未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

連動す

2015-06-16 16:12:18 | 稽古
今週は躍動感のある蹴り。速く、そして伸びと強さがある蹴りを目指します。

蹴りと言っても足だけの問題に非ず、これは突きにしても同じ事。
体の使えるところ全部使って繰り出す突き蹴りが、単なる手足の運動のようなそれとは一線を画す力を生み出します。

運動の苦手な人というのは概ね末端運動をしているのです。手だけ、足だけ。

手も足も、それだけではなく全ての部位が胴を介して端から端まで繋がっています。だから蹴りであっても背中や腰を使うのです。

運動センスの良い人はこれを体で分かっているのか動きに躍動感があります。だから幼少期に色々な動きをさせるのが良いのですね。

空手の形でも手だけ、足だけを動かす別けた動きはありますがそれは飽くまで芯を通した中での動きなので結局は全身運動。

入門すると先輩の動きを見ることになりますが、彼らはある程度大きなところを掴んで完成されてきているので小さい動きに見えるかもしれません。
その見える処だけを真似ると何の意味もない動きしか出来なくなるので、初めは大きく動いて体を捉えていくのが大事です。

きっと空手以外でも活きてくるでしょう。





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