「次亜塩素酸水(電気分解によるもの)についての有効性は判断できない」という評価がされました。
また、次亜塩素酸水として販売されている製品は、製法(電気分解、混和等)や原料が明記されておらず、液性をpH値によって明記しないものも多く、安全性も根拠不明なものが多いと指摘。
要するに、「次亜塩素酸」をうたっているものは、品質の安定性、条件が不明で、効果も一定でないということです。
また、これらを用いた「空間除菌」というのは、評価できず、消毒剤を吸う事による健康被害と思われる事例の発生も指摘しています。
そして、新型コロナに有効な界面活性剤を挙げています。
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
通常用いられる合成洗剤の成分の一つ。
・アルキルグリコシド(0.1%以上)
合成洗剤の成分の一つ。
・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
主にシャンプーなどに用いられてる合成洗剤の成分。
・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
逆性石鹸
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
消毒用に用いられる洗剤成分の一つ
が、有効性が認められたとの事。
しかし、これらは、体内に入ると有害なので、頻繁に用いる手や皮膚の消毒には不向きとの事。
結局、洗剤を用いる消毒は、こちらのコーナーでお勧めしてる「石鹸」が一番良さそうです。