未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

受け

2015-11-24 22:32:53 | 稽古
一般部はこの秋に入門した方がよく稽古に参加されるので基礎をしっかり繰り返しています。私自身もまた技術を確認出来る良い機会であります。

そんな中、テクニックでは受けを中心に稽古しています。やはり受け技というのは武道の醍醐味だと思うのです。

力に力で対抗するのが受けではありません。気持ちの上でも身体の上でも受け流し、往なす。
これぞ空手に先手無し。もっと言えば先を打たせない。打つ相手すら居ない…。

その心身の状態を日々保つことで余裕を持ちトラブルを避けられたなら社会人にとってこんなに有益な事はありません。
先を取ろうとする攻撃態勢は敵を生むばかり。組手はそれで良いのかもしれませんが受けを覚えると余裕が生まれるのは万事同じ。

形(歴史有るもの)に攻撃から始まるものは無いと言われます。私の知る限りではうちの少年型ぐらいです(笑)
空手の歴史としても受けから始まるのが大前提、ということで受けを初心の心得として大事にしてもらえたらなと思います。




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