因であり一番重い問題。以上の全てと併発し得るもので、以上の全ての原因となる。
野菜や米を普通の洗剤で洗う(最近は野菜用の洗剤もあるのだが)、入れすぎた塩を砂糖で中和させるというのはよくある話だが、
特に有名なメシマズの例に「玄米を漂白剤で洗う」というものがある。
正常な思考の人間であれば、

▽玄米は食べ物である

▽漂白剤は食べられない

▽玄米は漂白剤で洗えない

と考えられる。しかし、このタイプの人間はそれを知らない。

▽玄米の洗い方を知らない
▽米の炊き方を知らない
▽そもそも玄米の存在を知らない(物凄い汚れが付いたお米と勘違い?)
▽漂白剤が食べられないことを知らない
▽漂白剤を食べたら死ぬことを知らない

だから平気で料理に洗剤を混ぜるのだ。
もちろんこれは極端な例であるが、その極端な例が何件も起こるから社会問題にまでなったのだ。

大きな原因は、義務教育課程における家庭科教育の軽視や、教えるべき立場にある大人とのコミニュケーションの希薄化が挙げられる。
特に、夫婦共働き世帯の増加によって、子供が親の手作り料理を食べたり親から料理を教わる機会が激減したことの影響は大きいだろう。

そうして



食べられる



食べられない


といった本来知っていて当然のことを知らないまま子供が成長してしまったことだろう。
こればかりは国レベルの問題である為に、個人個人が気をつけてもらう以外に解決法もない。



◆スレタイ一覧

今まで数多くの旦那さんを病院送りにしてきたメシマズだが、その実態はウィキペディアでも書き足りないほど多い。
まとめるなら専門のサイトを立ち上げなければいけないほどの量を誇るが、スレッドのタイトルから何が起こったのかを予測出来る為、代りにその一覧を記す。
縁の無い人間にとっては笑い事だが、当事者達にとっては文字通り死活問題であることを理解した上で読んで頂きたい。


◆数は~皿目、半角表記は元々。料理に関係ないものは除外。
5皿目隠しきれない隠し味
6皿目匙加減を知らぬ愛
7皿目外食で命をつなげ!
8皿目愛ゆえの暴走
9皿目好きだから言えない
12皿目鍋もおでんもアレンジ禁止
13皿目妻の手はパルプン手
14皿目妻の手はメガン手
15皿目目Newは救世主?
16皿目ダイナマイトカキフライ
17皿目夕食に招くぞ
18皿目妻の愛情夫の驚愕
19皿目これは何?
20皿目天使の微笑悪魔の味覚
21皿目緊張の夏メシマズの夏
22皿目食欲の秋激ヤセの俺
23皿目味覚の秋死角の味
24皿目夫で実験
25皿目ゆでん?ゆどん?
26皿目言うも地獄言わぬも地獄
27皿目しゃくってゆった(泣)
28皿目これ美味しい!今度作るね!
29皿目勇気を出した前歯が折れた
30皿目あれ鈴虫が煮えている
31皿目栄養一番!命は二番
32皿目ガンガる娘は迎撃機!
33皿目弁当に牛乳シシャモ
34皿目真っ黒ゴーヤチャンプルー
35皿目生はだめぇ!!牡蠣サラダ
36皿目旦那のヘタレがメシマズ加速
37皿目大さじはお玉じゃねえ
38皿目嫁の料理は当たりつき
39皿目天国に一番近いメシ
40皿目サバの味噌煮は鯵じゃ無理
41皿目幼子も匙を投げる
43皿目レシピ通りに作ったら負けかと思ってる
44皿目分かんない思い付いただけ
45皿目喉が痛いならイソジンカレー
47皿目マズメシは家庭崩壊の危機
49皿目普通を求めて何が悪い
50皿目はるかな夢美味い飯
51皿目夏バテだから素麺にリポD
52皿目びゃあ゛ぁ゛゛まずいぃ゛ぃぃ゛
53皿目サンマと漁師にゴメンナサイ
54皿目秋茄子は嫁に任すな
55皿目マズメシキケンタベタラシヌデ
56皿目食べるな危険
57皿目綺麗な料理だろ食えないんだぜこれ
59皿目片栗粉は骨じゃねえ・出汁でねぇ
60皿目マズメシ憎んで嫁を憎まず
61皿目電子レンジはパンドラの箱
62皿目秘蔵の日本酒嫁の料理酒
63皿目発酵?腐敗?
64皿目漬物で入院
65皿目一撃で斃します
66皿目地雷戦隊アレンジャー
67皿目地震・雷火事・料理
68皿目西京焼きも妻恐焼き
69皿目メシとして軸がぶれている
70皿目食材に贖罪しろ
71皿目いちご煮は苺煮じゃねえ
72皿目嫁の親切夫の毒物
73皿目てんぷらフガフガうどんドゥルドゥル
74皿目ネットレシピは地雷の宝庫
75皿目中国産か?嫁産か?
76皿目アレンジ・チャレンジ大惨事
77皿目愛されレシピでホネかわスリム
78皿目生米生豚生キノコ
79皿目前門の生後門の消し炭
80皿目俺達マーライオン
81皿目自信災害マズニチュード
82皿目焼くんじゃないそれは家だ
83皿目ハムにな~れと吊るされた鶏
85皿目刈って来るな買って来い
86皿目おまえは食わないのか
87皿目そっちが酢なら亜鉛で勝負
88皿目反省したら食べてね
89皿目ヨーグルトと豆腐が出会っちゃった
90皿目さしすせそせは洗剤
91皿目天高く俺痩せる秋
96皿目ケチャップとソースは同じ
97皿目スルメのつもりがスエード
98皿目塩味ないよ塩だらけだよ
99皿目ソルティーは祖母の味


まだまだあるのだが、これ以上は文量の都合上書ききれない。
けれどそれだけ問題が多いと分かってもらえただろう。
最後に嫁のメシがまずい100番目のスレタイを書いて締めとさせてもらう。






100皿目 それでも俺は愛してる

人工言語

2020-01-03 21:12:58 | 🇯🇵日本語
言語は経済性と弁別性の二つを重要視する。前者は例えば「ai」と舌の高さが違う母音が連続した場合にaの音がiに引かれるなどして「ei」になったりすることであり、後者は例えば「茶」という単語が短すぎて別の単語と間違えそうなので「お茶」と言いたくなるようなことである(これを治療と言う)。その他、当たり前だが、言語は離される地域が広がるにつれて簡単になっていくため、一旦経済性や弁別性により難しくなった単語(例えば、英単語「go」の過去形は「went」である。これはこの単語がよく使われる故、弁別性により聞き間違えられない様「歩き回る」という意味の「wander」から取られ、経済性により言いやすい様縮まったためである)が他の単語からの類推により簡単になる(例えば言葉を覚えたての幼児は「go」の過去形を他の単語の過去形に「-ed」がつくことの類推から「goed」と言ってしまう)。
IPA国際音声字母はあらゆる言語で発音される単語をほぼ網羅しているため、覚えれば記号を見るだけでおおよその発音が再現できる。とはいえ完璧ではないので、言語を学ぶ際にはこれを参考にしつつ、各言語の発音の説明を個別に見、実際に母語話者の口の動きを見たり、聞いたりするようにしていきたい。
音には「音声」と「音素」の二種類があり、音声とは実際の声、音素とは話者が認識している声である。例えば日本語の「ガ」の子音は母音の後ろにあるかそうでないかによって音声が違う(有声軟口蓋摩擦音と有声軟口蓋破裂音、それぞれIPA国際音声字母表記で[ɣ]、[ɡ])が、話者はこれらを同じ発音だと思っているし、意味の違いにはならない。これを音素が同じであるというように言う。対して、我々は“橋”(音素表記:/háꜜsi/)と“箸”(/hasíꜜ/)が別々の発音であることを知っている。このように、たった一つの音素の違い(ここではアクセントの違い)を除いて他が全て同じであるような二つの単語の関係を「最小対」と呼ぶ。
あまり見られない音素は、[ɸ](ファの子音。英語の[f]とは違う)、[ɽ](単語の始めのラ行の子音)、[θ](英語のth、ギリシャ語のθ)、特に[f]と[ɸ]を同時に持つ言語は極めて稀(フィジー語など)。aの類音が[æ][ʌ][ɑ]のように複数ある言語も少ない(英語、フランス語など)。
入破音を持ちながらp,t,kの音を持たない言語は存在しない。あとp,t,kのうち何か二つ持ってたらあと一つも必ず持っていなければならない気がするが何と何だったか思い出せないので各自で調べて欲しい。
有声音と無声音が対立している言語で、p,t,kの有声音(b,d,g)のうちいずれかが欠けている場合、それは高確率でbまたはgである。前者は正則アラビア語、後者はオランダ語などが当てはまる。
音象徴は、ある音が意味と関係していることである。例えばポケモンは強く大きいものに進化するにつれて広母音(アなどの音)や濁音の占める割合が多くなる。
否定を表す単語や標識(マーカー)などの形態素(意味をもつ表現要素の最小単位)はnやlなどのそれ単体で伸ばしやすい音(=流音)や、聞こえ度の高い音(母音や[z]など)によって表されるか、形態素が2つに分割されて別々の場所に付いているいることが多い(ex:ない、ず、not、no、ne…pas(フランス語)など)。また、疑問を表す形態素は最初や最後に来ることが多い(ex:"What" do you want?、あなたは好きです“か?”、いづれの山か天に近“き”(係り結び)、など)。これらはいずれも疑問であるかどうか、否定であるかどうかをはっきりさせないと意味が全く変わってしまうからと考えられている。
言語類型論において、単なる「普遍性」と「部分的な普遍性」との区別をしておくことは大切である。例えば、英語や日本語は所有者を「-'s」や「〜の」のような所謂「接辞」や「接語」をつけて表現する。対してハンガリー語などの言語では、所有されている方の単語に接辞をつける。例えば「az embar háza」(その男の家)という句では、「az embar」に「〜の」という意味の接辞や接語があるわけではなく、「ház」(家)に「-a」という接辞がつくことで所有関係を意味している。英語や日本語のように、所有しているものに接辞がついたり、ラテン語などのように、動詞が主語によって形を変えるような言語は主要部表示型言語と呼ばれ、ハンガリー語のように所有されているものに接辞がついたり、動詞が目的語によって形を変えるような言語は依存部表示型言語と呼ばれる。主要部表示型言語と依存部表示型言語はひとつの言語で混ざり合っている時もあるが、例えば、所有しているものと所有されているものの両方に接辞がつく、というように、片方だけで済むようなことをやっている言語は稀である(トルコ語などが該当する)。このように、ある一方(ここでは主要部表示型言語など)の中でのみ通用する原則(主要部に表示がされているなら、依存部にも表示がつくようなことはない)のことを部分的な普遍性のように言う。
日本語は、世界でも珍しく主語が省けるのに主語に応じた動詞の活用がない言語である。
英語は、世界でも珍しく関係代名詞を持ち、関係代名詞を持つ自然言語の中でも珍しく関係代名詞がwhatのような疑問詞だけでなくthatのような指示代名詞から派生している他、世界でも珍しく不定冠詞を持つ。
ケチュア語は、自然言語らしからぬとても規則的な活用をする自然言語。
人工言語アルカの語彙数は約15000語であり、創作クラスタの作る大体の人工言語はこれに準拠していると思われるが、まずは2000語をメドに作るといいと言われている。一音節の基本語彙を組み合わせて派生語を作っていくと、案外たくさん作れるかもしれない。
我々は傘を「差す」と言い、英語では「open」(開く)と言う。このように言語や文化によって言い方が異なる。セレンによれば、このような語法をもオリジナルで考えることでより進んだ人工言語を作ることが可能なようだ。
日本人の作る人工言語はラ行が多くなると言われる。というのも、日本語ではlもrも同じラ行にしてしまうからで、致し方ないとも言える。
エスペラント語で「不足」あるいは「不足する」と打つと18禁な単語が出てきてしまう……というように、人工言語では日本人が聞くと変に聞こえるような単語が出てきてしまう場合も往往にしてある。一見して普通の単語でも、活用などによっては下品な言葉が出てくる可能性があるので、そういうことを気にする場合はよく考えて作りたい。