未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

稼働域

2018-09-11 23:10:12 | 稽古
最近一般部では稼働域を意識して体を動かす内容を続けています。小さく動かすだけではそこで固まってしまって力みを生み、更に硬化するという悪循環。40〜50代が多いので柔軟体操だけでは届かない部分へのアプローチです。

この世代は華麗な技を修得しようとする必要はないのです。10代20代と同じことしようとしてもそう上手くいくわけ無いので。技を体に運用する、ぐらいで構わないのではないかなと思います。会社で同期と並んだ時に随分若々しいとか。

例えば腰を起こさないと脚は上がりません。そこを頭と体で理解して腰を起こし少しでも腰痛の緩和・改善に繋がるのであればそれで価値があるではありませんか。
力んで体を丸めて殴り蹴り、毎日節々の鈍痛と闘うというのは健全な中高年とは言い難い(笑)逆説的なフルコンですが隙のない構えで若造を如何に躱すか或いは手玉に取るかを考えた方が建設的かなと思うのです。

少し逸れましたが、要するに大は小を兼ねても小は大を兼ねないという事です。技の大元は何処なのかを探ると大抵何でも技に成り得るのではないでしょうか。こういう研鑽の類は若者よりおっさんズの方が得意ですよね。






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