我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

サーベラーはジレル人?(宇宙戦艦ヤマト2199『星巡る方舟』より)

2014-12-25 18:07:22 | 宇宙戦艦ヤマト2199
昨日、12月24日のクリスマス・イブの日中に『星巡る方舟』を観に行ってきました(2回目)
元々、最低2回は劇場で観たいと思っていましたし、シールレットファイルのNo.3が欲しかったこともあって、たまたま仕事の時間が空いた24日に劇場を訪れました。
平日ということもあって、もっとガラガラかと思いましたが、意外にお客さんはいましたね(もちろん盛況という程でもありませんでしたが)。
ちなみに、クリスマス・イブらしいカップルは――1組だけいらっしゃいましたw

で、観てて唐突に思ったんです、サーベラー丞相のお耳ですが、随分と尖がってるなと。
公式HPやパンフレットのキャラ画像ではイマイチ分りにくいのですが、『2199ぴあ』に掲載されていた顔アップの設定画や、何より作中でのアップでは、尖り具合はかなり顕著です。
で、2199ヤマトで耳の尖ったキャラといえば・・・・・・ってことでw

分りやすく検証する為に、本編映像からキャプチャーしたお顔を引用させていただきました。



尖っているのは間違いないと思いますが、セレステラやミレーネルとは“尖り方”が違う気もします(特にセレステラは先端が上方を向いている)
尖り方の違いも考え合わせると、ジレル人とは異なる耳の尖った種族と考えた方が可能性は寧ろ高そうですが・・・・・・せっかくの思いつきなので(笑)、もう少し“ジレル人路線”で踏み込んでみたいと思います。

サーベラ―の、ジレル人には及ばないけれどもガトランティス人と比べれば明らかに尖った耳と、オリジナル版のズォーダ大帝を彷彿とさせる額周辺の生えっぷり――これらの特長から、サーベラ―はジレル人とガトランティス人のハーフという仮説はいかがでしょうか?

『星巡る方舟』でも地球人やガミラス人、ジレル人のルーツを辿ると一つの種に行き着く可能性が示唆されています。
また、2199本編でメルダがヤマトに保護された際、佐渡先生もDNAレベルで地球人とガミラス人は肌の色以外は殆ど変わらないとコメントしています。
つまり、2199世界では、他種族間での交配も可能である可能性が高そうです(オリジナル版でも、古代守とスターシャの間に生まれたサーシャという存在があります)。
であるならば、ジレル人とガトランティス人のハーフという存在も成立し得るのではないかと。

更に俗な考えですが、サーベラ―は大帝がジレル人に産ませた“落胤(らくいん)”というのも思いつきます。
2199(星巡る方舟)の設定では、サーベラ―は大帝の寵愛を受けて23歳という若さで丞相にまで上り詰めたとありますが、寵愛を受けた要因に、実子であることやジレル人としての能力(読心や導心)があったりするのであれば、美貌だけで寵愛を得たというよりは納得し易いです(この場合、ジレル人としての能力は“純血の”ジレル人よりは低そうですが)。

2199に登場したジレル人たちは、概ね脂っ気の少ない人々でした。
民族丸ごと滅亡させられたという歴史からすると、それも仕方のないことではありますが、逆に自分の欲望(野望)に対して正直なジレル人というのも見てみたいと思いました。
ジレル人としての能力をフルに使って栄達してやるよ!的なサーベラ―を――独り勝手に期待したいと思いますw

はい、今回も根拠薄弱、単なる思いつきで書いてみました(笑)


小説 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
豊田 巧
マッグガーデン
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18 コメント

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お久しぶりです。 (ユリーシャ.イスカンダル)
2014-12-25 18:55:44
私はMJ様が仰る通り、サーベラーを初めて見た時(ぴあの設定画!?を見た時)、耳が尖ってるな。と思い、私的《星巡る方舟》の続編を書く時に「ジレル人とガトランティス人」のハーフを思いつき、物語りを書きましたw
まぁ、私の場合は完全思いつきなので、《星巡る方舟》の公式設定資料が欲しい所です(^^)
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Unknown (M太郎)
2014-12-25 22:48:09
こんばんはー MJさん。

サーベラーはジレル人ですか? なかなか面白い仮説(妄想設定)ですね。

わたしはサーベラーを映画観るまでどんな姿か?知らなかったんですよ。(サーベラーが映画に登場することはMJさんのブログで知りました。)
先にテレビで映画予告のCMでサーベラーより先にジレル人のレーレライを見て、このレーレライをサーベラーと勘違いしました。 実際は容姿も正格も違ってましたけどね。

ちょっと話はズレましたね。
確かにMJさんの仰る通りサーベラーがジレル人とガトランティス人とハーフという仮説はありそうな感じですね。
ただ、仮にサーベラーがハーフなら何故、あのジレル人がいるシャンブロウのことを知らなかったでしょうか?
この場合、サーベラーはハーフだったけど、自分がハーフとは知らないままに生きてきたということになります。
それとも知っていて、ゴランに探索させて、手に入れようとしていたんだろうか?

それとMJさんの持論を否定するつもりは無いんですけど、ガトランティスは敵対勢力に対して戦った相手の技術者以外は皆殺しで女子供は生かさない好戦的な種族です。
つまり捕虜は技術者だけで普通のジレル人とガトランティス人の大帝が会うことは難しいと思います。

ここで仮説として、 ジレル人がガトランティスに捕まるときはそのジレル人が技術者で女性だったときでしょうか? その技術者が大帝の目に止まり、大帝の妾になって、後にジレル人の妾が大帝の子を産み、大帝はその子供を大帝の娘として育てることは出来ず、代わりに不自由無い生活や権力を与えてきたということです。
そしてサーベラーは幼少の頃から不自由無く大帝や廻りの人間が甘やかして育ったために傲慢な人間に育ちましたとさ。
とわたしもいろいろ妄想設定を考えてみました。

もし、わたしのコメントが不快なら削除してください。

ではまた。


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Unknown (mars)
2014-12-26 01:04:09
私もおやっ?とは思いましたが、眉毛に気を取られて耳をしっかり見てませんでした…確かに宇宙エルフ。
技術者の範疇は案外広くて「戦士」以外なら通訳や事務職等の文官も含むんじゃないかと思います、おそらくモンゴル帝国のような感じで。
デスラー(タランの助手)を拾う若き大帝がサーベラーの腹違いの弟(先帝の嫡男)で、旧作以上のお人好しなら面白いドラマが期待できます。
旧作ガトランティスの上層部のグダりっぷりはアメリカっぽく無かったのですが、中華圏の宮廷なら納得。
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Unknown (現代人)
2014-12-26 09:00:28
サーベラーの耳については、私もぴあの写真を見て不思議に思いました。何かしらの別の人種な女性なのかな、等と思っていましたが、MJさんがこの件に関して記事を作成されましたので、ちょっと考えてみました。

1、MJさんのジレルハーフ説
これはあり得るのではないかと。先にコメントされた中で、捕虜は科学者のみで他は女子供問わず殺される、という点に触れられていました。
確かにゴランの口からはその様な命令が下されているのですが、果たして帝星ガトランティスとしての完全なる方針なのか、という疑問もありました。
何せガミラス帝国でも領土拡大に伴い人材不足に苛まれている訳ですから、如何な屈強なガトランティス人とはいえ、この拡大に伴うジレンマが当てはまらないとは言い切れないかと。もっとも、ガトランティスがどれ程の領土拡大を成し得ているのか不明で何とも言えませんが・・・。
また、盗賊の頭目であったらしいゴラン・ダガームが、大帝の銘で重役に任命されたくらいですから、決して『捕虜=技術者』のみ、という図式だけではないかなと思ったり。
無論、これは私個人の妄想でしかないので、他の方の仰るようにジレル人の女性科学という可能性も高いですね。

2、エルフ耳をもった別の種族説
すんごく安直な考え方です。ガミラス人と地球人、ザルツ人、オルタリア人らは別の種族であるにも関わらず、耳が偶然にも同じ形です。
そのことから、ジレル人と同じような尖った耳を持つ別の種族がいるのではないかと思いました。

以上、私個人の妄想でございます。
返信する
追記 (ユリーシャ.イスカンダル)
2014-12-26 11:44:02
ふと思ったのですがデスラーもまた、セレステラたちを通じてシャンブロウ=静謐の星の存在を知っていたのでは!?
人の心を読み取れるだけで、セレステラを側近にしたとは考えにくいので

本文の内容と離れてしまい申し訳ありませんm(__)m
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Unknown (MJ)
2014-12-26 12:51:34
おはようございます~♪

> ハーフを思いつき、物語りを書きましたw

あちゃ、先を越されてましたか(^_^;)
私も劇場でこのネタを思いついた後、ネットで調べてみましたが、この点に言及している人は意外に少なかったんですよね。
BDやDVD等のメディアがまだ発売されていないことや、公式HPやパンフの設定画では顔の細かい造作までは分りにくいからなんでしょうね。

> シャンブロウのことを知らなかったでしょうか?

セレステラやミレーネルも知らなかったようですから、知らなくても特におかしくないと思います(^o^)
また、ジレル人やその血統に属する人々でも、自らの一族に係る全てを熟知している訳でもないでしょうし。

> 技術者以外は皆殺しで女子供は生かさない好戦的な種族

正直言えば、全てのガトランティス人がそんなノリとも思えないんですけどね(^_^;)
『星巡る方舟』劇中、ゴラン・ダガームがあえて『女も殺せ』とまで叫ぶのは、何も言わなければ『女は生かす』者もいることの裏返しだと思います(もし皆殺しが国是的常識なら、あえて叫ぶ必要がない)。
また、侵略した国家で大虐殺をしでかすことはあったとしても、本当の意味での根切り(皆殺し)まで行っていては、それが地球規模であれ銀河規模であれ、巨大帝国は築けないんじゃないかという気もします。
侵略した国の人間を自らの尖兵として取り込まなければ、物理的に巨大な軍隊を建設できないからです。
また、イナゴのように食い荒らすだけ食い荒らして先に進んでいくような連中なら、一定以上の軍事力は不要じゃないかという御意見もあるかもしれませんが、その場合でも軍事力を維持する(損害を補う)必要性からは逃れられません。
あくまで個人的な印象ですが、ガトランティス人は好戦的で残虐性のある民族(虐殺ぐらいは軍法で許容していそう)ではあっても、最低限の合理性や友愛精神も持っているんじゃないかと思います。
ゴラン・ダガームに関しては、清末期や中華民国頃に大陸に跋扈していた馬賊あがりの将軍みたいな感じでしょうかw

> そのジレル人が技術者で女性だったときでしょうか?

この可能性も大いにありそうですよね。
むしろこの方が無理がないと思いますw

> 代わりに不自由無い生活や権力を与えてきた

オリジナル版の大帝のイメージからすると、逆に『自力で這い上がって来い!!』とばかりの境遇を与える可能性もありそうな気がしますね(^o^)

> 技術者の範疇は案外広くて

そうですね。
基本的に武闘派や武断派が絶対のお国柄であれば、文治に必要な人材は常に不足してそうな印象ですから。
それをあえて、『外』に求めるのは論理的にも納得できます。

> 中華圏の宮廷なら納得

どう見てもモンゴル帝国ですよねぇw

> ジレル人と同じような尖った耳を持つ別の種族

ネタ的にはあまりアクロバティックなところはありませんが、現実的にはこの可能性が一番高い高いですよね(^_^;)

> デスラーもまた

噂や伝説レベルで知っていた可能性はあるかもしれませんね。
ただ、それ以上のレベルで(自軍に取り込むべき技術や存在として)、認識していたかというと、微妙でしょうか。
あるいは、ガトランティス側にはシャンブロウの実在を確信する有力な情報ソースなり確証があったが故に、大規模な戦力を実動させた可能性もありますね。
返信する
Unknown (mars)
2014-12-26 22:28:10
アンドロメダ大銀河を征服した大帝国がこんな所までノコノコやって来る理由に…。
モンゴルみたいに末子相続だった筈が大ズォーダー亡き後、息子達は適当に分割統治、本来「大帝」である筈のズォーダー5世は「彗星帝国」を与えられるもアンドロメダ銀河から放逐される…とこまで妄想しますた。
天の川銀河の何処かにアケーリアス文明に関係する蓬莱山伝説みたいなのがサーベラーの知る古文書に有って当面そこを目指す為バラン回廊を調査してたとか。
>噂や伝説レベルで知っていた可能性は
タラン兄とドメルが妙に詳しかったのでイスカンダル経由で一部のガミラス人は神話程度に知ってたとか。
あとバーレン爺さんが遺跡発掘屋だったとか。
大ガミラス学術探検隊が彗星帝国先遣隊の襲撃を受けたとかは有りそうです。
セレステラが旗艦を「シャングリラ」と名づけたのも「古い絵本のお伽話」程度には知っていたのかも。
でもそれなら他の勢力もこの宙域に殺到しそうだな。
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Unknown (Unknown)
2014-12-27 01:09:49
サーベラー=ジレル人、またはジレル人の混血はありだと思います。

おそらく行って帰ってきたものがいないと思われる宝の星(=静謐の星)が薄鈍色に輝く云々という空間にあることをどうやって知ったのか、おそらくサーベラーが一族の言い伝えなどを聞いて知っていて、彼女が率先して静謐の星探索の事業は行われているのではないかと想像します。

真田さんが「あれだけの質量を…」と驚く「遮蔽の秘術(技術?)」という明確な捜索目標まで掲げて探索しているので、かなりジレル人やアケーリアス文明に詳しいものがいるはずですし、例えば巡礼帰りに故郷滅亡の報を聞き、放浪の結果ガトランティスに庇護を求め帰依したジレル人などがいてもおかしくはないと思うのであります。
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出渕監督の (零くん)
2014-12-30 09:48:47
エルフ&フェラリオキャラを思い出しました~。

サーベラーがガトランでない可能性は同じくガトランでないデスラーとの同盟に関わりそうですが、
セレステラの二番煎じになり過ぎるかなぁと愚進?しておきます(^_^;)
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Unknown (MJ)
2014-12-30 23:04:56
こんばんは~♪
諸々ありまして、レスが大変遅くなりましてすみませんでしたm(__)m

> アンドロメダ銀河から放逐される

少なくとも過去の地球の歴史を振り返っても、“侵略”って行為は経済的には到底ペイしないんですよねぇ・・・・・・(笑)
仮にガトランティスがオリジナル版と同じく国家事業として“侵略”を推進しているのなら、その背景を論理的に構築するのはかなり大変そうです。
ガミラスが大小マゼランを侵略して回った事情もかなり“特殊”でしたしw
その点で言えば、大帝側に特殊な事情があったりする方が納得度は寧ろ高いかもしれませんね。

> 大ガミラス学術探検隊

『ゲートの番人』という立場を長らく務めたガミラスであれば、アケーリアスの遺跡を調査したり研究する公けの組織はあって然るべきの気がします。
ただ、ガミラスが大小マゼランを侵略が進むにつれ、アケーリアスの技術を軽視する風潮が出てきたりすることも有り得そうです。
“カビ臭いアケーリアスの技術などなくても、今の我々の技術だけで銀河を征服できる”的なw

> 故郷滅亡の報を聞き、ガトランティスに庇護を求め帰依したジレル人

現在の地球の国家で仮定しても、一国がその国民共々一人残らず全滅するなんてことは現実的にありえないですよね。
他星(他国)に知られているという事は、少なからず外交関係があった訳で、様々な事情で他国に居住していた者もいたでしょう。
また、少数になればなるほどジレル人の特殊能力は非常に得難いものとして各国で重宝され、むしろ積極的に保護(という名の拘禁)される可能性が高いと思います。
そう考えると、各国で生き残っているジレル人はかなり多いと考える方が自然な気すらしてきますね。

> セレステラの二番煎じに

そうなんですよねぇ・・・・・・明らかにキャラがかぶっちゃうんですよ(^o^;)
ただ、記事本文にも書きましたが、性格的にはセレステラとは真逆のキャラ(男を支えるのではなく、踏み台にしていく)として描くことで、差別化はできるかな?と期待もしているんですけどね。
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