東京を江戸の古地図で歩く本

昨日は記録的に寒い一日となったようだ。11月中に最高気温が10℃を下回るのはなんと17年振りらしい。




写真は一昨日のもの。


＊＊＊


二日ほど降り続いた冷たい雨。

その雨が上がるのを待っていたかのように目黒区図書館からメールが入った。


　　　ご予約の資料がご用意できました


待ってました～！楽しみにしていた本なのだ～！スキップして図書館へ♪

東京を江戸の古地図で歩く本 ロム・インターナショナル 河出書房新社 2004-06-15 売り上げランキング : 63031 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools

本書では古地図と現代の地図を並べて東京を語る。
トリビア満載である。

　　もと大名屋敷だった明治神宮の森の造営は現在もまだ完成途上らしい
　　広尾は広大なススキ野原、将軍が鷹狩りに訪れるウズラ場だった
　　日比谷は海苔やカキの養殖を行っていたひなびた漁村だった
　　渋谷駅の下には今も幻の川が流れているのだ
　　品川は遊里として知られた宿場だった
　　八重洲はオランダ人の人名がなまってついた地名だった
　　紀州、尾張家、井伊家の三つを使った贅沢な紀尾井坂

などなどなどなど。


住んでいるところが目黒なので、自然と目黒に関する情報には興味津々。


　　　目黒駅から雅叙園に続く急な坂道は「行人坂」というのだけれど、
　　　その名前は修験道の行者が多く往来したことからつけられたとか。

　　　目黒駅から大鳥神社に続く緩やかな「権之助坂」は
　　　年貢緩和を訴えて死罪となった名主の家が側にあったことから
　　　その名主の名前をとったとか。

　　　「行人坂」にある大円寺は江戸で二番目に大きい火事の火元で
　　　寺の再建が許可されるのに76年もかかったとか。

　　　目黒はもともと江戸が消費する野菜の生産地であったとか。


江戸からしてみれば、郊外、田舎でしかなった目黒。

よって、あまり多くの情報は無いのだけど、がんばって拾ってみた（ふ～）。

ピザ風トルティーヤ

夏の間は雨が降るたび、空に向かってぐんぐん成長したベランダのバジルも
最近では冷たい秋雨が降るたび、黄色く枯れてヒラリヒラリと落ちていく・・・

そんなバジルの、それでもまだ緑色してがんばっている最後の葉を使って
再度ジェノベーゼソースを作った。

今回はこの作りたてのジェノベーゼソースとトルティーヤを使って簡単ピザに挑戦♪

こんな風↓にチーズとソースをのっけて・・・



トースターで焼いたらこの通り↓



まわりはパリパリのカリカリ、真ん中はもっちりで超うまっ！
クルクル巻いて食べられるのが便利♪

野菜たっぷり具だくさんのミネストローネといっしょに
ちょっと軽めの夕食になったのでした。ごちそうさま。

何事も言い方が大事

人と出会ったとき、今この出会いには何か意味があるんだな、と思うことがある。

運命といったら大げさだし、単なる自分の思い込みだと思うけど
だいたいこういうことを感じるときは意識的であれ無意識にであれ
心にひっかかっていることがあるとき。

そのひっかかりにうまく解決策が提示されるような言葉が相手の口から出てきたとき
ああ、運命の出会い、と思い込むという仕組み。

単純さぁ、とっても。でも、大事なきっかけ。




先日、青森行きの飛行機でそんな出会いがあった。

日曜の朝７時台のフライトで、ガラガラ空きの機内なのに
なぜか隣の席には人がいた。

おばあちゃん、である。

　　　里帰りですか？

おばあちゃんからの問いかけで、その後、約１時間半
青森までおしゃべりしつづけた。


こんなこといったらなんだけど、あそこまでお年の方とあんなにいろいろ話したのは初めてだ。



　　何事も言い方が大事


おしゃべりの中で、おばあちゃんが繰り返した言葉。
わたしが最近すっかり忘れていたこと。

そうそう、自分の気持ちをわかってもらうためには言い方が大事。
つい言葉鋭くなりがちな自分への注意。

回転寿司の豊魚＠大船

大きなネタで有名な大船の回転寿司豊魚。
鎌倉の帰りに寄ってみました。

大船ジャンボ市場内にある鈴木水産の２Ｆにお店がある。

お店はそれほど広くはないが、カウンターと一応テーブル席もある。

到着したときは階段に人がズラッと並んでいたのだが、ちょうど入れ替え時だったらしく
ラッキーにもそれほど待たずにカウンターに座ることができた。




目の前を回る寿司はそれほど種類は多くないが
他に食べたいものがあれば目の前の板さんに注文できる。

ヒラメとホタテは回っていなかったので別途注文した物。



ワサビが効きすぎていて涙目になりながら寿司を頬張る。

回転寿司で食べるマグロにはあまり期待できないと思っていたが
こちら↓はけっこうおいしかった♪









それにしても、ここの寿司はネタだけでなくシャリもかなり大きめ。
なので、すぐにお腹がいっぱいになってしまい、それほどたくさんは食べられない。

江戸前のちっちゃい寿司を好むようになったのは、やはり年のせいかしらん。



ちなみに、この日は２人で3,000円也。

回転寿司代と大佛茶廊のコーヒー代が同じだったということが
今回一番びっくりしたことなのでした。

大佛茶廊＠鎌倉

休日の午後、ちょっと思い立って鎌倉までドライブ。

途中ちょっとした渋滞につかまりながらも日暮れ前に到着。
ほとんどのお寺と一部の飲食店は日没と共に閉店してしまう鎌倉。
日没まであまり時間もないのでさっと「お茶→八幡宮→夕食」することに。

今回のお茶は大佛茶廊に決まり。

鞍馬天狗で有名な大佛次郎が生前おもてなしの家として所有していた建物が
現在週末だけカフェとして使用されている。

このカフェは若宮大路からちょっと入った路地裏にある。

大正８年築の建物は清潔に掃き清められ、お庭の木もちょうど紅葉し始めていた。









カフェラテとアイスコーヒーを注文したら茶菓子もついてきた。
それぞれ1,500円。かなりお高め。



支払いは前払い。

珍しいシステムだと思ったけれど、その後はずっと放っておいてくれ
また閉店間近だったこともありお客さんも他になくわたしたちだけだったため
実にのんびりと遠慮なくお部屋の中やお庭を眺めて写真が撮れたので却って良かった。




＊＊＊

この後、七五三で賑わう鶴岡八幡宮までお散歩。
定番の観光スポットだけど、いつ来ても飽きない。
銀杏が黄色くなる頃、また来たい。

支那ソバかづ屋＠目黒

久しぶりのかづ屋。

大崎駅からバスで帰宅するとき、ときどき寄るんだけど
最近はそんな機会がずっと無かったもので。





あっさりした醤油味のスープ、細くてまっすぐの麺、ピンクのチャーシュー。

これこれ、このシンプルさがかづ屋の支那ソバの特徴。
そして、スープは一口目にはちょっと酸味が感じられる。

久しぶりに食べるとこの酸味が？？？な感じだけど
二口目、三口目と啜れば啜るほどジワ～っと体に沁みてくる。

相変わらず体が喜ぶスープなのです。



かづ屋のすぐご近所にラーメンゼロがあるのだけど
しばらく行ってないなあ。

この次はゼロで。

う巻き弁当

今回のロマンスカーの友は駅弁ではなく、デパ地下弁当。

ちょっと時間に余裕があったから、京王百貨店のデパ地下に行ったのさ。

京王百貨店のデパ地下はそんなに広くないんだけれど、それでもいろんな種類の食べ物があって目が回る・・・
心ときめくと同時に、面倒くさがり屋のわたしとしては、この膨大な選択肢の中からひとつ選ぶことが煩わしく感じる。

ということで、入ってすぐ目の前にあった「う巻き弁当」に決めた。
最近は鰻づいているのである。



ああ、それにしても、この卵焼き。こういう分厚い卵焼き、大好き。



うなぎもちょこっと。



けっこうボリュームがあってこれで９５０円（だったと思う）。
大正解なお昼でした。

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佐和子の家族はちょっとヘン。父を辞めると宣言した父、家出中なのに料理を届けに来る母、元天才児の兄。そして佐和子には、心の中で次第にその存在が大きくなるボーイフレンド大浦君がいて…。それぞれ切なさを抱えながら、つながり合い再生していく家族の姿を温かく描く。吉川英治文学新人賞受賞作。（アマゾンより）


自殺未遂した父
ＰＴＳＤの母
まともな恋愛関係が築けない兄
そして佐和子


これまた重い話題をさらりと書いてくれました。

生きるっていうのは大変なことだけど
やり直す道はいくらでもある。

家族の絆は何ものにも代え難い。
そんなお話。

おこもり

久しぶりに買ったanan。

「おこもり美容」って・・・

「おこもり」って・・・

なんて魅力的な響き♪




中身は単なる美容関連商品の宣伝だったけど、しばらく「おこもり」って言葉で楽しめそう。

強運の持ち主（瀬尾まいこ）

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元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年…。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊（アマゾンより）


強運の持ち主にあやかりたい・・・

そんな邪な思いから本書を手にしたのだけれど
あやかるようなことは特になかったような。




それにしても、占い師の仕事、けっこう面白そうだ。

占い大好き人間だからこそ、占いに求めるものは割と現実的なわたし。

主人公が言うように、未来を当てることそのものよりも
背中を押してほしい、困難な状況でも希望を見つられる視点がほしい。

そういうことをきちっとしている本書の主人公・ルイーズ吉田は好感度高い。
ぜひこういう占い師さんに見てもらいたいな。