今日は納豆のお話。
近頃、納豆が売り切れてるらしいですが、「新コロナに効く」というのは完全なデマです。
2020年3月7日現在、茨城県内ではコロナウイルスの感染者が確認されなかったのが、「茨木といえば水戸納豆」というこじつけで、まことしやかに「納豆はコロナウイルスの感染防止に効果がある」というデマになって飛び交っているのです。
デマとはこういう出来方をするので、気をつけたいものです。
ただし、納豆には新コロナの予防効果は見込めませんが、いいかもしれない点はあります。
●発酵食品なので、免疫力維持にいいこと。
●血液がサラサラになり、血の巡りが良くなるので、抵抗力を発揮しやすくなる。
●罹ってしまった時、ナットウキナーゼが大量に含まれてるので、近頃、言われている血管内で血液が凝固する症状に抵抗できるかもしれない事。
という事で、食べておくこと自体は悪くはなさそうですが、明確な予防・治療効果は全く論文も出ていません。
しかし、現状、感染が疑われる症状の時、病院ですぐに治療・検査ができない現状があります。
その時、自己防衛の手段として食べるというのはありかもしれません。
ただし、厳重注意なのは、「ワーファリン」という薬を飲んでる人は、納豆はワーファリンの作用を消してしまうので、厳禁です。
ときどきある誤解ですが、「心臓病の人はネバネバ系はダメ❢」も間違いです。
山芋、とろろ、オクラ…ワーファリン使用者も納豆じゃなければ全く問題なし。
心臓病の人でも、ワーファリンを使ってない人は、納豆を食べて全く問題なしです。